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○■ブラザー イーグル、シスター スカイ―酋長シアトルからのメッセージ■2017年03月27日 19:34

「われらは知っている、大地はわれらのものでなく、われらが大地のものであることを」



スーザン・ジェファーズ (著), 徳岡 久生 (著), 中西 敏夫 (著)
大型本: 26ページ
出版社: JULA出版局 (1996/11)

■商品の説明
出版社からのコメント
空が金で買えるだろうか? と酋長シアトルは話し始めた。
 雨や風をひとりじめできるだろうか?………(本文より)

酋長シアトルのメッセージはこの絵本をとおして世界中に広がり、深い感動を呼びました。混迷の時代、私たちはどう生きるべきか…今こそ、子どもと一緒に読みたい必読の絵本です!!

内容(「MARC」データベースより)
白人たちに土地を追われ、追いつめられ、ついに部族の土地を手放すその時、酋長シアトルは訴える。「大地はわたしたちの母。大地にふりかかることはみな、大地の息子とむすめにもふりかかるのだ。」と。
著者について
SUSAN JEFFERS●スーザン・ジェファーズ/1942年、米ニューヨーク州ニュージャージー生まれ。プラット・インスティテュート卒業。出版社勤務の後、フリーでデザインや挿絵の仕事を始める。74年、『のんきなかりゅうど マザー・グースのうた』(アリス館牧神社)で、カルデコット賞を受賞。75年には、ブラチスバラ世界絵本原画展で、金のりんご賞を受賞している。日本で紹介されている彼女の作品は、『のんきなかりゅうど』の他に、『白い森のなかで』『ヘンデルとグレーテル』(ほるぷ出版)がある。(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

■カバーそでより
  「インディアン」という言葉から、わたしたち日本人は何を思いうかべるだろう?
  はだかウマまたがり、バッファローを狩りする姿。ワシの羽がいっぱいついているかみざりを身につけた酋長の雄姿。三角テントの群れ……。
  かれらの祖先は、今から2万年前の氷河期のころ、陸続きになった大陸を長い時間をかけて移動してきたアジア系の人たちだったといわれている。その昔、1000をこえる部族が、広い北アメリカの各地に住んでおり、200以上の言葉が話されていた。
  その生活の仕方も、トウモロコシなどを畑に植えたりするもの、バッファローやカリブーなどの動物を狩りするもの、川や湖や海などで魚をとるもの、また、時にはクジラのような大きなえものをならうものなどというように、さまざまであった。
  しかし、宗教についてはどの部族も同じように、汎神論にもとづいている。つまり、人間のまわりにあるすべての自然――木や川や風や大地などの無生物から、シカやウマやワシやクマなどの動物まで――は神であり、神聖な霊がやどっていると考えていた。
  そして、人間と他の生きものとは同じ自然の一部であって、この地球上に生かされているかけがえのないいのちであり、兄弟姉妹であるという考え方が強い。
      *
  この絵本の主人公酋長シアトルは、1790年ころに生まれ、1866年に亡くなっている。
  ちょうどこの時期はアメリカがイギリスの植民地から独立し、一つの国家として拡大を続けた時代にあたっている。しかし、その独立は白人中心の独立であり、開拓をして白人社会をつくっていくうえでは、インディアンはじゃま者でしかなかった。長い間、インディアンに対する迫害が続いた。
  白人たちに土地を追われ、追いつめられているにもかかわらず、酋長シアトルのメッセージは、もの静かにわたしたちに訴えかけてくる。そこには、自然に対する深い愛があり、人種をこえてよびかけてくる強い平和への願いがこめられている。現代のわたしたちの生きかたを、まるで問いただすかのように。
  この絵本は、今アメリカではベストセラーを続け、ヨーロッパでも各国語に翻訳され、たくさんの人に愛されている。

■書評
「われらは知っている、大地はわれらのものでなく、われらが大地のものであることを」

○■イヤな仕事はやらないで済ませられる■2017年03月23日 10:17

イヤな仕事をやらないで進みたい方面の仕事で生きていく具体的方法



ウイリアム・J・ライリー(著)
福原誠一(訳)
-: 182ページ
出版社: 白揚社 (1956)

■商品の紹介
内容
『イヤな仕事はやらないで済ませられる』
――仕事がイヤでイヤでたまらない人に捧ぐ――

あなたは・・・現在の仕事にあきている!!
あなたは・・・仕事にすべて満足していない!!
あなたは・・・仕事を面白くやる事ができない!!
――もし、この様な状態に該当するのでしたらあなたにとって、そ れは危険である。一刻も早くそんな状態から抜け出しなさい。本書 には、
1. 仕事を面白くうまくやる法
2. 欲しいだけのお金を容易にうる法
3. あなたの将来を、これから楽しく作りだすにはどうすればよい か、等が科学的に示されている。
仕事を楽しみながら生活できたらどんなに幸福であろう。イヤな仕 事を捨てて楽しい仕事に移る方法を、実例を挙げてすぐ役立つよう 示している。高校・大学生から、60才の定年すぎた人にいたるま で、年代別に好きな仕事をしながら金を得て、将来の楽しい生活に 移る方法を教えている。

