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○■動物の死は、悲しい?---元旭山動物園 飼育係がつたえる命のはなし (14歳の世渡り術)■2015年05月14日 13:23

手近な仕事から飼育係へ。飼育係から画家、絵本作家へ。14歳の少年少女たちに生き方と経験を伝える本


あべ 弘士 (著)
単行本(ソフトカバー): 180ページ
出版社: 河出書房新社 (2010/8/19)

商品の説明
内容(「BOOK」データベースより)
旭山動物園元飼育係の絵本作家がこれまで体験してきた、たくさんの生と死。残った自分は、どんなふうに生きて行くんだろう―。ともに生きた時間の、新しい意味が見えてくる一冊。
著者について
1948年北海道生まれ。25年間の旭山動物園飼育係を経て絵本作家に。代表作は『あらしのよるに』(文・木村祐一)『ゴリラにっき』など。理想の旭山動物園像を描いたスケッチが、動物園復活へ導いたことでも知られる。
著者略歴 (「BOOK著者紹介情報」より)
あべ/弘士
1948年北海道旭川市生まれ、絵本作家。1972年から25年間、旭川市旭山動物園飼育係として勤務。在職中に絵本作家としてデビュー後、現在は退職し、絵本を中心に活動を行う。『あらしのよるに』(文・木村裕一/講談社)で講談社出版文化賞、産経児童出版文化賞JR賞を受賞。『ハリネズミのプルプル』シリーズ(文渓堂)で赤い鳥さし絵賞受賞。『ゴリラにっき』(小学館)で小学館児童出版文化賞受賞(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

■目次
はじめに 8

第1章 小2でキリギリスに教わった
・犬は犬、猫は猫 16
・町中が家族 19
・ぼくの好きな場所 21
・小学校2年生で知った「極意」 22
・生物部もよかったけれど 26
・思わぬ授かりもの 30

第2章 飼育係を志す
・昼飯は盗んだリンゴ 36
・鉄工所で働くことに 38
・絵描きを志す 43
・描く日々 45
・自然と関わる仕事がしたい 48
・驚きの動物園初日 52

第3章 旭山動物園での日々
・ウンコ掃除とエサ作り、だけじゃない 58
・隣り合わせにある「死」 62
・新人飼育係のあこがれ 66
・誰もが手探り 72
・担当動物会議 73
・先輩に追いつくために 77

第4章 生と死があふれる場所
・動物との濃いつきあい 86
・動物園の動物が死んだら 90
・解剖を手伝う 95
・立派な動物園ではなく、いい動物園を 100
・地元の動物に関わる 104
・ライオンの威厳、ヘビの不思議さ 108
・お金がないならアイデアを出す 110
・動物園の機関誌を作る 114
・将来の動物園像を想像する 115
・負けると思ったら負ける! 120
・飼育係の気概 121
・やはり猛獣は怖い 124

第5章 死に慣れるだろうか
・良いミスと悪いミス 130
・生きている本当の姿 135
・命に命を与える 139
・もぐもぐタイムで見せたかったもの 143

第6章 ぼくたちができること
・旅立ちのとき 150
・理想の動物園像が現実に 153
・人間が関わらない死はすべて正しい 158
・人の死、葬式 164
・ペットと野生動物の違い 166
・死ぬものは死ぬ 169

