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○■この人を見よ■ ― 2017年06月05日 13:20
「神は死んだ」という言葉の真意はどこにあるのだろう
フリードリヒ ニーチェ (著), Friedrich Nietzsche (原著), 丘沢 静也 (翻訳)
文庫: 242ページ
出版社: 光文社 (2016/10/12)
■商品の説明
内容(「BOOK」データベースより)
「私の言葉に耳を傾けてくれ!私はこれこれの者であるのだから。どうか、私のことを勘違いしないでもらいたい!」。精神が壊れる直前に、超人、偶像、価値の価値転換など、自らの哲学の歩みを、晴れやかに痛快に語った、ニーチェ自身による最高のニーチェ公式ガイドブック!
著者略歴 (「BOOK著者紹介情報」より)
ニーチェ,フリードリヒ
1844‐1900。ドイツの思想家。プロイセン生まれ。プロテスタントの牧師の家系。ボン大学神学部に入学するが、古典文献学に転向。24歳の若さでバーゼル大学の教授になるが、処女作『悲劇の誕生』が学界で反発され、事実上、アカデミズムから追放される。キリスト教道徳、近代市民社会、西洋形而上学などをラディカルに批判して、20世紀以降の文学・思想・哲学に大きな影響をあたえてきた。晩年は精神錯乱に陥って、死去
丘沢/静也
1947年まれ。ドイツ文学者。首都大学東京名誉教授(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
■目次
なぜ私はこんなに賢いのか 21
なぜ私はこんなに利口なのか 47
なぜ私はこんなに良い本を書くのか 84
・悲劇の誕生 104
・反時代的考察 115
・人間的な、あまりに人間的な 125
・朝焼け[=曙光] 138
・楽しい学問 144
・ツァラトゥストラはこう言った 147
・善悪の彼岸 175
・道徳の系譜 179
・偶像の黄昏 182
・ワーグナーの場合 187
なぜ私は運命であるのか 201
宣戦布告 <欠>
ハンマーがしゃべる <欠>
解説―ニーチェによる、ニーチェのための、ニーチェ入門 丘沢 静也 220
ニーチェ年譜 232
訳者あとがき 237
■「訳者あとがき」の冒頭部分
この本は、Friedrich Nietzsche: Ecce homo. Wie man wird, was man ist.(1888脱稿)の翻訳です。
底本は、グロイター版。Friedrich Nietzsche, Sämtliche Werke, Kritische Studienausgabe in 15 Bänden,hg. von Giorgio Colli Mazzino Montinari [=KSA] Bd.6, dtv/ de Gruyter 1980。
■書評
「神は死んだ」という言葉の真意はどこにあるのだろう
フリードリヒ ニーチェ (著), Friedrich Nietzsche (原著), 丘沢 静也 (翻訳)
文庫: 242ページ
出版社: 光文社 (2016/10/12)
■商品の説明
内容(「BOOK」データベースより)
「私の言葉に耳を傾けてくれ!私はこれこれの者であるのだから。どうか、私のことを勘違いしないでもらいたい!」。精神が壊れる直前に、超人、偶像、価値の価値転換など、自らの哲学の歩みを、晴れやかに痛快に語った、ニーチェ自身による最高のニーチェ公式ガイドブック!
