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△■ジャングルの子―幻のファユ族と育った日々■2017年10月12日 09:23

美しい著者が、復讐の応酬で絶滅寸前になっていた幻の民族をキリスト教者の愛が救うというストーリーを基調にしながら、ファユ族と育った日々こそ本物だったと語る変な本

ザビーネ キューグラー (著), Sabine Kuegler (原著), 松永 美穂 (翻訳), 河野 桃子 (翻訳)
単行本: 389ページ
出版社: 早川書房 (2006/05)

商品の説明


内容(「BOOK」データベースより)


インドネシアの西パプアに広かる世界有数の熱帯雨林。その緑深い奥地に石器時代以来変わらない「忘れ去られた民族」がいた…。1978年に発見されたこのファユ族の研究に乗り出したのは、言語学者であり宣教師であったキューグラー夫妻。そして、ジャングルへ移住した夫妻につれられ、新しい環境に目を輝かせていたのが、5歳になる次女、ザビーネである。やんちゃで生き物が大好きなザビーネにとって、ジャングルは冒険のかたまりだった。ファユ族の子どもたちにまじって遊びまわり、暖かい家族に守られ、ザビーネは満ち足りた少女時代を過ごす。しかし17歳になってスイスの寄宿学校に入ると一転、西洋世界に馴染めず、苦しむ日々が続く。自分の居場所はどこにあるのか?自分はドイツ人なのか、ファユ族なのか?幸せな少女時代の記憶とジャングルへの激しい郷愁を抱えたままザビーネは追い詰められていく。しかし、彼女には絶対に消えない希望があった―二つの文化の間で揺れ動く一人の女性が、自らの場所を見出していくまでを描いた、喪失と再生の物語。

著者略歴 (「BOOK著者紹介情報」より)


キューグラー,ザビーネ
1972年ネパール生まれ。5歳のとき、言語学者で宣教師だったドイツ人の両親・姉・弟とともに西パプアのジャングルで生活を始める。17歳のときにスイスの寄宿学校へ入学。大学で経済を専攻したのち、ホテルとマーケットリサーチの分野で働く。現在は4人の子供とともにドイツ、ハンブルク近郊に住み、独自のメディア会社を経営している

松永/美穂
東京大学助手、フェリス女学院大学助教授を経て、早稲田大学教授

河野/桃子
早稲田大学大学院文学研究科修了。専攻はドイツ文学(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

目次


プロローグ 7

第一部
わたしの物語 11
失われた谷 18
最初の出会い 28
ファユ族 47
今までとは違う生活 56
すべてが始まった場所 63
インドネシア、西パプア(イリアンジャヤ) 68
ファユ族の発見 74
石器時代への招待 91

第二部
ジャングルの一日 101
夜の訪問者 107
初めての戦争 121
生き物コレクション・その一 127
弓と矢 139
ジャングルの季節 145
死のスパイラル 153
外の世界からの便り 159
ジャングルの危険 163
ドリスとドリソ=ボサ 174
ナキレと女たちと愛情 176
ボートに乗って 187
わたしの兄・オーリ 199
コウモリの翼とイモ虫のグリル 202
ファユ族の言語 213
ターザンとジェーン 221
生き物コレクション・その二 226
マラリア、そしてそのほかの病気 232
許すことを学ぶ 240
ユーディット、大人になる 249
わたしの友達、ファイサ 255
ジャングルの時計 261
善い霊、悪い霊 267
決定的な戦争 270
時は過ぎる 276

第三部
「故郷」での休暇 283
ジャングルは呼んでいる 291
名前のない赤ちゃん 301
美しいもの、恐ろしいもの 306
ビサとベイサ 310
衰退 321
人間が一人でいるのはよくない 324
不倫、そしてそのほかの人生のもめごと 328
オーリが死んだ日 333
わたしの新しい部族 339
シャトー・ボー・セードル 343
孤独 369
もう一度初めから 376

エピローグ 380
謝辞 385
訳者あとがき 387

「エピローグ」より

ファユ族に対する支援は今日もなお続いている。これまでに、両親の属する組織であるYPPMが開発援助の大部分を引き受けてきた。特にママが作った学校は、若い世代が読み書きと計算、それにインドネシア語を学ぶ場として力が注がれている。法律によって、島の全住民が国の言語を使いこなすべく定められているのだ。

書評


美しい著者が、復讐の応酬で絶滅寸前になっていた幻の民族をキリスト教者の愛が救うというストーリーを基調にしながら、ファユ族と育った日々こそ本物だったと語る変な本

△■混浴宣言■2016年11月21日 20:51

混浴を存続させてきたのは女性たちだった?