おわりに 173
・アトリエからの風景 173
・命とはなにかの答え 174

■「はじめに」の結びの部分
  ぼくたち飼育係は「命を預かる」ことに、いつも悩み、考えていた。
  仲間たちと毎日のように「命とはなにか」、「なんのために動物園はあるのか」と話し合った。 飼育係だからこそ、動物を飼うことの"つらさ"を余計に感じていた。
  ぼくの描く動物は命が"ビカビカ"輝いていなくちゃいけない。 それはたくさんたくさん、ぼくの心と体を通っていった動物たちの上に成り立っているからだと思う。 命の輝いていない動物の絵を描いたら、死んでしまった彼らになんと言われるだろうか。 動物たちに笑われるだろう。それが飼育係だった"ぼくの絵"の役目だと思っている。
  動物も人もいつか死ぬ。"死"を語るのはとてもむずかしい。 けどね、それは現実として避けられないものだ。そしてね、こう思うんだ。 ぼくが死ぬときに、「命がビカビカ輝いていたなあ」と思えるだろうか、とね。 そう生きるにはどうしたらいいのかなあ。
  この本ではぼくの子どものころ、飼育係時代やその後に出会った「生と死」を書こうと思う。

■一言:
同じ作者による『ライオンのよいいちにち』などを見ると、人の価値観で理想化した世界が描かれているだけかもしれません。

■書評:
るびりん書林 別館

○■愛は化学物質だった!? 脳の回路にオキシトシンを放出すればすべてはハッピー■2015年05月09日 21:33

適切なオキシトシン回路を作ることの重要性
→生後3年までの養育者との安定して温かい関係の重要性


スーザン・クチンスカス (著), 白澤 卓二(順天堂大学大学院教授) (監修), 為清 勝彦 (翻訳)
単行本(ソフトカバー): 272ページ
出版社: ヒカルランド (2014/2/28)

■商品の説明
内容(「BOOK」データベースより)
“愛の神経化学物質”オキシトシンを知らないと、一生不幸のまま。やさしく読める、ハッピーな生き方が身に付く面白科学実用書・ハウツー本。
著者について
スーザン・クチンスカス(Susan Kuchinskas)は、人間として生きることについて科学が教えてくれることに魅了されたジャーナリストです。『タイム』『ワイアード』などさまざまな出版物に数多くの記事を発表しています。カリフォルニア州バークリーで夫、犬、カエルとともに暮らし、菜園を持ち、溶接や養蜂も行っています。
著者略歴 (「BOOK著者紹介情報」より)
白澤/卓二
1958年生まれ、神奈川県出身。順天堂大学大学院医学研究科加齢制御医学講座教授。1952年千葉大学医学部卒業後、呼吸器内科に入局。同大大学院医学研究科修了、医学博士。東京都老人総合研究所病理部門研究員、同神経生理部門室長、分子老化研究グループリーダー、老化ゲノムバイオマーカー研究チームリーダーを経て現職。専門は寿命制御遺伝子の分子遺伝学、アルツハイマー病の分子生物学、アスリートの遺伝子研究。健康番組でのわかりやすい老化防止対策解説で定評がある

」 クチンスカス,スーザン
ジャーナリスト。『タイム』、『ワイアード』などさまざまな出版物に数多くの記事を発表している。カリフォルニア州バークリーで夫とともに暮らし、菜園を持ち、溶接や養蜂も行っている
為清/勝彦
1967年10月23日広島県尾道市生まれ。1990年筑波大学国際関係学類卒。電力会社勤務を経て、現在農業の傍ら執筆・翻訳活動を行っている(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

■もくじ
序文「愛情ホルモン」で幸せになる―必読本! 白澤卓二(順天堂大学大学院教授) 2
はじめに 6
第1章 「つながり」を築く物質
□つながり(コネクション)の化学物質 20
・妊娠のためだけではない 2
1 ・化学物質のカクテル 22
・情動分子の干満 23
□ストレスとリラックスのバランスを取る 24
・逃げるか、戦うか「内なる先史」HPA軸 25
・「調停者」を支配する冷却材オキシトシン 28
・敵か、味方か? 29
□新生児には愛する能力がない 30
・誕生後の脳の形成 31
・なめる、鼻を押し付ける、愛する 34
・愛を愛することを学ぶ 38