著者略歴 (「BOOK著者紹介情報」より)
ニーチェ,フリードリヒ
1844‐1900。ドイツの思想家。プロイセン生まれ。プロテスタントの牧師の家系。ボン大学神学部に入学するが、古典文献学に転向。24歳の若さでバーゼル大学の教授になるが、処女作『悲劇の誕生』が学界で反発され、事実上、アカデミズムから追放される。キリスト教道徳、近代市民社会、西洋形而上学などをラディカルに批判して、20世紀以降の文学・思想・哲学に大きな影響をあたえてきた。晩年は精神錯乱に陥って、死去
丘沢/静也
1947年まれ。ドイツ文学者。首都大学東京名誉教授(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
■目次
なぜ私はこんなに賢いのか 21
なぜ私はこんなに利口なのか 47
なぜ私はこんなに良い本を書くのか 84
・悲劇の誕生 104
・反時代的考察 115
・人間的な、あまりに人間的な 125
・朝焼け[=曙光] 138
・楽しい学問 144
・ツァラトゥストラはこう言った 147
・善悪の彼岸 175
・道徳の系譜 179
・偶像の黄昏 182
・ワーグナーの場合 187
なぜ私は運命であるのか 201
宣戦布告 <欠>
ハンマーがしゃべる <欠>
解説―ニーチェによる、ニーチェのための、ニーチェ入門 丘沢 静也 220
ニーチェ年譜 232
訳者あとがき 237
■「訳者あとがき」の冒頭部分
この本は、Friedrich Nietzsche: Ecce homo. Wie man wird, was man ist.(1888脱稿)の翻訳です。
底本は、グロイター版。Friedrich Nietzsche, Sämtliche Werke, Kritische Studienausgabe in 15 Bänden,hg. von Giorgio Colli Mazzino Montinari [=KSA] Bd.6, dtv/ de Gruyter 1980。
■書評
「神は死んだ」という言葉の真意はどこにあるのだろう
◎■彗星パンスペルミア■ ― 2017年06月11日 21:06
地球という限られた空間よりも、広大な宇宙のほうが生命誕生の場としてふさわしいのかもしれない。そして宇宙は同じ起源を持つ生命にあふれているのかもしれない。
チャンドラ・ウィックラマシンゲ (著), 松井 孝典 (監修), 所 源亮 (翻訳)
単行本: 244ページ
出版社: 恒星社厚生閣 (2017/5/2)
■商品の説明
内容紹介
生命は彗星に乗って地球にやってきた!
「パンスペルミア」説とは、生命の起源についての仮説の一つ。この宇宙には生命が満ち溢れており、宇宙から生命が何らかの方法で地球に運ばれてきたとする考えのこと。
著者のチャンドラ・ウィックラマシンゲとフレッド・ホイルは、彗星による「パンスペルミア」説を初めて唱えた。
本書では、これまで彼らが展開してきたパンスペルミア論について、丁寧に根気よく、そして科学的にその根拠を紹介してゆく。
最新の知見に基づき、訳者と監修者による補注を加えた。
【帯より】一橋大学教授 楠木 建氏 推薦「毎日忙しく仕事をしている人も、たまには時間と空間の両軸でぶっ飛んだ本を読んだ方がいい。宇宙や天文学と関わりがない普通の人にこそ本書をお薦めする。」
内容(「BOOK」データベースより)
パンスペルミア説とは…この宇宙には生命が満ち溢れており、宇宙から生命が何らかの方法で地球に運ばれてきたという考えのこと。著者のチャンドラ・ウィックラマシンゲとフレッド・ホイルは「彗星パンスペルミア説」を初めて唱えた。―彼らは科学界の異端者か?それとも先駆者なのか?!
著者略歴 (「BOOK著者紹介情報」より)
ウィックラマシンゲ,チャンドラ
1939年1月20日スリランカの首都コロンボに生まれた。1960年にセイロン大学(今のコロンボ大学)の数学科を卒業。第1回の英連邦奨学生の3人の中の1人に選ばれ、ケンブリッジ大学に入学した。フレッド・ホイルとともに、生命は宇宙に満ち溢れているという「パンスペルミア論」を徹底した実証主義に基づいて研究。スリランカの国家栄誉賞「ウッドヤ・ジョディ」、ケンブリッジ大学「パウエル英詩賞」、「ダグ・ハマーショルド科学賞」(フレッド・ホイルと共同)を受賞。ウェールズ大学応用数学・天文学学科長、スリランカ大統領科学顧問、スリランカ基礎科学研究所所長などを歴任し、現在バッキンガム大学宇宙生物学研究センター長として精力的に研究を続けている
