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◎●食生活と身体の退化―未開人の食事と近代食その影響の比較研究●2016年02月04日 17:34

1930年代、近代人における虫歯の広まりと身体の退化を食い止めようと、未開人社会を調査したW.A.プライス博士


W.A.プライス (著), 片山 恒夫 (翻訳)
-: 509ページ
出版社: 豊歯会刊行部 (1978/12)

■内容(「BOOK」データベースより)
現代文明と接触し食生活が「近代化」しはじめたとたん、先住民族の口腔や顎の構造がどんなに打撃を受け、劣化しはじめるか。―1930年代に世界各地で10数年にわたるフィールドワークをつみ重ね、その事実を明らかにして現代人の食生活に警鐘を鳴らしたウェストン・プライス博士の記念碑的「古典的名著」が、いま、読みやすい形で日本人に提供される。
著者略歴 (「BOOK著者紹介情報」より)
片山/恒夫
1910‐2006。大阪歯科医専卒(現・大阪歯科大学)、豊中保健所、大阪府歯科衛生士養成所長、大阪府衛生部、市立豊中病院歯科部長を経て片山歯科研究所を主宰した。元日本歯周病学会理事、元口腔衛生学評議員、医学博士、F.L.C.D.(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

■目次
翻訳出版によせて 木所正直 vii
序文 梅棹忠夫 viii
序にかえて 丸山博 ix
推薦のことば 橋本正巳 x
図一覧 xiii
序 [ウェストン・A・プライス] xxi
序文 [アーネスト・A・フートン] xxiii
ヘリティジ版[決定上製版]への序 [グランビル・F・ナイト] xxv
序論 1
1 なぜ未開種族から学ぶのか 5
2 衰退の一途を辿る近代文明 9
3 スイス:―孤立した住民と近代化した住民― 23
4 ゲール族:―孤立した住民と近代化した住民― 43
5 エスキモー:―孤立した住民と近代化した住民― 57
6 北米インディアン:―孤立した住民と近代化した住民― 72
7 メラネシア人:―孤立した住民と近代化した住民― 101
8 ポリネシア人:―孤立した住民と近代化した住民― 113
9 アフリカ諸種族:―孤立した住民と近代化した住民― 126
10 オーストラリア原住民:―孤立した住民と近代化した住民― 158
11 トレス海峡諸島:―孤立した住民と近代化した住民― 180
12 ニュージーランド・マオリ族:―孤立した住民と近代化した住民― 193
13 ペルーの古代文明人 206
14 ペルー・インディアン:―孤立した住民と近代化した住民― 230
15 近代食と未開食の特徴 246
16 未開人の虫歯予防法 271
17 身体的変形の原因 290
18 胎児の栄養的欠陥とその病種 314
19 肉体, 精神と道徳の退廃 340
20 土壌の消耗と動植物の退化 367
21 原住民の知恵の実際的応用 378
増補目次
増補への序文 [ウェストン・A・プライス] 409
増補によせて [Wm・A・アルブレヒト] 412
22 ビタミンに類似した新賦活剤 414
23 食物は土壌の肥沃さに支えられる [Wm・A・アルブレヒト] 437
24 動植物の生育とフッ素 447
25 母なる自然はいかにして我々を造り給うたか 452
26 近代における退化の諸段階 463
27 人類の復興をはかる食事計画 473
28 教育による社会改革 494
結び 我々のもつ対立する二つの大問題は解決されるだろうか 500
訳者あとがき 507


ウェストン・A. プライス (著), Weston A. Price (原著), 片山 恒夫 (翻訳), 恒志会 (翻訳)
単行本: 469ページ
出版社: 恒志会; 増補・改訂版 (2010/10)

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