第2章 赤ちゃんはこうして愛を学ぶ
□マザリングがオキシトシン系を形成するプロセス 46
・情動のサーモスタット(温度自動調整装置)48
・ママの短気に赤ちゃんは? 50
・不安の閾値 51
・愛着のギャップから学ぶ 57
□マザリングと「オキシトシンの型」 60
・安定型 62
・回避型 62
・不安型(葛藤型) 63
・情動のセットポイント(決定打) 63
・分裂した脳 64
□母親は母親になることをどのように学ぶのか 67
・「ママ脳」を再構築する 69
・ 愛の上昇幅 71
・ 赤ちゃんの疝痛(発作性腹痛)はなぜ?どうする? 74
□人間関係を拡大すれば「幸せ力」がアップする 77
・この親にしてこの子あり 78
・親に似た人を愛してしまう 86

第3章 いつも孤独
□愛がうまくいかないとき 95
・アイス染料で着色されたネガティブなメガネ 96
・ストレスでイライラの「犯人」コルチゾール 98
・坑コルチゾール―孤独とはオキシトシン渇望 103
□欠陥のある愛着のサイクル 104
・苦痛の潮流―青年4人に1人が深刻なリスク 106
・「愛せない」親の子供たち 107
□結びつくことを学習する 109
・悪循環を断つ 110
・なぜセラピーで効果があるのか? 115
・子犬との恋でオキシトシン反応を誘発する 118

第4章 恋(ロマンス)~コミットさえたあいへの第一歩~
□「一緒になる」を科学する 133
・欲情の火花 133
・求愛~獲物を追う~ 134
□次の段階、ロマンス 138
・ロマンス(恋)の化学 139
・情熱的な脳 141
・情熱に耽溺する 143
□セックスが絆を築く仕組み 146
・男女の興奮 147
・男女のオーガズム 148
・性差をバランスする 150
・オキシトシンの洪水 151
・セックスは報酬である 152
□オキシトシンで恋にさよなら? 153
□恋に落ちても、愛に落ちないのははぜ? 155

第5章 コミットメントの化学
□一夫一婦の脳 162
・クーリッジ効果 163
・脳が愛の条件反射を作る 165
・社会的一夫一婦制 166
・プレーリーハタネズミの愛 168
□男と女はなぜ、どう違う? 175
・保護者としての役割に作用するバソプレシン 177
・男の愛、女の愛 179

第6章 信頼と愛する能力のある子供を育てる
□自分が親から受けたものを再現する 190
・母親のように意地悪 191
・父親の役目(ファザリング) 196
□男の子と女の子のためのマザリングとファザリング 197
・猛り狂うホルモン 198
・思春期の女の子~強い性的関心を抱き、触られることに敏感~ 200
・思春期の男の子~テストステロンの時限爆弾~ 207
□「子供を大人にする」家族の責任 212
□学業でのオキシトシンの利点 214
□かくて、愛情にあふれた世代へ 216

第7章 快適な巣作り
□オキシトシン放出の更新・強化に手遅れということはない 220
□単独で行うオキシトシン放出法 222
・穏やかでつながりを感じることのできる場所を持つ 222
・安らぎの食べ物 228
・自分を愛す 234
□グループで行うオキシトシン放出法 235
・コミュニティとしての教会 236
・女は世話をして仲良くなる 237
・大きな声で歌う気持ちよさ 238
・抱擁のための場所、カドル・パーティ 239
・オキシトシン放出が仕事を成功に 241
□一対一で行うオキシトシン放出法 244
・セラピー的な接触を楽しむ 244
・家庭の火を燃やし続ける 246
・誰かを、何かを、大切にする 248
・助けてもらうことの意味 248
□オキシトシン薬の可能性 250
結び 252
訳者あとがき 256
参考文献 264