松井/孝典
1946年生まれ。1970年、東京大学理学部卒業、1976年、理学博士(東京大学大学院理学系研究科)。現在、東京大学名誉教授、千葉工大惑星探査研究センター所長。一般社団法人ISPA理事長。政府の宇宙政策委員会の委員長代理。専門は、アストロバイオロジー、地球惑星物理学、文明論
所/源亮
1949年生まれ。1972年、一橋大学経済学部卒業。世界最大の種子会社パイオニア・ハイブレッド・インターナショナル社(米国)を経て、1986年、ゲン・コーポレーションを設立。1994年、旭化成と動物用ワクチンの開発企業の日本バイオロジカルズ社を設立、2009年に売却。2009年~2015年、一橋大学イノベーション研究センター特任教授。2014年、一般社団法人ISPA(宇宙生命・宇宙経済研究所)を松井孝典博士、チャンドラ・ウィックラマシンゲ博士とともに設立。医療・薬業如水会名誉会長、京都バイオファーマ製薬株式会社代表取締役社長(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
■目次
序章
第1章 パンスペルミアの起源
第2章 地球上の原始スープと進化
第3章 生命の宇宙論
第4章 星間塵と生物モデルの一致
第5章 鍵は彗星にあり
第6章 ヒトゲノムに潜む宇宙ウイルス
第7章 流行病の足跡
第8章 地球にやって来る微生物
第9章 太陽系内の惑星に存在する生命
第10章 系外惑星の探索
第11章 地球外知的生命は存在するか
第12章 手がかりは隕石にある
第13章 彗星衝突と文明
第14章 赤い雨の謎
終章
参考文献 209
監修者あとがき 215
事項索引 218
人名索引 223
■「訳者まえがき」の終わり近くの部分より
われわれは, 自分の“無知”を認識し、それを克服することによって, はじめて, 宇宙という時空における本当の自分を理解することができる. それは, 限りなく謙遜を心がけ謙虚に生きなければならないことを教えている. そして, “無知”は謙遜も謙虚も決して育てないことを知る.
人類は, その誕生以来, ずっと空を見上げ, 創造主を探している. 自らの起源と, 究極的な運命を知りたい, という切実な願いである. その問いとは, 「われわれはどこから来たのか?」, 「われわれは何者か?」, 「われわれはどこに行くのか?」である. 本書は, この問いに対し, 明快に、最新の実証主義科学に基づいて, 「われわれは宇宙からやってきた」, 「われわれはウイルスである」, 「われわれ(DNA)は, 宇宙に戻る」という回答を示している.
もし本書の主張が今後, 実証主義科学によってさらに補足証明されることになれば, 本書は, 現代の最も重要な本の一つに数えられることになるであろう. 本書によって, 実証主義の科学が主流となり, 人類が「無知」を認識し, 謙遜と謙虚な生き方を志向することになれば, それは著者の最大の研究成果であろう.
■書評
地球という限られた空間よりも、広大な宇宙のほうが生命誕生の場としてふさわしいのかもしれない。そして宇宙は同じ起源を持つ生命にあふれているのかもしれない。
チャンドラ・ウィックラマシンゲ (著), 松井 孝典 (監修), 所 源亮 (翻訳)
単行本: 244ページ
出版社: 恒星社厚生閣 (2017/5/2)
■商品の説明
内容紹介
生命は彗星に乗って地球にやってきた!
「パンスペルミア」説とは、生命の起源についての仮説の一つ。この宇宙には生命が満ち溢れており、宇宙から生命が何らかの方法で地球に運ばれてきたとする考えのこと。
著者のチャンドラ・ウィックラマシンゲとフレッド・ホイルは、彗星による「パンスペルミア」説を初めて唱えた。
本書では、これまで彼らが展開してきたパンスペルミア論について、丁寧に根気よく、そして科学的にその根拠を紹介してゆく。
最新の知見に基づき、訳者と監修者による補注を加えた。
【帯より】一橋大学教授 楠木 建氏 推薦「毎日忙しく仕事をしている人も、たまには時間と空間の両軸でぶっ飛んだ本を読んだ方がいい。宇宙や天文学と関わりがない普通の人にこそ本書をお薦めする。」
内容(「BOOK」データベースより)
パンスペルミア説とは…この宇宙には生命が満ち溢れており、宇宙から生命が何らかの方法で地球に運ばれてきたという考えのこと。著者のチャンドラ・ウィックラマシンゲとフレッド・ホイルは「彗星パンスペルミア説」を初めて唱えた。―彼らは科学界の異端者か?それとも先駆者なのか?!