八岩 まどか (著)
単行本: 254ページ
出版社: 小学館 (2001/11)

■商品の説明
内容紹介
八岩まどか氏は、日本と世界の温泉をつぶさに回って執筆を続け、混浴の文化をこよなく愛する女性温泉ジャーナリスト。もともと混浴が普通だった日本の温泉には100年以上にわたって、野蛮な風俗として退けられてきた歴史がある。ついに平成5年には「混浴をさせてはならない」と法律で明文化され、混浴禁止の波がひなびた混浴の温泉地にも押し寄せてきた。しかし、その一方で、若い人たちを中心にインターネットなどを通じて交流を深め、新しい意識で混浴を楽しむケースも増えている。めまぐるしい今の時代、束の間の非日常を体験できる混浴温泉は、ますます大きな意味を持ってきている。過去の歴史で、混浴禁止の令をうち破ってきたのは、いつも女性だった。今回は八岩氏が、新しいアプローチで混浴を解放する。

出版社からのコメント
混浴の歴史、文化から新しい混浴の潮流、そして海外の混浴事情まで。女性温泉ジャーナリストが混浴の全貌に迫り、その素晴らしさを描く。平成5年に人知れず禁止令が出た混浴温泉を蘇らせることはできるか?

内容(「BOOK」データベースより)
消えつつある混浴は、日本人のふれあいの原点。女性混浴愛好家が、湯気の向こうにご案内。

内容(「MARC」データベースより)
その昔、銭湯も温泉も混浴だった。歴史のなかで幾度となく禁止されても、混浴を望んだのはいつも女たちだった…。消えつつある混浴は日本人のふれあいの原点。女性混浴愛好家が、湯気の向こうの「裸のつきあい」にご案内。

著者略歴 (「BOOK著者紹介情報」より)
八岩/まどか
1955年生まれ。温泉の歴史、文化、民俗に興味を覚えて執筆活動を展開(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

■目次
混浴宣言 8
第一章 現代混浴事情 11
混浴温泉女二人旅/水着は緊張を押しつける/挑発する女、見られる男/大自然の混浴体験はクセになる

第二章 混浴はなぜ禁止なのか 39
自然のままに混浴していた温泉/突然の銭湯混浴禁止令/男女七歳にして湯を同じうせず/新しい風はいつも女性から吹いてくる/身分によって湯を分ける

第三章 聖なる湯と性なる湯 73
艶めかしい湯女たち/女にとっての色ごと/女たちの祭り

第四章 文明開化が混浴を変えた 103
日本人には羞恥心がない/裸体が見えてはならない/ノスタルジーとしての混浴/戦争のなかで

第五章 混浴が楽しくなくなった理由 147
どうしても混浴は禁止だ/上司との混浴はイヤ/浴室がプライベート空間になった

第六章 混浴の再発見 171
裸の解放感/若い女性たちが混浴に目覚めた/癒されたい

第七章 ドイツ混浴事情 195
温泉は社交場/雪のなかで泳ぐのがドイツ流?/水着を脱ぎ捨てて/露骨な視線はマナー違反/温泉は裸の舞台/温泉は劇場だ/お国柄も見えて/まなざしの交換

第八章 新しい混浴の波 229
混浴は非日常体験/心を遊ばせる

あとがき 246
混浴温泉リスト 248
参考文献 254

■書評
混浴を存続させてきたのは女性たちだった?