■「結び」の冒頭部分
  オキシトシンは、生理的状態を健康に保ち、バランスをもたらします。 性的パートナーや家族の親密さは、わたしたちが必要とする平穏や結びつきを生み出しますが、それ以外にも、オキシトシン反応を引き起こす方法はたくさんあります。 リラックスすべきだと、よく言われます。 第七章では、リラックスするために一人でできることをいくつか取り上げました。 リラックスとは、副交感神経系に「そろそろ良い仕事を始めてくれ」という信号を送ることです。 毎日、ちょっとした静穏にひたれる時間と場所を持つようにすれば、必要なときにいつでもオキシトシン反応を引き起こすことを、ほどなく習得できるようになるでしょう。
  また、オキシトシンが、職場や地域社会での日々の人間関係の基盤になっていることにも言及しました。 わたしたちは、生まれつき親密さを求めるようになっていますが、それと同様に、生まれつき社会性を求めるようにもなっています。 一夫一婦のプレーリーハタネズミも、つがいの相手だけでなく、さまざまな個体と親交することで恩恵を受けています。 実験室では、メスをペアにして一緒に飼うと、孤独で感じるストレスが軽減されることが確認されています(参考文献69)部
  人間も同様に、他の人々(たとえ見知らぬ人でも)と親しく交流することで恩恵を受けることができます。 「私は社交的でないから」と思うかもしれませんが、本書を通じて、人々と親しくすることで自分がどのような生理的反応をするかを理解したわけですから、他の人々と協力して行う何らかの活動をみつけることができるでしょう。
……

■一言:
子育て、ひきこもり、非コミュ、駄目男にばかり惚れる女性、セックス依存などに関わる体の仕組み

■書評:
るびりん書林 別館

○■森に生きる人―アフリカ熱帯雨林とピグミー (自然とともに)■2015年05月07日 22:18

森に生きることの楽しさと素晴らしさを伝える子ども向けの本(ルビあり)


寺嶋 秀明 (著)
単行本: 123ページ
出版社: 小峰書店 (2002/10)

商品の説明 内容(「MARC」データベースより)
森の中に住み、今も狩猟と採集の生活をしている人たちピグミー。森の生活、子どもの一日、驚異の方向感覚、狩猟と採集のエコロジー、家族と社会など、自然と共生するピグミーの人々を詳しく紹介。
著者略歴 (「BOOK著者紹介情報」より)
寺嶋/秀明
1951年、北海道札幌市に生まれる。京都大学理学部卒業、同大学院理学研究科博士課程修了。生態人類学・文化人類学専攻、理学博士。福井大学教育学部助教授をへて、1992年から神戸学院大学人文学部教授。1973年以来、沖縄諸島、アフリカ(コンゴ民主共和国、カメルーン)、中国海南島などでフィールドワーク。人と自然とのかかわりを中心に研究(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

■目次
はじめに 7
地球と森林 7
アフリカとフィールドワーク 9
森の民、ピグミー 13

I 森の生活 20
一、森を歩く 20
二、ピグミーのキャンプ 20
即席イス 27
キャンプ 30
三、チャックの一日 33
森の朝 33
蜂蜜採集 38
かいぼり漁 44
キャンプに帰る 49
夜の森の仲間たち 52
四、森の人のパワー 53
驚異の方向感覚 53
風のように、ヒョウのように 55

II ゆたかな森の恵み 58
一、狩猟―自然との知恵くらべ― 58
槍猟―ゾウ・バッファロー・イノシシ 59
弓矢猟 61 毒矢猟 61 モタ猟 63
網猟(ネットハンティング) 66
そのほかの猟 68
森の狩猟とサバンナの狩猟 69
二、採集 72
植物性食物 72
イモ 72 ナッツ 73 くだもの 75 キノコ 77
虫 79
蜂蜜 81
小魚など 83
三、狩猟と採集のエコロジー 83
肉の消費量 83
採集の役割 85
肉の価値 86
楽天主義 87

III 森の家族 90
一、家族と社会 90
結婚のルールと社会 90
男と女 93
夫婦げんか 95
二、病気とたたかう 97
アトサの病気 97
病気と医療 103
三、毎日のたのしみ 106
おしゃべりと遊び 106
歌 107
楽器 109
ダンス 111
仕事の喜び 112