■著者について
W・J・ライリー
米国の権威ある人事相談所の最高顧問であり、哲学博士である。一九三二年ストレイト・スィンキング協会を設立し、その会長となり、経営と職業の問題の指導に従事している。

福原誠一(ふくはら・せいいち)
昭和十五年東京商大卒業。現在某有名会社総務部長付、経営研究会委員、日本事務管理専門委員(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

■目次
☆仕事とは何だろうか?
☆イヤな仕事はやらないで済ませられる
      何を職業とするかについて選ぶときは
☆何故、あなたはやりたいことをやらないか
☆第一歩を踏み出す       前途の障害にイジけないこと ☆自分のすきな道に入り込んでゆくこと
      現在の仕事からすきな道に移る原則
☆あなたは対人関係をしっかりつかむこと
      自分の上役をとびこえないこと
      約束したことはきっと守ること
      どうして頑固な人の気持ちをやわらげるか
☆もし貴方が三十五才になっていなかったら
      どうやって自分の考えを人に売り込むか
      昔の上役、旧友を大切にすること
      自分の進路を図にかいておくこと
☆貴方が三十五才から五十五才の間だったら
      消極的な考えにおちこまないように
      五十五才以降の計画について
☆もしもあなたが五十五才をこえていたら

■帯より
あなたの毎日の仕事は楽しいですか、辛いですか、まだ見込みがありますか・・・もしイヤでイヤでたまらないなら一刻も早くそこから抜け出さなければいけません。本書は、”仕事を楽しくうまくやる法””欲しいだけのお金を短期間に得るアイデア””あなたの将来をこれから有効に作り出すにはどうすればよいか”等を科学的に教えます。

■書評
イヤな仕事をやらないで進みたい方面の仕事で生きていく具体的方法

○■赤紙と徴兵――105歳 最後の兵事係の証言から■2017年03月02日 20:45

村役場で兵事係を務め、敗戦後命令に背いて資料を保管していた105歳老人の体験を中心に、国が戦争を行うとは国民にとってどのような体験なのかを伝える



吉田 敏浩 (著)
単行本: 318ページ
出版社: 彩流社 (2011/8/1)

■商品の説明
内容紹介
兵事書類について沈黙を通しながら、独り戦没者名簿を綴った元兵事係、西邑仁平さんの戦後は、死者たちとともにあった―全国でも大変めずらしい貴重な資料を読み解き、現在への教訓を大宅賞作家が伝える。渾身の力作。

村人に毎日のように赤紙(召集令状)を届けつづけた兵事係、西邑仁平さん(105歳で亡くなった、滋賀県大郷村〈現・長浜市〉)は、敗戦時、軍から24時間以内の焼却命令が出ていたのに背き、命がけで大量の兵事書類を残した。「 焼却命令には合点がいきませんでした。村からは多くの戦没者が出ています。これを処分してしまったら、戦争に征かれた人の労苦や功績が無になってしまう、遺族の方にも申し訳ない、と思ったんです」 警察や進駐軍による家宅捜索への不安の毎日。妻にさえ打ち明けることができなかった。100歳を超え、ようやく公開に踏み切った。赤紙は軍が綿密な計画のもとで発行し、人々を戦地に赴かせていた。兵事係は、その赤紙を配るだけでなく、戦死公報の伝達や戦死者の葬儀なども担っていた。

内容(「BOOK」データベースより)
命がけで残した兵事書類について沈黙を通し、独り戦没者名簿を綴った元兵事係の戦後は、死者たちとともにあった―。なぜ、国家は戦争ができたのか、なぜ、かくも精密な徴兵制度が稼働したのか、戦争遂行は上からの力だけではなかった。村の日常から戦場への道のりを追った力作。

著者について
1957年生まれ。1985~88年にビルマ(ミャンマー)北部のカチン人など諸民族の村々を訪ね、少数民族の自治権を求める戦い、山の森と共に生きる人々の生活・文化などを取材した。その記録『森の回廊』(NHK出版)で、第27回大宅壮一ノンフィクション賞を受賞。近年は現代日本社会における生と死の有り様、戦争のできる国に変わるおそれのある日本の現状を取材している。著書に『宇宙樹の森』、『北ビルマ、いのちの根をたずねて』、『生と死をめぐる旅へ』、『ルポ 戦争協力拒否』、『反空爆の思想』、『密約』など。

著者略歴 (「BOOK著者紹介情報」より)
吉田/敏浩
1957年、大分県臼杵市生まれ。ジャーナリスト。アジアプレス所属。ビルマ北部のカチン人など少数民族の自治権を求める戦いと生活と文化を長期取材した記録、『森の回廊』(NHK出版)で’96年に大宅壮一ノンフィクション賞を受賞(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

■目次
第一章 密かに残した兵事書類 3
焼却命令に背いて/徴兵適齢期とは/戦争を知るための証として/徴兵検査への道/「皇国民タルノ自覚」/徹底した選別/所在不明者を捜せ/徴兵忌避と失踪/巨大な鉄の箍(たが)/現役兵、入営す

第二章 ある現役兵の戦場体験 33
昭和十七年の現役兵に告ぐ/出征の日/中国大陸の戦地で/現地で食糧を奪いながら/住民を捕まえて「苦力」に/命だけあったらいいと

第三章 赤紙を配る、赤紙が来る 49
兵隊に取られる/召集と動員/召集の仕組み/真夜中に来る赤紙/動員の克明な記録/赤紙を配る使者/上海事変での召集/「召集令状受領証」に残された文字/ある少尉の自刃/捕虜になった身を自ら責めて/美化された軍人の自決/一枚の赤紙が運命を左右した

