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○■カルト村で生まれました。■2016年04月10日 08:13

成人するとともに村を離れた本人がマンガで伝えるカルト村の暮らし


著者:高田 かや
出版社: 文藝春秋
2016年2月15日発行
143ページ

■内容紹介
「平成の話とは思えない!」「こんな村があるなんて!」と、WEB連載時から大反響!!
衝撃的な初投稿作品が単行本に!

「所有のない社会」を目指す「カルト村」で生まれ、19歳のときに自分の意志で村を出た著者が、両親と離され、労働、空腹、体罰が当たり前の暮らしを送っていた少女時代を回想して描いた「実録コミックエッセイ」。

〈カルト村ってどんなとこ?〉
●大人と子供の生活空間が別々 ●朝5時半起床で労働 ●布団は2人で1組●食事は昼と夜のみ ●卵ミルクを飲ませられる ●お小遣いはもらえない●すべてのモノが共有で、服もお下がり ●男子は丸刈り、女子はショートカット●ビンタ、正座、食事抜きなど体罰は当たり前 ●手紙は検閲される●テレビは「日本昔ばなし」のみ ●漫画は禁止、ペットも飼えない●自然はいっぱい。探険など外遊びは楽しい♪

内容(「BOOK」データベースより)
WEB連載時から大反響!!「所有のない社会」を目指すカルト村で生まれ、両親と離され、労働、空腹、体罰が当たり前の暮らしを送っていた少女時代を描く「実録コミックエッセイ」

著者略歴 (「BOOK著者紹介情報」より)
高田/かや
生まれてから19歳まで、カルト村で共同生活を送る。村を出てから一般社会で知り合った男性と結婚。村での実体験を回想して描いた作品を「クレアコミックエッセイルーム」に投稿したことがきっかけでデビュー。『カルト村で生まれました。』が初の単行本となる(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

■もくじ
プロローグ 4
村の問題児 13
[おまけ四コマ]「トイレ掃除」 40

村の子の生活 41
[おまけ四コマ]「食い意地」 84

村の子の四季 85
[おまけ四コマ]「におい」 116

村の子旅に出る 117

エピローグ 133
あとがき 138
[おまけマンガ]「このコミックエッセイができるまで」 140

■「あとがき」冒頭部分
「自分の意志や思想ではなく、生まれた場所がたまたまカルトの村だった子供から見た、カルト体験コミックエッセイです。描き始めたばかりですが、感想やご指摘いただけると嬉しいです」
  そんな言葉を添えて、初めて投稿した十三枚の作品が、ウェブに掲載され、「クレアコミックエッセイルーム」で連載となり、その一年後には単行本になるなんて……まったく世の中はわからないものです。

■書評
別館