IV 共生のためのルール 115
分かち合い 115
平等主義 117
自然とのつきあい方 120

■「はじめに」の「地球と森林」から
「森」というと、君は、どんな場所を想像するだろうか。森なんてどこにでもあるし、どんなものか、だれでも知っている。多くの人はそう思っているだろう。でも、森で暮らしたことのある人はほとんどいないにちがいない。この地球上には、とてもつなく広い森がある。日本列島がいくつも入るほどの森だ。そんな大きな森がアフリカ大陸の真ん中に広がっている。
(中略)
しかし、森というと、恐ろしいところと考える人もいる。うっそうとした深い木立。暗がりのなかにひそむ野獣や毒ヘビ。グリム童話などでも、森のなかには、狼や熊や魔女などが住んでいて、ふつうの人間にはとても危険なところであるかのように描かれている。とても楽しい感じはしないかもしれない。でも、ほんとうにそうなのだろうか。たしかに、うっそうと茂る森のなかに入るのはちょっとこわい気がする。でも、ぼくらは森の外に生きている人間だからそう思うのかもしれない。森のなかに生きている人がいるとしたら、その人たちは、まったくちがう見方をしているのではないだろうか。人間にとって森に生きることとは、どんなことなのだろうか。

■一言:
ピグミーの暮らしの全体像がわかる良書

■書評:
るびりん書林

昭和わんぱく遊び図鑑2015年03月08日 09:11


佐伯 俊男 (著)
単行本: 167ページ
出版社: ビリケン出版 (2006/10)

内容(「MARC」データベースより)
探偵ごっこ、缶蹴り、だるまさんがころんだ、ワンバン野球、紙相撲、宝踏み…。昭和の「ごんたぼうず」佐伯俊男が幼少期の遊びをイラストとともに紹介。大人も子供も楽しめる、遊びの本質がここにある!

一言:記録として

子供の「脳」は肌にある (光文社新書)2015年03月02日 09:56


山口 創 (著)
新書: 197ページ
出版社: 光文社 (2004/4/17)

内容(「BOOK」データベースより)
「思いやりのある子に育って欲しい」―多くの親が子どもの「心」の成長を願っている。しかし「心」は大事だと思っても、じっさいに「心」を育てるには何をどうしたらよいのか、わかりにくい。身体心理学者である著者は、「心」を育てるには、まず、目の前にある子どもの「肌」に触れ、「身体」の感覚を養うことが大切だと説く。なぜなら、「肌」は「心」をつかさどる「脳」に、もっとも近いからである。最新の皮膚論を駆使して、「肌」と「心」「体」「頭」の発達の関係を探る。
著者略歴 (「BOOK著者紹介情報」より)
山口/創
1967年、静岡県生まれ。早稲田大学大学院人間科学研究科博士課程修了。専攻は、臨床心理学・身体心理学。現在、聖徳大学人文学部講師(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
一言:「肌」感覚の大切さ。

わたしのゆたんぽ (絵本)2015年02月01日 10:27

きたむら さとし (著, イラスト)
単行本: 46ページ
出版社: 偕成社 (2012/12/6)

内容説明:ゆたんぽが大好きな女の子。でも、ゆたんぽは女の子の冷たい足が苦手な模様。ある日、とうとうゆたんぽは布団から逃げ出してしまいます!(Amazonより)

一言:いつの間にか湯たんぽをふとんからけりだしてしまう、よくある経験から話が広がって。

ごきげんなすてご (BOOKS FOR CHILDREN)2015年01月30日 09:38


伊東 寛 (著)
単行本: 112ページ
出版社: 徳間書店 (1995/01)