△●考える寄生体―戦略・進化・選択●2016年05月21日 16:11

寄生体を通じて知る自然界の姿


著者:マーリーン・ズック(Marlene Zuk)
翻訳:藤原 多伽夫(ふじわら・たかお)
出版社: 東洋書林
2009年8月28日発行
357ページ

■商品の説明
内容(「BOOK」データベースより)
病気はどこにでも存在する。どんな生き物でも病気になるし、それから逃れられる生き物はいない。一方人間は病気をもたらすウイルスや細菌を撲滅しようと努めてきた。しかしちょっと待ってほしい。病気は重力と同じように、うまく共存できるようになる「力」だとしたらどうだろうか。本書では、進化生物学の視点から、ダーウィン医学の紹介に始まり、感染症と薬剤耐性、メスがオスを選ぶ条件、衝撃的な宿主の操作まで、機知に富んだ語り口で新たな寄生体像を議論する。

著者略歴 (「BOOK著者紹介情報」より)
ズック,マーリーン
カリフォルニア大学サンタバーバラ校で生物学を学ぶ。1986年、ミシガン大学でコオロギの行動と寄生者についての研究により博士号を取得(動物学)。求愛行動においてメスはオスの寄生体耐性を識別し選択するとした「ハミルトン=ズックのパラサイト仮説」(指導教官ウィリアム・ハミルトンとの共同研究)で知られる。現在、カリフォルニア大学リバーサイド校(UCR)自然科学農学部教授。専門は行動生態学

藤原/多伽夫
1971年、三重県生まれ。1993年、静岡大学理学部卒業。実務翻訳会社勤務を経て現在翻訳家。自然科学、動物、環境、考古学など幅広い分野の翻訳と編集に携わる(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

■目次
01章 医者に進化論が必要な理由 26
腰痛は妥協の産物/熱は下げたほうがいい?/病気より悪いもの/石器時代ダイエットは有効か/遺伝病の意外な効用

02章 寄生虫は敵か味方か 54
アレルギー疾患の「衛生仮説」/T細胞の働き/寄生虫の効用を探る/根絶をあきらめたWHO/体内は豊かな熱帯雨林/清潔さと病気は紙一重

03章 感染症と進化 84
病原体は徐々に弱くなる?/大迷惑な「実験」/病気の重さはコントロールできる?/鳥インフルエンザは人間の脅威となるか/防御をすり抜ける病原体

04章 性をめぐる終わりなき戦い 106
なぜ「性」が必要なのか/進化のスピードと性の関係/健康暇なし/赤の女王仮説を検証する/性はただ、そこにある

05章 セックスでうつる病気 126
性感染症もいろいろ/動物の性の悩み/相手は多いほうがいい?/ナイトクラブと性感染症/性感染症の未来/微生物が与えてくれるかすかな希望

06章 男は病弱、女は長生き 154
オスであること自体が健康リスク/男女の差は何か/つらくて短いオスの一生/男が長生きする日は来るか

07章 メスに選ばれる条件 176
尾羽はきれいなだけじゃない/再び寄生虫の登場/メンドリの判断/人間に毛がない理由/美しければ健康なのか/男性ホルモンの真実/初心者(あるいは生態学者)のための免疫学入門/鳴き声と脾臓ととさかの関係/富めるものが勝つ/男性ホルモンとジャンクフードの共通点/昆虫のオスも同じ?/恋するってつらい

08章 心と美の関係 220
あざやかな色は健康の証し?/ハゲワシの「化粧」の秘密/男性ホルモンの呪縛は解けるか/美しさとはいったい何だろう/肌の歴史の過ち/健康は外見に表れる?/美しさだけがすべてじゃない

09章 健康を保つには 250
土を食べる理由/スパイスの抗菌作用/胃腸の気持ち/かぐわしき鳥の巣/グルーミングの功罪/みんなで病気を予防/自分の病気は自分で治す

10章 新興感染症の真実 286
過去の感染症/病気は忘れたころにやってくる/人にも動物にもうつる病気/生物多様性と病原体汚染/本当の新興感染症とは/心の病と感染症

11章 操られる宿主 320
遺伝子の「長い腕」/宿主を操る寄生虫/蚊やノミも被害者/ふつふつとわき上がる怒りの謎/操る者を操る/やっぱり操られていた/痛みと寄生者/交通事故とトキソプラズマの関係/寄生者の声に耳をすませよ