第四章 出征した兄弟たちの戦記 87
来るべきものが来た/「事変備忘録」の言葉/大曠野の行軍/「南京大虐殺はありました」/戦争そして帰還/弟たちの出征/フィリピン戦線へ/上陸作戦中に戦死す/生と死の狭間/バタアン半島の死闘/マラリアに倒れて

第五章 誰をどのように召集したのか 121
「赤紙が来たんかねー」/出征する兄を見送って/兄が戦地から帰って来た日/「村内巡視心得書」/赤紙が届いた家に目を光らせる/秘密だった召集の仕組み/在郷軍人の個人情報を収集/「在郷軍人所在不明者」の捜索/「在郷軍人身上申告票」/在郷軍人の職業・特有技能を把握/兵士の「身材」/各兵種に必要な特有技能/動員のための膨大な準備/戦時召集猶予者/国家総動員体制

第六章 兵事係と銃後 171
国防献金/銃後の護り/非常時の協力一致/出動部隊の歓送/地域ぐるみの行事/武運長久祈願祭/「満蒙ハ我ガ国防ノ生命線」/国民の戦争支持の熱意/戦地と銃後を結ぶ慰問袋/軍事援護事業/銃後奉公会と挙国一致/派遣軍人の家庭状況調査/傍聴というスパイ対策/「スパイは汽車に井戸端に」/戦没者の村葬と戦死の現実/慰霊祭と靖国神社合祀/草の根の戦争支持

第七章 海軍志願兵 223
「海軍は君等を待っている」/志願兵募集に力を注ぐ/志願者数の割当/いかに志願兵を増やすか/割当員数を確保せよ/つくられた海軍志願兵/海軍と志願兵への憧れ/志願兵合格の日/時世の歌を書いて/軍艦「長良」乗組員に/太平洋上の戦闘/「お母さーん、お母さーん」という声が/「巡洋艦長良交戦記録」/偽りの「大本営発表」/生き延びたことへの引け目/戦死した同級生たち

第八章 死者たちとともに 265
戦死の告知/「また仁平さんが来はった!」/兄弟それぞれの道/次々と赤紙が/「国民兵役編入者職業健康程度調査」/兵力の膨張/戦死の知らせ/赤紙配達の青年も戦場へ/戦地からの手紙/故郷と家族への思い/兄の戦死を信じられない/村の戦没者名簿

あとがきに代えて―白骨街道と赤紙 303
主要参考資料 314

■「あとがきに代えて」の途中の部分から
  なぜ、かくも多くの日本の男たちが、家族と共にいる生活の場から引き離されて、広大なアジア・太平洋の異国の戦場にまで赴かねばならなかったのだろうか。
  元々、個人的には何の対立関係もなかったはずの他国の男たちと、なぜ敵同士になって殺し合わなければならなかったのだろう。
  なぜ、戦闘や飢えや病で命を落とさなければならなかったのか。どうして、「白骨街道」のような惨状になてしまったのか。
  私はビルマで、何度も考えされられた。

■書評
村役場で兵事係を務め、敗戦後命令に背いて資料を保管していた105歳老人の体験を中心に、国が戦争を行うとは国民にとってどのような体験なのかを伝える

◎■「氣」の威力■2017年02月09日 18:23

「氣(気)」を含むたくさんの表現を持つ日本語。その意味がわかった氣がします。


藤平 光一 (著)
単行本: 278ページ
出版社: 講談社 (1990/4/18)


藤平光一 (著)
フォーマット: Kindle版
ファイルサイズ: 8017 KB
紙の本の長さ: 177 ページ
出版社: 幻冬舎 (2015/1/30)

■商品の説明
内容紹介
氣を生活に応用すれば人生はこんなに変わる「氣」は特別なものでなく全て理にかなっている.心身を統一し,天地の氣と交流すればまちがいなく人生の勝利者となれる.王・広岡・長嶋氏や宇野千代氏絶賛の書

内容(「BOOK」データベースより)
あなたにも、わけなく「気」のエネルギーが出せる―。合気道十段の著者が生涯をかけて確立した「気」の応用、決定版。

著者について
1920年栃木県生まれ。慶応義塾大学卒業。助膜炎にかかるなど病弱のため、強い体と心を求めて、禅やみそぎの呼吸法を修行。19歳のときから合氣道を学び、最高段位10段を得る。1953年渡米、ハワイ州をはじめ20州に合氣道を普及する。「氣」による王貞治選手の一本足打法の指導、千代の富士の脱臼を看るなど、つとに有名。1971年「氣の研究会」を組織し、以後心身統一道・氣の原理普及に努める。同会会長。