商品の説明
内容(「BOOK」データベースより)
おかあさんはおとうとばっかりかわいがる。あたしのことなんかほったらかし。それならあたしは、すてごになろう。すてきなおうちに、もらわれるんだ。家出した女の子と、すてごなかまの動物たちが大かつやく。たのしく、ほろりとするお話です。小学校低・中学年から。
内容(「MARC」データベースより)
あたしはりっぱな捨て子です。あたしを拾うとオトクです。子どものいないお金持ち、あたしをもらって下さいな! 弟ばかりかわいがるお母さんに反抗して家出した女の子。元気いっぱいの、愉快なお話。福武書店 1991年刊の再刊。

一言:ロングセラー絵本

モチモチの木 (創作絵本6)2015年01月25日 09:55


斎藤 隆介 (著), 滝平 二郎 (イラスト)
大型本: 31ページ
出版社: 岩崎書店 (1971/11/21)

内容紹介
豆太は、夜中にひとりでおしっこにもいけない弱虫。でも、大好きなじさまのために……。真の勇気とは何かを問いかける感動の絵本。
出版社からのコメント
心にのこるロングセラー名作絵本を「読みきかせ」「語りきかせ」用の大型絵本にしました。ビッグな絵本でビッグな感動! 圧倒的な美しさと迫力が伝わり、物語の楽しさが倍増します。 --このテキストは、絶版本またはこのタイトルには設定されていない版型に関連付けられています。
内容(「MARC」データベースより)
おもての大きなモチモチの木がおっかなくて、夜ひとりではセッチンに行けない豆太。ある夜、ジサマの具合が悪くなり…。おなじみのお話をビッグサイズに。読みきかせ用テキスト付き。
--このテキストは、絶版本またはこのタイトルには設定されていない版型に関連付けられています。
著者略歴 (「BOOK著者紹介情報」より)
斎藤/隆介
1917年、東京に生まれる。明治大学文芸科卒業。1968年「ベロ出しチョンマ」により小学館文学賞、1971年「ちょうちん屋のままッ子」により、サンケイ児童出版文化賞、1976年「天の赤馬」で日本児童文学者協会賞を受賞する。1985年没

滝平/二郎
1921年、茨城県に生まれる。版画、きりえ画家。1970年、絵本「花さき山」で講談社第一回出版文化賞、1974年、第九回モービル児童文化賞を、1987年「ソメコとオニ」で絵本にっぽん賞を受賞する(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです) --このテキストは、絶版本またはこのタイトルには設定されていない版型に関連付けられています。

一言:小学校のとき、課題図書で読んだ本。当時、山村に住み、屋外のトイレに行くために親を起こしていた自分にとって、他人事ではなかった

江戸のお店屋さん (ほるぷ創作絵本)2015年01月07日 09:42


藤川 智子 (著)
大型本: 39ページ
出版社: ほるぷ出版 (2013/11)

商品の説明
内容(「BOOK」データベースより)
江戸時代のお店を、のぞいてみましょう。小間物屋、薬種屋、人形屋、地本問屋、菓子屋、唐物屋、湯屋、ぼてふり。なにを売っているか、わかりますか?現代のお店とは、どこがちがうでしょうか?さあ、タイムスリップして、お買い物へでかけましょう!
著者略歴 (「BOOK著者紹介情報」より)
藤川/智子
大阪生まれ。甲南大学文学部卒業。音楽講師を経て、イラストレーターに。『むしゃむしゃ武者』(講談社)で第24回講談社絵本新人賞を受賞(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

一言:「江戸のお店屋さん その弐」も

落語絵本―ばけものつかい (落語絵本 (1))2015年01月04日 11:27


川端 誠 (著)
出版社: クレヨンハウス (1996/03)

商品の説明
内容(「MARC」データベースより)
よく知られる落語噺を絵本で展開。町内の若者が集まってそれぞれに、自分のきらいな生きものを言い合おうじゃないか、ということになりまして…。へび、おばけ、くもなど続くなか、松っあんは…。語りのおもしろさを伝える。

一言:このシリーズの絵本はいずれもよさそう