謝辞 350
訳者あとがき 352

索引 巻末001
参考文献 巻末018

■「はじめに」の中間部分より
仮に、肺を攻撃して人の命を奪うおそろしい細菌がいるとしよう。肺の壁の粘液がこの細菌にとって通り抜けにくいなど、細菌の侵入を妨げる肺をもつ人は、抵抗力がなくて死んでいく人よりも子どもを残す可能性が高く、この粘液の遺伝子を次世代に受け渡せる。一方で細菌には、こうした粘液の中で生き延びる変異型が登場し、やがてこの型の細菌が大勢を占めるようになる。そうなると今度は肺のほうも、かの対策をとって、たとえば細菌の成長を妨げる化学物質などを生産して、抵抗力を高めるだろう。やられたら、やりかえす。その繰り返しだ。私たちがどんな対策をとっても、細菌を完全に消すことはおそらくできない。だが、逆に言えば、細菌が人間のすべての防御を破ることもまた、できないはずだ。(19ページ)

■書評
別館

○■日本ユダヤ王朝の謎──天皇家の真相■2016年04月17日 10:13

古代フェニキア人はマレー半島を経て九州に大物主国家を樹立?

著者:鹿島 ※ (昂の下がタヰ:ノボル)
出版社: 新國民社
昭和59年1月5日発行
245ページ

■商品の説明
伊勢神宮にユダヤの紋章があり、天皇家とユダヤ民族のかかわりが根強く論じられてきた。失われたユダヤ人十支族はシルクロードを辿り、中国大陸を経て日本に来たと従来考えられていた。著者はマレー半島に伝わるワニだまし神話と初めて公開された「桓檀古記」と「倭人興亡史」によって、ソロモンとサバの女王ビルキースのタルシシ船団が、マレー半島をへて九州に大物主王朝をたてたことを立証する。

■目次
まえがき 10
第一章 倭人と神道のツールはどこか 15
・ワニだまし神話のルーツ(1)──朝鮮と中国 16
・ワニだまし神話のルーツ(2)──マレー半島 20
・ワニだまし神話のルーツ(1)──セイロンとイスラエル 24
・日本と朝鮮のユダヤ神話──過ぎ越しの祭りと蘇民将来 27
・契丹のユダヤ神話 35
・ヒッタイト王国の興亡 40
・ソロモンと鉄の道 43
・太平洋と鉄の道──倭人の登場 50

第二章 聖徳太子は即位していた──入鹿殺しの真相 57
・入鹿殺し 58
・※曇の乱(※は田偏に比、ヒ) 63
・入鹿殺しは※曇の乱のことだ(※は田偏に比、ヒ) 66
・中臣氏の系図 70
・蘇我氏の系図 76
・新羅は駕洛から分れた 86
・聖徳太子の実像 92
・聖徳太子と「和」の精神 100
・物部氏の系図──物部守屋・用明天皇・百済王聖明は同一人物だ 104
・聖徳太子と阿毎多利思比孤 107

第三章 継体ユダヤ王朝と応神百済駕洛王朝
──大物主命と大伴氏・倭の五王 111
・継体王朝は別系である 112
・大伴氏の系図 114
・履中から武烈までの真相 118
・仁徳は女帝だった 121
・倭の五王とは誰か 124
・極東ブルボン王家──駕洛王・倭大王・百済王の一族 130
・応神は百済王久爾辛だ 132
・倭王の系譜(皇統譜解明表) 134

第四章 崇神天皇は扶余王依羅だった 147
・崇神から応神までの真相 148
・卑弥呼のために神功を創造した 150
・神功のために日本武尊が登場した 152
・景行・百済王辰斯・七支刀の倭王旨は同一人物だ 156
・崇神は扶余王依羅だ 161
・扶余王家とはなにか 164

第五章 扶余王神武と駕洛王孝安の戦い 173
・『東日流外三郡誌』について 174
・孝安王朝と賤民カースト 182
・神武から懿徳まで 185
・綏靖は扶余王簡位居だ 191
・『東日流外三郡誌』と倭国史の真相 196
・ユダヤ人と大物主族 200

第六章 『倭人興亡史』とはなにか──満州倭人帝国 203
・フェニキア人の史書 204
・渤海人にあなたは分家だといわれた聖武天皇 210
・渤海の主張は正しかった 213
・渤海王国とはなにか 215
・倭人の故郷は満州か? 218
・北倭と南倭 220
・北倭・扶余・馬韓・契丹・白丁の関係 225
・遼の建国と修史 228
・これはユダヤ系フェニキア人の史書だ 230