著者略歴 (「BOOK著者紹介情報」より)
ウィックラマシンゲ,チャンドラ
1939年1月20日スリランカの首都コロンボに生まれた。1960年にセイロン大学(今のコロンボ大学)の数学科を卒業。第1回の英連邦奨学生の3人の中の1人に選ばれ、ケンブリッジ大学に入学した。フレッド・ホイルとともに、生命は宇宙に満ち溢れているという「パンスペルミア論」を徹底した実証主義に基づいて研究。スリランカの国家栄誉賞「ウッドヤ・ジョディ」、ケンブリッジ大学「パウエル英詩賞」、「ダグ・ハマーショルド科学賞」(フレッド・ホイルと共同)を受賞。ウェールズ大学応用数学・天文学学科長、スリランカ大統領科学顧問、スリランカ基礎科学研究所所長などを歴任し、現在バッキンガム大学宇宙生物学研究センター長として精力的に研究を続けている
松井/孝典
1946年生まれ。1970年、東京大学理学部卒業、1976年、理学博士(東京大学大学院理学系研究科)。現在、東京大学名誉教授、千葉工大惑星探査研究センター所長。一般社団法人ISPA理事長。政府の宇宙政策委員会の委員長代理。専門は、アストロバイオロジー、地球惑星物理学、文明論
所/源亮
1949年生まれ。1972年、一橋大学経済学部卒業。世界最大の種子会社パイオニア・ハイブレッド・インターナショナル社(米国)を経て、1986年、ゲン・コーポレーションを設立。1994年、旭化成と動物用ワクチンの開発企業の日本バイオロジカルズ社を設立、2009年に売却。2009年~2015年、一橋大学イノベーション研究センター特任教授。2014年、一般社団法人ISPA(宇宙生命・宇宙経済研究所)を松井孝典博士、チャンドラ・ウィックラマシンゲ博士とともに設立。医療・薬業如水会名誉会長、京都バイオファーマ製薬株式会社代表取締役社長(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
■目次
序章
第1章 パンスペルミアの起源
第2章 地球上の原始スープと進化
第3章 生命の宇宙論
第4章 星間塵と生物モデルの一致
第5章 鍵は彗星にあり
第6章 ヒトゲノムに潜む宇宙ウイルス
第7章 流行病の足跡
第8章 地球にやって来る微生物
第9章 太陽系内の惑星に存在する生命
第10章 系外惑星の探索
第11章 地球外知的生命は存在するか
第12章 手がかりは隕石にある
第13章 彗星衝突と文明
第14章 赤い雨の謎
終章
参考文献 209
監修者あとがき 215
事項索引 218
人名索引 223
■「訳者まえがき」の終わり近くの部分より
われわれは, 自分の“無知”を認識し、それを克服することによって, はじめて, 宇宙という時空における本当の自分を理解することができる. それは, 限りなく謙遜を心がけ謙虚に生きなければならないことを教えている. そして, “無知”は謙遜も謙虚も決して育てないことを知る.
人類は, その誕生以来, ずっと空を見上げ, 創造主を探している. 自らの起源と, 究極的な運命を知りたい, という切実な願いである. その問いとは, 「われわれはどこから来たのか?」, 「われわれは何者か?」, 「われわれはどこに行くのか?」である. 本書は, この問いに対し, 明快に、最新の実証主義科学に基づいて, 「われわれは宇宙からやってきた」, 「われわれはウイルスである」, 「われわれ(DNA)は, 宇宙に戻る」という回答を示している.
もし本書の主張が今後, 実証主義科学によってさらに補足証明されることになれば, 本書は, 現代の最も重要な本の一つに数えられることになるであろう. 本書によって, 実証主義の科学が主流となり, 人類が「無知」を認識し, 謙遜と謙虚な生き方を志向することになれば, それは著者の最大の研究成果であろう.
■書評
地球という限られた空間よりも、広大な宇宙のほうが生命誕生の場としてふさわしいのかもしれない。そして宇宙は同じ起源を持つ生命にあふれているのかもしれない。
○■ハキリアリ 農業を営む奇跡の生物 (飛鳥新社ポピュラーサイエンス)■ ― 2017年06月30日 18:23
人類以外で農業に手を出した唯一の集団として見ると、人類の行く末を考える上で大変面白いのがハキリアリである
バート・ヘルドブラー (著), エドワード・O・ウィルソン (著), 梶山あゆみ (翻訳)
単行本: 176ページ
出版社: 飛鳥新社 (2012/4/19)
■商品の説明
内容紹介
テレビなどでもおなじみ、地球上で最も人間くさい振る舞いをする昆虫、ハキリアリのすべて。
切り取った葉で食用キノコを栽培し、2000部屋もある大住居を構え、体の表面で抗生物質まで作り出す。
驚くべきハキリアリの生態にピューリッツァー賞作家が迫る!