著者略歴 (「BOOK著者紹介情報」より)
藤平/光一
1920年1月20日、東京生まれ。慶應義塾大学経済学部卒業。肋膜炎にかかるなど、幼少のころより病弱だったため、強い心と身体を求めて、坐禅や神道の「みそぎ」の呼吸法を修行。19歳から合気道開祖の植芝盛平に師事。後に最高段位である十段を得る。終戦後から中村天風に師事。1953年から単身で世界をまわり、アメリカを皮切りに合氣道の普及に尽力する。1974年以降、氣の原理(心が身体を動かす)に基づいた心身統一合氣道を世界中に普及し、多くの指導者を育成する。2011年5月19日、91歳で逝去(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです) --このテキストは、単行本版に関連付けられています。

■目次
プロローグ 氣は誰にでも出せる
「氣」が打たせた王の七〇〇号ホームラン 13
氣の出ている人、引っ込んでいる人 16
氣が生んだ江川投手の剛速球 17
あなたにも氣が出せることを証明する 20

第一章 氣とは何か
なぜ「気」を「氣」と書くのか 25
氣とはいったい何か 26
人間の心も肉体も氣が大本 29
天地の氣を囲ったものが生命 30
ハーバード大・アイゼンベルグ博士との対話 32
陰陽五行説の間違い 34
六十歳でも現役力士を投げ飛ばすことができる 115
力を使わずに瞬時に相手をひっくり返す技術とは 117
相手にふれずに投げることは不可能 119
同時に飛びかかる七人の大男を投げ飛ばすことがなぜ可能か 120
背後から不意に飛びかかる人間がわかる 124
"氣の配り"とは 127
眼球障害のウィルソン・ラウ氏は氣で立ち直った 129
強い統一体をつくる「一教運動」とは 132

第三章 私はいかにして氣を体得したか
先祖は栃木県赤羽の代官だった 139
祖父が頭取の下野銀行が倒産 141
母の力で返した七〇万円の大借金 142
もともと虚弱児だった私 143
九歳で柔道家の父から柔道を教わる 144
十六歳で慶応予科へ 145
肋膜炎で運動禁止の診断を受ける 147
体の故障が病、氣まで病むのが病氣だと悟る 148
山岡鉄舟の高弟・小倉鉄樹の著書を読んで開眼 150
坐禅の会「一九会」入門 152
厳しい修行の結果、肋膜が完治 153
「天上天下唯我独尊」というあだ名の由来 156
私はなぜ合氣道の門を叩いたのか 158
先生以外に私を投げ飛ばす者がいなくなった 161
応召――東部第三六部隊二等兵 164
何ともなかった軍隊のしごき 168
初めての銃剣術で下士官をまかす 170
豊橋予備士官学校へ中隊一番で入校 172
私は立ったまま眠ることができた 174
部隊でただ一人教育総監賞受賞 177
戦地で欠かさなかった一日二〇〇回の藤平式呼吸法 179
戦闘――死の恐怖のなかで悟った 182
臍下の一点に心をしずめて統一することを知る 184
徳富蘇峰の漢詩添削を断る 186
「心が体を動かす」ことを学んだ中村天風先生との出会い 188
合氣道とは天地の氣に合するの道 190
氣の原理を世界に広める 191
ハワイでプロレスラーを投げ飛ばす 193
合氣道十段位を受ける 196
ヨーロッパに広まった氣の原理 198

第四章 氣は生活にこうして応用できる
一時間の眼球手術の間まばたきをしなかった青年 203
川に転落した車から無傷で生還した氣の実践者 204
氣を応用して痛くない注射をする 206
人間は草食動物だから汗をかく 208
姿勢が悪いとやる氣が出てこない 209
ゴルフが体によくないわけ 211
動作は左右均等に二度行うのが自然 212
現代人にはジョギングよりもウォーキングのほうが体によい 213
脚の裏側が伸びると若返る 214
どこでもリラックスできる指先ブラブラ体操 217
歩くとき、心を歩くことに向けているか 219
氣を出して難局に立ち向かう 222
"ホラ"を吹くことの効用 274
ダメな子をどう立ち直らせるか 226
子供はすべてよい子である 227
無氣力な子には「鉄の棒になる体」を教える 230
とっさの決断力・判断力を養う 232
藤平式の呼吸法で記憶力・集中力を養う 234
暗示をかければ太陽を肉眼で見つめることも 236
マイナスのクセは鏡に向かって暗示をかける 237
人前や試験であがらない方法 239
あがっているかどうかを自分で調べるテスト 241
不眠症を解消するには 244
熟睡するには足先を温める 245
病氣がなおる氣圧療法とは何か 246
簡単にできる氣圧療法 248
氣圧療法で肩こりを解消してみよう 249
氣圧療法は体のラインにそって行う 251
"藤平式氣の呼吸法"のすべて 254
肝臓病に効く藤平式の呼吸法 257
氣を用いればスムーズになる対人関係 260
年寄りの楽隠居は体に毒 261
老人性痴呆症に勝つ 262
感謝の気持ちが環境破壊を防ぐ 263

第五章 <座談会>「氣」が私を変えた
―出席者 広岡達朗・長島茂雄・王貞治・藤平光一

心を白紙にして学んだら氣が出るようになった 267
長島は先天的に氣が出ている 269
目の前で見せられると信じないわけにはいかない 271
西武ライオンズの主力選手は氣を学んでいる 273
千代の富士の脱臼に氣圧療法をほどこした 275