〔資料〕
『常陸国風土記』より 155
『日本の歴史』より 158
『三国史記』より 159
「高句麗好太王碑銘」 160
「たぎしみみ命の変」 195
年表 233
あとがき 243

■書評
別館

△■馬と話す男―サラブレッドの心をつかむ世界的調教師モンティ・ロバーツの半生■2015年12月12日 20:46

馬を観察してウマの言葉を覚え、16歳で野生馬を操った男


モンティ ロバーツ (著), Monty Roberts (原著), 東江 一紀 (翻訳)
単行本: 382ページ
出版社: 徳間書店 (1998/09)

■商品の説明
内容(「BOOK」データベースより)
ロデオ競技場に生まれた著者モンティ・ロバーツは、幼い頃から馬と触れあう日々を過ごす。父親は馬を仕込むためにロープや鉄鎖で打ち捉えるが、彼にはそれが冷酷非情に見えてならない。やがて、モンティは「馬語」を修得し、馬と心を通わせることで、鞭もロープも使わず調教を行うことに成功する。だが、インチキ呼ばわりされ、周囲の人々の理解を得る道は遠く険しい―。

■目次
プロローグ 女王陛下からの招待状 7
パート1 馬御殿に生れて 19
パート2 賞金稼ぎの子供時代 63
パート3 馬のささやきが聞こえる 107
パート4 愛馬ブラウニーと雄牛たち 149
パート5 わが心のジェームズ・ディーン 187
パート6 砂の城症候群 225
パート7 鹿から"馬語"を学ぶ 269
パート8 わたしの人生を変えた英国への旅 319
パート9 馬の言葉、わかりますか? 341
パート10 モンティ・ロバーツ流"同志の契り"への招待 363
謝辞 377
訳者あとがき 378
装幀 熊澤正人/本文レイアウト パワーハウス

■一言:
『動物たちの自然健康法―野生の知恵に学ぶ 』で紹介

■書評
本が好き!

△●平和なカラダ●2015年08月19日 10:18

平和なカラダで心が穏やかに。ココロの安静が世界平和に。


サンプラザ・ホメオパス・中野 (著)
単行本: 199ページ
出版社: ユビキタスタジオ (2007/08)

■商品の説明
内容(「BOOK」データベースより)
見事な減量、菜食主義で「健幸」を究めてきたサンプラザ中野が、西洋の「もうひとつの医学」ホメオパシーを修得して、サンプラザ・ホメオパス・中野になった。これは効くぞーっ。荒れたココロ、疲れたカラダを癒す、健幸の師のお笑いアドバイス。
著者略歴 (「BOOK著者紹介情報」より)
サンプラザ・ホメオパス・中野
1960年生まれ。歌手。二年間のアマチュアバンド活動を経て1984年に爆風スランプのヴォーカルとしてデビュー。パワフルで奥深いサウンドにユニークなパフォーマンスが話題を呼び、若者を中心に支持を得る。88年「Runner」の爆発的ヒットにより、更に幅広いファンを獲得。その後も数々の名曲をリリースしミュージックシーンに確固たる地位を築く。しかし、一五周年を迎えた1994年に爆風スランプは活動休止宣言。現在は「サンプラザ中野」として「歌手」「健康」「株」を中心に、執筆業やランナーなど幅広い活動を行っている。また2006年には西洋医学のクラシカルホメオパシーのホメオパスの資格を取得。文化的な活動をする場合に限定的に改名し「サンプラザ・ホメオパス・中野」としても活動する(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

■目次
この本の成り立ち 6
1 ストイックであることに憧れた怠け者時代 9
2 アーティストとしての危機だったデブで鬱の時代 035
3 世界よ、少食に向かって走れ!いまこそ! 75
4 ホリスティック医療の華、クラシカルホメオパシーと出会う 101
5 薬漬け男、ホメオパスの相談を受ける 123
6 薬漬け男、硫黄を処方される 167
7 カラダが平和でないうちは頭の平安はあり得ない 177
平和のためのあとがき 196