80点以上の写真、イラストをオールカラーで収録! !
内容(「BOOK」データベースより)
地球上で最も人間くさい振る舞いをする昆虫のすべて。切り取った葉で食用キノコを栽培し、2000部屋もある大住居を構え、体の表面で抗生物質まで作り出す。驚くべきハキリアリの生態にピューリッツァー賞作家が迫る。80点以上のカラー写真、イラストを収録。
著者略歴 (「BOOK著者紹介情報」より)
ヘルドブラー,バート
米国アリゾナ州立大学(ASU)の生命科学部創立教授。ASUの前には、ハーヴァード大学で動物学のアレグザンダー・アガシ記念教授(1973~1990年)を、またドイツのヴュルツブルク大学で行動生理学・社会生物学部長(1989~2004年)を務める。2002年にはコーネル大学アンドリュー・D・ホワイト記念教授に任命されている。国内外のさまざまな学術団体の会員でもあり、主なものにはドイツのレオポルディナ科学アカデミー、アメリカ哲学会、アメリカ芸術科学アカデミー、アメリカ科学財団などがある
ウィルソン,エドワード・O.
1929年、米国アラバマ州バーミングハム生まれ。幼い頃から自然環境に興味を抱く。アラバマ大学で進化生物学を学んだのち、研究職と教職の道に進み、ハーヴァード大学では41年間教壇に立つ。科学や文学の分野で100を超える賞を受賞している。自著の『人間の本性について』(筑摩書房)とヘルドブラーとの共著『蟻(The Ants)』で2度のピュリッツァー賞を受賞したほか、アメリカ国家科学賞、ノーベル賞が扱わない分野に贈られるスウェーデン王立科学アカデミーのクラフォード賞、日本の国際生物学賞、イタリアの大統領賞と国際ノニーノ賞、アメリカ哲学会のフランクリン賞など
梶山/あゆみ
東京都立大学人文学部英文科卒業(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
■目次
はじめに 2
1 究極の超個体 11
2 菌類を栽培するアリの進化 18
3 ハキリアリの一生 37
4 ハキリアリの階級制度 60
5 植物の収穫 70
6 ハキリアリ同士のコミュニケーション 89
7 ハキリアリと菌との助けあい 103
8 菌栽培における衛生管理 111
9 ゴミの管理 123
10 略奪アリと寄生アリ 127
11 ハキリアリの巣 132
12 ハキリアリの作る道 140
訳者あとがき 146
用語解説 150
参考文献 174
■「訳者あとがき」の冒頭部分
緑の葉をかついで、森や林の道を延々と行進するハキリアリ。テレビの動物番組でもおなじみだ。アリがあの葉っぱを食べていると思っている人はまだまだ初級者。いや、あの葉を使ってキノコ(菌)を栽培しているのだ、といえる人は中級者。でも、実際にどうやって栽培しているのかや、アリと菌が具体的にどう助けあっているかを知る人はあまり多くないのではないだろうか。ハキリアリが農業を始めたのが人類より何千万年も古いということも。
そうしたさまざまな驚異を明らかにして、ハキリアリ上級者への道を開くのがこの本『ハキリアリ 農業を営む奇跡の生物』だ。
ハキリアリだけを取りあげて大人向けに本格的に解説したのは、本書が本邦初である。(子供向けには『キノコを育てるアリ』[新日本出版社]があり)。嬉しいのは、多数の図版が収録されているところだ。合計七〇枚以上に及ぶ見事なカラー写真は、内容の理解を助けるのはもちろん、資料としても貴重で、見ているだけで楽しい。要所に挿入されたイラストも、具体的なイメージを描くのに役立つ。
■書評
人類以外で農業に手を出した唯一の集団として見ると、人類の行く末を考える上で大変面白いのがハキリアリである
バート・ヘルドブラー (著), エドワード・O・ウィルソン (著), 梶山あゆみ (翻訳)
単行本: 176ページ
出版社: 飛鳥新社 (2012/4/19)
■商品の説明
内容紹介
テレビなどでもおなじみ、地球上で最も人間くさい振る舞いをする昆虫、ハキリアリのすべて。
切り取った葉で食用キノコを栽培し、2000部屋もある大住居を構え、体の表面で抗生物質まで作り出す。
驚くべきハキリアリの生態にピューリッツァー賞作家が迫る!