■カバーそでの言葉(1)
氣の理論はあらゆる場面で応用できる!――広岡達朗
私が「氣」を信じるようになったのは、柔道三段の猛者が小柄な藤平先生にかかっていったとたん、ポーンと投げられるのを目のあたりにしたときです。以後、修行に励み、西武ライオンズの選手を氣の理論を応用して指導し、日本一のチームに育てあげることができたのです。

■カバーそでの言葉(2)
氣が一本足打法を完成させた!――王貞治
私が一本足打法を完成できたのは、荒川コーチに連れられて「氣」を学んだおかげです。打つ瞬間、右足に体重がかかってしまうクセを矯正し、左足一本でビクともしない姿勢を教えていただきました。疑わず、白紙の状態で臨んだから、いい結果が出たのです。

■書評
「氣(気)」を含むたくさんの表現を持つ日本語。その意味がわかった氣がします。

○■ここで暮らす楽しみ■2017年02月07日 14:42

一生を生きるのではなく、日々を生きることで見えてきた、地球に属し、地域に属すということ


山尾 三省 (著)
単行本: 352ページ
出版社: 新泉社 (2012/4/4)


山尾 三省 (著)
単行本: 335ページ
出版社: 山と溪谷社 (1998/12)

■商品の説明
内容紹介
久島の島での暮らしの中から、人々との関わり、海や山、木や花や虫などの自然とのつきあい、さらに地球、宇宙、カミという世界にまで思索を広げ、ここで暮らすことの意味、楽しさを語る。1999年に山と溪谷社から出版されたエッセイ集を、山尾三省ライブラリーの一冊として復刊。(野草社発行)

内容(「BOOK」データベースより)
百姓として、詩人として、屋久島暮らし二十年。今日もまたゆっくり歩く著者の随筆集。 --このテキストは、絶版本またはこのタイトルには設定されていない版型に関連付けられています。

著者略歴 (「BOOK著者紹介情報」より) 山尾/三省 1938年、東京・神田に生まれる。早稲田大学文学部西洋哲学科中退。67年、「部族」と称する対抗文化コミューン運動を起こす。73~74年、インド・ネパールの聖地を一年間巡礼。75年、東京・西荻窪のほびっと村の創立に参加し、無農薬野菜の販売を手がける。77年、家族とともに屋久島の一湊白川山に移住し、耕し、詩作し、祈る暮らしを続ける。2001年8月28日、逝去(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです) --このテキストは、単行本版に関連付けられています。

■目次
はじめに 9
縄文衝動 20
鹿を捕る 33
セーノコという新しい神話 46
モーニンググローリィ 59
棉の実 73
山ん川の湧水 86
薪採り 100
冬至の日の畑から 114
里イモというカミ 127
雨水節 142
森は海の恋人 155
シエラネバダにて(前篇) 169
シエラネバダにて(後篇) 184
千四百万年という時間 199
自分の星 自分の樹 自分の岩 212
贅沢な畑 226
水の道 239
二千年の時間 254
大山・八国山・甲斐駒・八ヶ岳 268
オリオンの三つ星 281
東北の大工 295
アオモジの満開の花 306
森羅万象の中へ 318
あとがき 334

■「あとがき」の前半部分
  この本は、一九九六年の七月号から九八年の六月号まで、丸二年間にわたって月刊『Outdoor』誌に連載したものを一冊にまとめたものである。
  アウトドアというと、一般的には野外で様々に遊ぶことや旅行をすること、多少の冒険をすることなどのように思われているが、ぼくはその中に敢えて<暮らす>という視野を持ち込んだ。なぜなら、究極のアウトドアとは暮らすことにほかならないからである。
  この二年間の暮らすという旅の中で、次第にぼくにはっきりとしてきたことは、ぼく達はこの地球に属し、ぼく達が暮らしているその地域に属しているのだ、ということであった。
  そういう体感、あるいは考え方は、二年前に連載を始めた時点においてはまだぼくに明確に訪れてはいなくて、月を重ね、年を重ねるごとに少しずつ明らかになってきたことである。これは、ぼくとしては思いもかけなかった展開である。
  何かに属することを何よりも嫌悪してきた自分が、連載を重ねるにつれていつのまにか、たとえば水に属することにこそ本当の自由と喜びがあることを知るようになり、樹に属することにこそ自分の人生があることを実感するようになってきた。
  ぼくとしては、今は訪れてきた新しい自由と喜びの出発点に立った気持ちである。

■書評
一生を生きるのではなく、日々を生きることで見えてきた、地球に属し、地域に属すということ

○■アニマルスピーク ──守護動物「トーテム」のメッセージで目覚める本当のあなた (フェニックスシリーズ) ■2017年02月05日 16:19

水辺の家に住みたいと思っていた私のトーテムアニマルはカエルなのかもしれません。


テッド・アンドリューズ (著)
単行本(ソフトカバー): 320ページ
出版社: パンローリング (2014/6/14)

商品の説明
内容紹介
悩み、壁に立ち向かうためのスピリットガイド
あなたをサポートしてくれる動物を見つけるには

トーテムアニマルを特定する質問
●昔から気になっている動物は?
●動物園に行ったら、いちばん見たい動物は?
●屋外でよく見かけたり、自然のなかで遭遇したことのある動物は?
●動物に噛まれたり、襲われたりした経験はあるか
●動物の夢を見ることはあるか