デザイン=寺井恵司/カバー装画:相場幸二

■「平和のためのあとがき」から(中ほどの2段落)
  お昼をそこら辺で売っている弁当ですましてはいけない。何が入っているかわからない。 レンジでチンで暖めてはいけない。 食材のくれる栄養を素から壊していますかもしれないから。 食べ物に限っては「便利」はやがて心身に「不幸」として帰ってくるのだよ。 「安い」は高い医療費に跳ね返ってくるかもしれないのだよ。
  とまあ医療費は高い。 個人が払っているのは三割か。 だが、つまり残りの七割はみんなで払っているのだ。 考えてみるとクラシカルホメオパシーは安いよ。 相当。 だから上手く西洋医学と両刀遣いできればよいと思うのだ。 そうすれば日本がより健康になると思うのだ。 安価に。 だから俺は広めようとしている。

■レビューページ
ぶら~りネット探訪

△■ダイドー・ブガ ― 北ビルマ・カチン州の天地人原景■2015年07月31日 08:48

ゾミア』に暮らす人々
焼畑と精霊信仰と国家への組み込み


吉田 敏浩
単行本: 142ページ
出版社: 彩流社 (2012/05)

■商品の説明
内容紹介
広大な森のなかで真に豊かに生きられる、人間の原点ともいえる場がここにある。国家に管理されず、自給自足的に暮らす人びとが、なぜ、闘わざるを得ないのか。激動するビルマ(ミャンマー)で、生き抜こうとする少数民族の写真集

ダイドー・ブガとは、カチン語でへその緒を切った場所、すなわち故郷のこと
内容(「BOOK」データベースより)
広大な森のなかで、真に豊かに生きられる、人間の原点ともいえる場がここにある。国家に管理されず、自給自足的に暮らす人びとがいまも闘わざるを得ない厳しい現実。激動するビルマ(ミャンマー)で、生き抜こうとする少数民族の写真集。
著者について
吉田 敏浩
1957年生まれ。1985~88年にビルマ(ミャンマー)北部のカチン人など諸民族の村々を訪ね、少数民族の自治権を求める戦い、山の森と共に生きる人々の生活・文化などを取材した。その記録『森の回廊』(NHK出版)で、第27回大宅壮一ノンフィクション賞を受賞。近年は現代日本社会における生と死の有り様、戦争のできる国に変わるおそれのある日本の現状を取材している。
最新刊に『赤紙と徴兵』(彩流社、2011年、「ムダの会」の主催 第2回 「いける本大賞」)、『宇宙樹の森』、『北ビルマ、いのちの根をたずねて』、『生と死をめぐる旅へ』、『ルポ 戦争協力拒否』、『反空爆の思想』、『密約』など。
著者略歴 (「BOOK著者紹介情報」より)
吉田/敏浩
1957年、大分県臼杵市生まれ。ジャーナリスト。アジアプレス所属。ビルマ北部のカチン人など少数民族の自治権を求める戦いと生活と文化を長期取材した記録、『森の回廊』(NHK出版)で96年に大宅壮一ノンフィクション賞を受賞。近年は現代日本社会の生と死の有り様、戦争のできる国に変わるおそれのある日本の現状を取材。『赤紙と徴兵』(彩流社)で2011年、いける本大賞を受賞(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

■「あとがきに代えて―森の側からの眼差し」から(抜粋)
  精霊を呼んで祀るには、然るべき時と場があることを村人たちは知っている。 それは森・自然に対して然るべき態度をわきまえることに通じる。 ここでは、人間は一方的に森を、自然を見ているわけではない。 見る者もまた見られている。 森の側から、自然の側から人間の世界を見る眼差しのあることを、村人たちは自覚している。 薬草を採るときも、誰それが病気やけがをしているから採らせてください、と唱えなければならないそうだ。 そうしないと薬草の効き目もないという。 森の側からの眼差しを意識してのことだ。

■一言:
写真を主とする作品であり、カチン州の高地に暮らす人々の様子を知ることができます。
ここは、『ゾミア』に該当する地域の一つであり、焼畑を生業としています。
本書の終わりの方では、移住を強制し、空爆を行うビルマ政府が登場します。
何もビルマ政府に問題があるのではなく文明・国家=徴税機関であるという本質がこのような暮らしを許さないことを『ゾミア』で知った上で本書を読むと、「軍事政権許せない」という誤った結論に導かれることがないでしょう。

