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○■森に生きる人―アフリカ熱帯雨林とピグミー (自然とともに)■ ― 2015年05月07日 22:18
森に生きることの楽しさと素晴らしさを伝える子ども向けの本(ルビあり)
寺嶋 秀明 (著)
単行本: 123ページ
出版社: 小峰書店 (2002/10)
商品の説明 内容(「MARC」データベースより)
森の中に住み、今も狩猟と採集の生活をしている人たちピグミー。森の生活、子どもの一日、驚異の方向感覚、狩猟と採集のエコロジー、家族と社会など、自然と共生するピグミーの人々を詳しく紹介。
著者略歴 (「BOOK著者紹介情報」より)
寺嶋/秀明
1951年、北海道札幌市に生まれる。京都大学理学部卒業、同大学院理学研究科博士課程修了。生態人類学・文化人類学専攻、理学博士。福井大学教育学部助教授をへて、1992年から神戸学院大学人文学部教授。1973年以来、沖縄諸島、アフリカ(コンゴ民主共和国、カメルーン)、中国海南島などでフィールドワーク。人と自然とのかかわりを中心に研究(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
■目次
はじめに 7
地球と森林 7
アフリカとフィールドワーク 9
森の民、ピグミー 13
I 森の生活 20
一、森を歩く 20
二、ピグミーのキャンプ 20
即席イス 27
キャンプ 30
三、チャックの一日 33
森の朝 33
蜂蜜採集 38
かいぼり漁 44
キャンプに帰る 49
夜の森の仲間たち 52
四、森の人のパワー 53
驚異の方向感覚 53
風のように、ヒョウのように 55
II ゆたかな森の恵み 58
一、狩猟―自然との知恵くらべ― 58
槍猟―ゾウ・バッファロー・イノシシ 59
弓矢猟 61 毒矢猟 61 モタ猟 63
網猟(ネットハンティング) 66
そのほかの猟 68
森の狩猟とサバンナの狩猟 69
二、採集 72
植物性食物 72
イモ 72 ナッツ 73 くだもの 75 キノコ 77
虫 79
蜂蜜 81
小魚など 83
三、狩猟と採集のエコロジー 83
肉の消費量 83
採集の役割 85
肉の価値 86
楽天主義 87
III 森の家族 90
一、家族と社会 90
結婚のルールと社会 90
男と女 93
夫婦げんか 95
二、病気とたたかう 97
アトサの病気 97
病気と医療 103
三、毎日のたのしみ 106
おしゃべりと遊び 106
歌 107
楽器 109
ダンス 111
仕事の喜び 112
IV 共生のためのルール 115
分かち合い 115
平等主義 117
自然とのつきあい方 120
■「はじめに」の「地球と森林」から
「森」というと、君は、どんな場所を想像するだろうか。森なんてどこにでもあるし、どんなものか、だれでも知っている。多くの人はそう思っているだろう。でも、森で暮らしたことのある人はほとんどいないにちがいない。この地球上には、とてもつなく広い森がある。日本列島がいくつも入るほどの森だ。そんな大きな森がアフリカ大陸の真ん中に広がっている。
(中略)
しかし、森というと、恐ろしいところと考える人もいる。うっそうとした深い木立。暗がりのなかにひそむ野獣や毒ヘビ。グリム童話などでも、森のなかには、狼や熊や魔女などが住んでいて、ふつうの人間にはとても危険なところであるかのように描かれている。とても楽しい感じはしないかもしれない。でも、ほんとうにそうなのだろうか。たしかに、うっそうと茂る森のなかに入るのはちょっとこわい気がする。でも、ぼくらは森の外に生きている人間だからそう思うのかもしれない。森のなかに生きている人がいるとしたら、その人たちは、まったくちがう見方をしているのではないだろうか。人間にとって森に生きることとは、どんなことなのだろうか。
■一言:
ピグミーの暮らしの全体像がわかる良書
■書評:
るびりん書林
寺嶋 秀明 (著)
単行本: 123ページ
出版社: 小峰書店 (2002/10)
商品の説明 内容(「MARC」データベースより)
森の中に住み、今も狩猟と採集の生活をしている人たちピグミー。森の生活、子どもの一日、驚異の方向感覚、狩猟と採集のエコロジー、家族と社会など、自然と共生するピグミーの人々を詳しく紹介。
著者略歴 (「BOOK著者紹介情報」より)
寺嶋/秀明
1951年、北海道札幌市に生まれる。京都大学理学部卒業、同大学院理学研究科博士課程修了。生態人類学・文化人類学専攻、理学博士。福井大学教育学部助教授をへて、1992年から神戸学院大学人文学部教授。1973年以来、沖縄諸島、アフリカ(コンゴ民主共和国、カメルーン)、中国海南島などでフィールドワーク。人と自然とのかかわりを中心に研究(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
■目次
はじめに 7
地球と森林 7
アフリカとフィールドワーク 9
森の民、ピグミー 13
I 森の生活 20
一、森を歩く 20
二、ピグミーのキャンプ 20
即席イス 27
キャンプ 30
三、チャックの一日 33
森の朝 33
蜂蜜採集 38
かいぼり漁 44
キャンプに帰る 49
夜の森の仲間たち 52
四、森の人のパワー 53
驚異の方向感覚 53
風のように、ヒョウのように 55
II ゆたかな森の恵み 58
一、狩猟―自然との知恵くらべ― 58
槍猟―ゾウ・バッファロー・イノシシ 59
弓矢猟 61 毒矢猟 61 モタ猟 63
網猟(ネットハンティング) 66
そのほかの猟 68
森の狩猟とサバンナの狩猟 69
二、採集 72
植物性食物 72
イモ 72 ナッツ 73 くだもの 75 キノコ 77
虫 79
蜂蜜 81
小魚など 83
三、狩猟と採集のエコロジー 83
肉の消費量 83
採集の役割 85
肉の価値 86
楽天主義 87
III 森の家族 90
一、家族と社会 90
結婚のルールと社会 90
男と女 93
夫婦げんか 95
二、病気とたたかう 97
アトサの病気 97
病気と医療 103
三、毎日のたのしみ 106
おしゃべりと遊び 106
歌 107
楽器 109
ダンス 111
仕事の喜び 112
IV 共生のためのルール 115
分かち合い 115
平等主義 117
自然とのつきあい方 120
■「はじめに」の「地球と森林」から
「森」というと、君は、どんな場所を想像するだろうか。森なんてどこにでもあるし、どんなものか、だれでも知っている。多くの人はそう思っているだろう。でも、森で暮らしたことのある人はほとんどいないにちがいない。この地球上には、とてもつなく広い森がある。日本列島がいくつも入るほどの森だ。そんな大きな森がアフリカ大陸の真ん中に広がっている。
(中略)
しかし、森というと、恐ろしいところと考える人もいる。うっそうとした深い木立。暗がりのなかにひそむ野獣や毒ヘビ。グリム童話などでも、森のなかには、狼や熊や魔女などが住んでいて、ふつうの人間にはとても危険なところであるかのように描かれている。とても楽しい感じはしないかもしれない。でも、ほんとうにそうなのだろうか。たしかに、うっそうと茂る森のなかに入るのはちょっとこわい気がする。でも、ぼくらは森の外に生きている人間だからそう思うのかもしれない。森のなかに生きている人がいるとしたら、その人たちは、まったくちがう見方をしているのではないだろうか。人間にとって森に生きることとは、どんなことなのだろうか。
■一言:
ピグミーの暮らしの全体像がわかる良書
■書評:
るびりん書林
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