動物が教えてくれる生きるヒント
動物たちを「精霊の仮の姿」とする神話や言い伝えは世界各国に存在します。 例えば、精霊界の使者が動物の姿を借りて、コミュニケーションの取れる存在として人間の前に現れてアドバイスをくれたり、守り神として動物の姿の精霊たちを崇めることもあります。

現代社会ではそうした考えを迷信だとか、古くさいといってただのおとぎ話と思い込んでいますが、「動物はパワーをもっている」という考え方がこれほど古今東西に浸透しているのなら、ある程度の信憑性があると思うほうが自然ではないでしょうか。

本書では、「動物」という自然が、目に見える世界と見えない世界をどうつないでいるのかを考え、動物が私たちに伝えようとしていることが何なのかを解き明かしていきます。
内容(「BOOK」データベースより)
動物たちを「精霊の仮の姿」とする神話や言い伝えは世界各国に存在します。例えば、精霊界の使者が動物の姿を借りて、コミュニケーションの取れる存在として人間の前に現れてアドバイスをくれたり、守り神として動物の姿の精霊たちを崇めることもあります。本書では、「動物」という自然が、目に見える世界と見えない世界をどうつないでいるのかを考え、動物が私たちに伝えようとしていることが何なのかを解き明かしていきます。

著者について
テッド・アンドリューズ
形而上学や精神世界の分野で作家、研究者、講師として活躍。古代神秘にまつわるセミナー、シンポジウム、ワークショップ、講演会を主宰し、抽象的で難解なテーマを具体的に分かりやすく伝えることに定評があった。 催眠療法士、指圧師の資格をもち、薬草を用いた代替療法や自然治癒力を高めるホリスティック医学を研究、活用。また、ピアノ、ハープ、尺八、シャーマン・ラトル、チベット伝来の楽器を用いたカウンセリングを考案し、潜在意識の覚醒に努めた。 霊視力を備え、前世やオーラの解読、数秘術、タロットに精通。主な著書に『あなたにもオーラは見える』『自分の前世! がわかる本』(共に成甲書房)がある。2009年に他界。

著者略歴 (「BOOK著者紹介情報」より)
アンドリューズ,テッド
形而上学や精神世界の分野で作家、研究者、講師として活躍。古代神秘にまつわるセミナー、シンポジウム、ワークショップ、講演会を主宰し、抽象的で難解なテーマを具体的に分かりやすく伝えることに定評があった。催眠療法士、指圧師の資格をもち、薬草を用いた代替療法や自然治癒力を高めるホリスティック医学を研究、活用。また、ピアノ、ハーブ、尺八、シャーマン・ラトル、チベット伝来の楽器を用いたカウンセリングを考案し、潜在意識の覚醒に努めた(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

■目次
はじめに―動物の言葉を学ぶには 3
第I部 自然科のさまざまなシンボル 15
1. トーテムアニマルに学ぶ、魂と神秘の導き 16
2. 自分のトーテムアニマルを見つけよう 21
3. 自然の予兆と動物からのメッセージを読み解く 38
4. 風景が象徴するメッセージ 53

第II部 翼のもつ魔力 65
5. 自分を飛躍させる「空の通過儀礼」と鳥 66
トーテムアニマル事典【鳥】 76
(オウム/オンドリ/カッコウ/カナリア/カモ/カモメ/カラス/カワセミ/ガン/キジ/キツツキ/クジャク/コウノトリ/コンドル/サギ/シチメンチョウ/スズメ/タカ/ダチョウ/ツバメ/ツル/ハクチョウ/ハト/フクロウ/ペリカン/ペンギン/ムクドリ/メンドリ/ワシ)

第III部 哺乳類のメッセージ 159
6. 哺乳類を敬う 160
トーテムアニマル事典【哺乳類】 170
(アザラシ、アシカ/アライグマ/イタチ/イヌ/イルカ/(野)ウサギ/ウシ/ウマ/オオカミ/カワウソ/キツネ/キリン/クジラ/クマ/コウモリ/サイ/シカ/シロイワヤギ/スカンク/ゾウ/トラ/ネコ/ネズミ/ビーバー/(オオツノ)ヒツジ/プレーリードッグ/ライオン/リス/ロバ)

第IV部 昆虫と爬虫類のユニークな言葉 261
7. 昆虫の世界をのぞく 262
トーテムアニマル事典【昆虫】 270
(アリ/カマキリ/クモ/チョウ/トンボ/バッタ/ミツバチ)
8. 爬虫類の神秘 289
トーテムアニマル事典【爬虫類】 296
(ウミガメ/カエル/カメレオン/トカゲ/ヘビ/ワニ)

おわりに―文明社会でトーテムアニマルと出会うには 316

■「おわりに」の中間部分から
自然界は植物、動物、人間のコミュニティです。おのおのが生態系の一端をにない、お互いを必要としています。自然界で起きることは私たちに影響し、私たちに起きることは動植物に影響します。人間社会だけを切り離そうとしても、そうはいきません。自然と人間の共鳴は現実に起きています。たとえ人間が気づかなくても、自然は気づいています。