■書評:
るびりん書林 別館

○■秘境パタゴニア■2015年07月25日 11:50

極南の地に暮らしたモンゴロイドの姿を含む、
烈風ふきすさぶ極限の自然と生活をカメラとペンでつづった探検記


飯山 達雄 (著), 西村 豪 (著)
-: 184ページ
出版社: 朝日新聞社 (1970)

■商品の説明
内容
世界最後の秘境パタゴニア―「氷と火と森林の国」といわれる南米最南端の大地。巨大な氷河の山と茫漠たる荒原、つねに70~80mの烈風が吹きすさぶ極限の自然と生活を、カメラとペンでつづった初の本格的探検記。

著者について
飯山達雄(いいやま・たつお)
1904年横浜生れ。1945年までは朝鮮の未登頂岩峰の数々を初登はん、蒙古、ゴビ砂漠、西イリアンの探検。 1955年から南米大陸へ渡り10年間にわたってモンゴロイドを追い、マト・グロッソ、アマゾンを経てアンデス沿いにパタゴニアへ旅行。1965年帰国。
著書 「朝鮮の山」、「蒙疆の旅」、「ブラジル」、「ニューギニア」(朝日新聞社刊)、「インカの織物」(朝日新聞社刊)、「インカの秘宝」などがある。

西村豪(にしむら・つよし)
1937年鳥取県大山生れ。1962年北大理学部地質鉱物学科卒。北大山岳部OB。1964年~1965年アマゾン源流より河口まで探検。1965~69年北大パタゴニア調査隊参加、 現在チリ大学客員研究員(チリ大学り数学部・地質学教室)
(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

■目次
写真
パタゴニアへの遠い道 2
火の大地フエゴ島 6
ビーグル水道 8
ナヴァリーノ島 16
暴風圏のダーウィン山脈 34
永遠の火 46
プンタアレーナス 50
パイネ山とグレイ氷河 70
パタゴニアパンパ 86
氷河と氷河湖 94
フィヨルド地帯 114
北縁の湖沼と火山群 126

カット 山川勇一郎

本文
火と氷の国
  「ビーグル航海記現代版」 147
  ・チリー軍艦に同乗 147
  ・ビーグル水道へ 151
  ・大氷河の出現 153
  ・地球最南端の村 158
  ・今やたった三人のみ 160
  パイネ山行 163
  ・空からのおとずれ 163
  ・自動車旅行 165
  ・待望のパイネ・トーレ 169
  ・思いがけぬ歓待 170
  ・プデト小屋にて 175
  マゼラン海峡へ 178
  ・小さな町での親切 178
  ・陸・海・空軍の援助で 181

あとがき 185

■一言:
186ページのうち、144ページまでを写真(一部文章のページあり)が占める、写真主体の本

■書評:
るびりん書林 別館

△○大麻大百科○2015年07月20日 09:09

大麻に関する最新状況と栽培方法など



大麻研究会 (著)
発行所: データハウス
2007年1月10日発行
572ページ

商品の説明
マリファナの歴史から世界各国の現状、マリファナの成分、 使用法、作用、危険性、栽培方法など、あらゆる角度から解明したマリファナ・ファイルガイド。

■目次(中項目まで)
はじめに
マリファナの歴史 15
・マリファナの歴史 16
・日本におけるマリファナの古代史 18
・マリファナはいつ生まれたのか? 21
・アメリカにおけるマリファナ受難の歴史 22
・日本におけるマリファナ受難の歴史 31
・マリファナ問題の今後 47
マリファナのすべて 59
・マリファナとはなにか? 60

ハッシシのすべて 107
・ハッシシのすべて 108

海外におけるマリファナの状況 129
・海外におけるマリファナの状況 130
・マリファナを巡る各国の状況 133
・中南米 142
・ヨーロッパ 149
・アジア 156
・中東・アフリカ 184
・オセアニア 187
・ヨーロッパ番外編 188

