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○■食べない、死なない、争わない (人生はすべて思いどおり--伝説の元裁判官の生きる知恵)■2016年05月15日 08:43

食べないから健康、死なないから幸福、争わないから平和


著者:稲葉耶季(いなば やすえ)
出版社: マキノ出版
2015年4月21日発行
186ページ

■商品の説明
内容紹介
食べないから健康、死なないから幸福、争わないから平和。
ベストセラー『食べない人たち』に登場する「不思議なI先生」こと稲葉耶季が遂にベールを脱いだ!
渋谷は公園通りの東京山手教会に生まれ、裁判所で判事を務めるかたわら、ヒマラヤで学校づくりに奔走し、現在は尼僧−−−−本能のままに行動して、すべてを実現させる生き方を余すところなく紹介した一冊。「いまを生きる16の知恵」を収載。

内容(「BOOK」データベースより)
ベストセラー『食べない人たち』の「不思議なI先生」が遂にベールを脱いだ!教会に生まれ、裁判所で判事を務めるかたわら、ヒマラヤで学校づくりに奔走し、現在は尼僧―「いまを生きる16の知恵」を収載。

著者について
稲葉耶季(いなば・やすえ)
1942年、東京都生まれ。67年、東京大学経済学部経済学科卒業。
69年、同大学同学部経営学科を卒業し、東京都庁に就職。
77年、司法研修所をへて静岡地方裁判所判事補となり、以後、名古屋、群馬などに勤務。
93年、那覇地方裁判所判事。97年、横浜地方裁判所判事。同年、インド北部に「ヒマラヤ稲葉学校」を設立。
99年、琉球大学法文学部教授。2006年、那覇簡易裁判所判事。09年、名護簡易裁判所判事。
12年、定年退官。13年11月、臨済宗の僧侶となる。14年1月、弁護士登録。
同年9月、インド・ラジギールで修行。15年1月よりインド・ナグプール仏教大学設立アドバイザーとして活動中。

■目次
はじめに ~悠々とした大河の流れのように生きる~ 1
第1章 食べない(5ヵ月の不食体験と現在)
食べないほうが幸せ――だけどときが満ちるのを待つ 16
体の準備ができたときにやめるきっかけに出会う 19
肉や魚をやめたらおなかをこわさなくなった 23
不食が結んだ秋山弁護士との縁 26
玄米ごはんほどおいしいものはほかにない 30
西洋医学をさけ食事とホメオパシーで健康を保つ 34
ウシを養う穀物で10倍の人が養える 38
不食のメカニズム①「腸内細菌」 41
化学物質は腸内バクテリアにダメージを与える 46
不食のメカニズム②「プラーナ」 49
瞑想中に虹色の光のプラーナが降りそそいだ 52
不食のメカニズム③「空気」 55
食べない人ほど眠らなくてすむ 58
不食で飢餓をなくせるか 60
呼吸さえしないで一定期間過ごせる人もいる 64
少食・不食の道は誰にでも歩める 68
近未来の食事のスタイル――食べても食べなくてもよい 71

第2章 死なない(死はふるさとに帰るうれしいイベント)
私が死を恐れなくなったわけ 76
このうえなく安らかなインドの死に方 78
日本など先進国の終末期医療は魂を苦しませる 82
「姥捨て山」は悲劇ではない 86
輪廻転生――人は何度でも生まれ変わる 90
生まれ変わりを信じてたくましく生きるインドの人たち 92
今生の学びは必ず生かされる 96
すべての人は旅の途中 99
チベット仏教の「死者の書」で学んだ転生 102
「ヘミシンク」でさらに深く理解 105
死は光のふるさとに帰ること 109
「無性にしたいこと」の原因は前世にある 112
犯罪の経験によっても本質は成長する 115
光の世界にうまく帰れない人もいる 118
逝くときを自分で選ぶという生き方 121

第3章 争わない(武器を満たないことこそ強い)
自分を、子供を、国を守るとは…… 126
暴虐で成り立った国は長続きしない 129
お手本はガンディーによる非暴力主義 133
花は花以外のものでできている 137
「すべては空」とはどういうことか 141
誰かが正しいことをいい続けるしかない 146
戦争の本当の原因は武器商人 148
全体が幸せに生き続けられるしくみを 152
自由に生き、かつ争わない 156

付章 いまを生きる16の知恵
生きることは楽しいこと、大きな意味のあることです。 162
いまを生きる16の知恵 163
瞑想の手引き 176

おわりに~食べること、死ぬこと、争うこと――やめました~ 179
参考文献 186

■「はじめに」の終わりの部分

川の水が、出っぱった岩に荒々しくぶつかるのではなく、スルリと迂回(うかい)して流れていくように、自分が好きなように生きながらも、他者とぶつからずに生きるのが理想です。 長く裁判官という職を務めてきましたが、人としては誰をもジャッジしないという姿勢を貫こうとしてきたつもりです。

本書のタイトル『食べない、死なない、争わない』は、字面だけを見ると、なんとなくものものしい雰囲気に感じられるかもしれませんが、「こうしてください」とか「こうあらねば」とかいう主張ではありません。 右にあげたようなさまざまな体験をするなかで、自分が自然に心地よく生きる知恵として学んだことを、三つの柱にまとめてみたものです。

「これは誰かの参考になるかもしれないからお伝えしたいな」と思うことをまとめただけなのですが、奇しくもいまの時代に、注目される三つのテーマに集約されました。 それぞれのことに興味がある人に、何かの形で参考にしていただけたら幸いです。


■書評
本が好き!

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