■書評レビューより
「葉っぱ一枚、蟻んこ一匹にも神秘を感じるような方に、特におすすめします。」

■書評
水辺の家に住みたいと思っていた私のトーテムアニマルはカエルなのかもしれません。


○■内観法■2017年01月31日 19:20

内観法は洗脳なのかそれとも自己暗示や伝統的な成人儀礼にも通じる手法なのか


吉本 伊信 (著)
単行本: 285ページ
出版社: 春秋社; 新版 (2007/11)

■内容紹介
わずか一週間で人間は劇的に変わる----。不安、嫌悪、恨み、暴力、破壊......。解決の糸口は内観にあった!
古くから日本に伝わる宗教的修行法に改良を加え、宗教色を払拭した、独自の心理療法・自己変革法を確立した著者の「自伝的」内観入門書。

内容(「BOOK」データベースより)
古くから日本に伝わる宗教的修行法に改良を加え、宗教色を払拭した、独自の心理療法・自己変革法を確立した著者の「自伝的」内観入門書。

内容(「MARC」データベースより)
一週間の集中的反省が、人間を奇跡的に変える。今、日本のオリジナルな心理療法として世界から注目。浄土真宗から出発し、特定な宗教にこだわらない自己洞察の方法、内観法を紹介する。65年刊「内観四十年」の改題。
--このテキストは、絶版本またはこのタイトルには設定されていない版型に関連付けられています。
著者略歴 (「BOOK著者紹介情報」より)
吉本/伊信
大正5年奈良県大和郡山市、浄土真宗の信仰の篤い家庭に生まれる。昭和7年奈良県立郡山園芸学校卒業。昭和11年浄土真宗の修行法「身調べ」を実修。昭和12年非常な辛苦ののち、宿善開発を体験。内観法の普及を開始。昭和13年会社を経営しながら、内観法普及に励む。昭和16年「内観法」の名称と形式をほぼ確定。昭和29年内観法を奈良少年刑務所で実施。京都・大阪・和歌山各刑務所の篤志面接委員を拝命のほか、全国各地の矯正施設や学校に内観法普及。昭和63年逝去(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

■目次
新装版について 日本内観学会会長・東京大学教授 村瀬孝雄 1
内観とは何か 信州大学教授 竹内 硬 7

一 私の求めた道 31
1 妹の死 32
2 故郷の人々 38
3 真実を求めて 45
4 西本諦観師 57
5 初めての実習 59
6 寺本師のお育て 64
7 家出 69
8 洞穴の独り開悟 78
9 嘘の講習会 88
10 方針決定 91
11 ついに宿善開発 95

二 道に励みつつ 103
1 岳父の入信 104
2 商業への精進 106
3 大改革 108
4 高田の母 114
5 サキヱ姉の求道 117
6 教えの方針 119
7 上野貞造さんと寺本清祐師 121
8 教えのモットー 124

三 内観の大衆化 130
1 女子工員に試行 130
2 戦争の終結 132
3 商道と内観 134
+商道と内観 池田助二
4 さまざまな試み 162
5 求道者は金の延べ棒 163
+業報に泣く 米沢諦順
6 病と闘いつつ 169

四 矯正教育界へ―八年の歩み(昭和二十九年~三十七年) 176

五 内観を行った強迫神経症の一例
●岡山大学医学部 横山茂生・洲脇 寛 201

六 内観の実例 213
1 面接記録 213
2 内観のあと 219

付 精神医との質疑応答
●東京慈恵会医科大学精神神経科心理療法研究会にて 225

あとがき 261
著者記 264
吉本伊信略年譜 267
『内観四十年』を読んで 佐藤幸治 272

■「新装版について」の冒頭部分
  本書は『内観四十年』の新装版で、著者のご遺族はじめ筆者も原題のままを強く希望しましたが、諸般の事情で改題して再刊されることになりました。まず、読者のご了承をお願いする次第です。
  吉本先生は、数えの九歳で妹様を亡くされたのが契機でご母堂の真剣な信心に付き合って仏道への強い結び付きをもつこととなり、この時に内観への道の第一歩が始まったと考えておられ、以降四十年の歩みを四十九歳の時に記されたのが本書に他なりません。内観を学問的に理解する上でもかけがえのない資料ですが、同時に内観への入門書等多くの価値が秘められていると考えられます。

■「内観とは何か」の冒頭部分
  五十三回も万引した中学生、小学校を次々に焼きはらった放火青年、十六歳からヤクザの世界に入り、あらゆる犯罪に手をそめ、十三年も刑務所で過ごしてきた親分、これらの人々がわずか一週間の"内観"によって、忽然として、別人のごとく人が変わり、その後、世の過ちを犯しつつある不幸な人々の救済に奮闘している。それはまことに現代の奇跡である。この内観法なるものは、奈良県大和郡山市、吉本伊信氏が、古来、日本に伝わったさまざまな宗教的修行法をもとにして、現代的にこれを改造し、簡易化し、独自な様式を創案したものである。そしてこれは、今や宗教性を全く除去し、一個の科学的な精神治療法となっているものである。

■「著者記」の冒頭部分
  以上かんたんですが、内観法のあらましをご紹介しました。本文でも申しましたように、内観は理屈ではなく、なによりも実際に体験していただくところに価値があります。教養を深めたり、理論をたくわえていくには、書物その他に頼ればよいのですが、自分をよくみつめ、自分の姿を正確につかむためには、外界から遮断された場で、徹底的に自分一人で、生身の自分と向き合う以外に方法はありません。