80点以上の写真、イラストをオールカラーで収録! !
内容(「BOOK」データベースより)
地球上で最も人間くさい振る舞いをする昆虫のすべて。切り取った葉で食用キノコを栽培し、2000部屋もある大住居を構え、体の表面で抗生物質まで作り出す。驚くべきハキリアリの生態にピューリッツァー賞作家が迫る。80点以上のカラー写真、イラストを収録。
著者略歴 (「BOOK著者紹介情報」より)
ヘルドブラー,バート
米国アリゾナ州立大学(ASU)の生命科学部創立教授。ASUの前には、ハーヴァード大学で動物学のアレグザンダー・アガシ記念教授(1973~1990年)を、またドイツのヴュルツブルク大学で行動生理学・社会生物学部長(1989~2004年)を務める。2002年にはコーネル大学アンドリュー・D・ホワイト記念教授に任命されている。国内外のさまざまな学術団体の会員でもあり、主なものにはドイツのレオポルディナ科学アカデミー、アメリカ哲学会、アメリカ芸術科学アカデミー、アメリカ科学財団などがある
ウィルソン,エドワード・O.
1929年、米国アラバマ州バーミングハム生まれ。幼い頃から自然環境に興味を抱く。アラバマ大学で進化生物学を学んだのち、研究職と教職の道に進み、ハーヴァード大学では41年間教壇に立つ。科学や文学の分野で100を超える賞を受賞している。自著の『人間の本性について』(筑摩書房)とヘルドブラーとの共著『蟻(The Ants)』で2度のピュリッツァー賞を受賞したほか、アメリカ国家科学賞、ノーベル賞が扱わない分野に贈られるスウェーデン王立科学アカデミーのクラフォード賞、日本の国際生物学賞、イタリアの大統領賞と国際ノニーノ賞、アメリカ哲学会のフランクリン賞など
梶山/あゆみ
東京都立大学人文学部英文科卒業(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
■目次
はじめに 2
1 究極の超個体 11
2 菌類を栽培するアリの進化 18
3 ハキリアリの一生 37
4 ハキリアリの階級制度 60
5 植物の収穫 70
6 ハキリアリ同士のコミュニケーション 89
7 ハキリアリと菌との助けあい 103
8 菌栽培における衛生管理 111
9 ゴミの管理 123
10 略奪アリと寄生アリ 127
11 ハキリアリの巣 132
12 ハキリアリの作る道 140
訳者あとがき 146
用語解説 150
参考文献 174
■「訳者あとがき」の冒頭部分
緑の葉をかついで、森や林の道を延々と行進するハキリアリ。テレビの動物番組でもおなじみだ。アリがあの葉っぱを食べていると思っている人はまだまだ初級者。いや、あの葉を使ってキノコ(菌)を栽培しているのだ、といえる人は中級者。でも、実際にどうやって栽培しているのかや、アリと菌が具体的にどう助けあっているかを知る人はあまり多くないのではないだろうか。ハキリアリが農業を始めたのが人類より何千万年も古いということも。
そうしたさまざまな驚異を明らかにして、ハキリアリ上級者への道を開くのがこの本『ハキリアリ 農業を営む奇跡の生物』だ。
ハキリアリだけを取りあげて大人向けに本格的に解説したのは、本書が本邦初である。(子供向けには『キノコを育てるアリ』[新日本出版社]があり)。嬉しいのは、多数の図版が収録されているところだ。合計七〇枚以上に及ぶ見事なカラー写真は、内容の理解を助けるのはもちろん、資料としても貴重で、見ているだけで楽しい。要所に挿入されたイラストも、具体的なイメージを描くのに役立つ。
■書評
人類以外で農業に手を出した唯一の集団として見ると、人類の行く末を考える上で大変面白いのがハキリアリである
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