マリファナの作用 201
・マリファナの作用 202

医療品としてのマリファナ 225
・医療品としてのマリファナ 226

マリファナとバッドトリップ 255
・マリファナとバッドトリップ 256

肉体に及ぼすマリファナの危険性 265
・肉体に及ぼすマリファナの危険性 266

精神に及ぼすマリファナの危険性 277
・精神に及ぼすマリファナの危険性 278

マリファナに関する法律 287
・マリファナに関する法律 288

マリファナの様々な使用法 301
・マリファナの様々な使用法 302

マリファナの栽培方法 313
・マリファナの栽培 314
・栽培のための準備 315
・カタログの請求方法 350
・肥料の選び方 360
・容器の選び方 380
・ロックウールを使用した水耕栽培システム 382
・発芽のポイント 385
・光源のポイント 388
・大気と温度に関して 401
・水分に関数ポイント 413
・双葉が出た後から開花時期にかけての栽培ポイント 418
・水耕栽培システムとクローン 433
・雄株と雌株を見分ける方法 442
・シンセミア栽培のポイント 449
・収穫に関するテクニック 453
・マリファナの乾燥方法 460
・マリファナおn保存方法 469
・パリファナ新品種の創作方法 472

マリファナとその喫煙具 477
・マリファナとその喫煙具 478

マリファナ・クッキング 497
・マリファナ・クッキング 498

資料 509
・マリファナ・スラング小辞典 510
・大麻取締法 555

■一言:
「はじめに」に、本書を執筆した背景が記されています。これによ ると、マリファナには依存性があるということが確認されたことと、 世界各国でマリファナの合法化が進んでいる一方で、日本では旧態 依然の「マリファナは無害だ」という情報が流通していることが理 由とされています。
またGHQから押しつけられた大麻取締法は、法律としての目的が明 確でなく、取り締まるべき大麻草の品種名さえ間違えているという 指摘がこともここに記されています。
大項目に対して、中項目が1項目のみのる編成が多い中で、栽培に多くのページが割かれていることがわかります。 「マリファナ・クッキング」では、マリファナを経口摂取する方法 が説明されています。
日本では吸引する習慣がない一方で、戦前は稲と並ぶ強化作物として広く栽培されていたわけですが、 麻の持つ食物、衣服、燃料としての実用性については本書では残念ながら詳述されていません。

△●谷間の生霊たち●2015年07月13日 08:17

重度障害児の安楽死を扱い太宰治賞を受賞


朝海 さち子 (著)
231ページ
出版社: 筑摩書房 (1975)

■商品の説明
内容
障害児施設を描き安楽死問題と取り組む話題の力作小説集。

目も見えず
口もきけず
耳もきこえず
白痴で
肢体が不自由な
健ちゃんは
死んだほうが
幸せなのか…

著者について
朝海さち子(あさみ さちこ)
1938年、北海道に生まれる。慶応義塾大学医学部付属厚生女子学院を卒業。1974年、「谷間の生霊たち」で太宰治賞受賞。創作・評論・脚本・レコード錯視など、多方面で活躍している。
主な作品
創作:「コタンの春」「胎動期」「真杉静江の生涯」
評論:「偶像、白衣の天使」(現代評論社)「女湯の旅」
脚本:「草原の若人たち」(新人脚本賞)「わたしたちは天使じゃない」(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

■目次
谷間の生霊たち 3
マリア 55
喪の季節 131

■概略
表題作「谷間の生霊たち」は山間部の重度心身障害児施設で起きた、軽度の知的障害(「知恵遅れ」と表記)を持つ補助看護士による安楽死事件を暑かった作品。
「マリア」は続編であり、事件後、都会に引っ越した主人公とマリアと名付けられたセキセイインコの心の交流と、都会に住む人々のさむざむとした暮らしぶりが描かれている。
「喪の季節」は当時の医療現場において看護婦がおかれている状況や医療施設における人間関係などを描いている。

■埴谷雄高氏評
この種の新しい安楽死の問題の提出は、実人生においてさらにさまざまな反対論議を呼ぶであろうけれども、問題提出者としての文学はその文学的リアリティ自体において完結していればそれでよしと私はする。この作者の出発を祝福し、社会と存在の両端にわたる今後の視野の深化に私は期待している。

■水上勉氏評
提示された問題のふかさは、おいそれと解決のつくものではなくて、人間が生きる限り背負う材料である。朝海さんは渾身の力をふるって、この問いをまとめあげようとした。

■一言:
本書の筆名は「朝海さち子」ですが、現在は「十津川光子」として活動されているようです。