■書評
内観法は洗脳なのかそれとも自己暗示や伝統的な成人儀礼にも通じる手法なのか

○■精霊たちのメッセージ―現代アボリジニの神話世界 (角川選書)■2017年01月05日 22:20

神話世界には祖先たちの生き方も示されており、この土地に住む意味を伝える。おそらく、それは日本神話も基本的に同じである。


松山 利夫 (著)
単行本: 251ページ
出版社: 角川書店 (1996/11)

■商品の説明
内容(「BOOK」データベースより)
オーストラリアの先住民であるアボリジニの人びとは、白人の入植前から大陸全域に暮らし、数多くの神話を語りついできた。その神話には容易に理解しがたい部分もあるが、彼らはうたい、おどり、儀礼をおこないながら、現代も精霊とともに生きている。本書では、これまでも人類学者たちがさまざまに解釈してきた神話を、日常の世界からはじめて人の誕生、火の獲得、大地と天空の構造におよび、ふたたび日常にもどるように構成。さらに、できるだけ語られるままに紹介し、神話の宇宙と、神話を語りつぐ現代的意義を考察する。

内容(「MARC」データベースより)
オーストラリアの先住民族であるアボリジニたちの間では、今も精霊信仰が生き続けている。文明社会が失ってしまった哲学を彼らの神話、伝説から導き出す。神話の宇宙と神話を語りつぐ現代的意義を考察。

著者について
松山利夫(まつやま としお)
一九四四年、福井県に生まれる。立命館大学文学部地理学科卒業。一九七六年、同大学大学院文学研究科博士課程修了。文学博士。現在、国立民族学博物館第三研究部教授。専攻は文化人類学。著書は『山村の文化地理学的研究』(古今書院)、『木の実の文化誌』(共編、朝日新聞社)、『ユーカリの森に生きる―アボリジニの生活と神話から』(日本放送出版協会)ほか。(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

■目次
はじめに 8
第一章 不思議なできごと――神話世界への入り口―― 13
一、ガマディむらの体験 14
(一)ガマディむら 14
(二)星と雨、風の話 15
(三)ヤシの木と大穴 18
(四)精霊にまつわる話 19
二、神話世界への入り口 22
(一)わたりのドリーミング 24
(二)「棒の手紙」に刻まれた物語 26

第二章 暮らしの中の精霊 31
一、死霊のモコイ 32
二、狩りと精霊 35
(一)精霊との会話 35
(二)精霊ミミ 41
(三)豊穣の願いと精霊たち 53
(四)雨の精霊 62

第三章 虹ヘビ物語 71
一、虹ヘビの神話 72
(一)旅する大ヘビ 72
(二)姉妹を飲みこんだニシキヘビ 76
(三)泣く子と虹ヘビ 83
二、偉大な虹ヘビたち 88
(一)虹ヘビと成人儀礼 88
(二)創造主、虹ヘビ 93

第四章 人の誕生と火の獲得 99
一、人の誕生 100
(一)最初の人 104
(二)女性の誕生 108
(三)精霊から生まれた人 116
(四)土や炎から生まれた人 143
(五)ヘビやトカゲから生まれた人 150
二、火の獲得 153
(一)火をもつクジラとネコ男 154
(二)火おこし棒の火 156

第五章 大地の創造と天空の構造 163
一、大地の創造 164
(一)創世の神話 164
(二)魂のたどる道 167
二、天空の構造 171
(一)月の神話 171
(二)太陽と天の川 176
(三)昴と明けの明星 181

第六章 神話を語ることの現代的意義 195
一、神話がもつメッセージ 196
(一)人びとの歴史 196
(二)故地と人の魂のむすびつき 198
二、アボリジニの土地権と神話 201
(一)アボリジニ土地権法 202
(二)タナミ砂漠の神話と歴史 206

附編 さまざまな起源神話 212
あとがき 243
参考文献 251

■カバーそでより
オーストラリアの先住民であるアボリジニの人びとは、白人の入植前から大陸全域に暮らし、数多くの神話を語りついできた。その神話には容易に理解しがたい部分もあるが、彼らはうたい、おどり、儀礼をおこないながら、現代も精霊とともに生きている。本書では、これまでも人類学者たちがさまざまに解釈してきた神話を、日常の世界からはじめて人の誕生、火の獲得、大地と天空の構造におよび、ふたたび日常にもどるように構成。さらに、できるだけ語られるままに紹介し、神話の宇宙と、神話を語りつぐ現代的意義を考察する。

■書評
神話世界には祖先たちの生き方も示されており、この土地に住む意味を伝える。おそらく、それは日本神話も基本的に同じである。

◎■本物の自然療法―自然に生きる人間本来の病気観■2016年12月24日 11:43

多くの代替療法もまた偽りであるという視点



大滝 百合子 (著)
単行本: 130ページ
出版社: フレグランスジャーナル社 (2005/5/27)

■商品の説明
内容
現代社会の不自然さに体がついていけなくなったために起こる、さまざまな現代病。本書では、自然の中で暮らす人間本来の考え方や生き方について解説した上で、現代医療や代替医療への疑問に触れながら、病気に対する自然な対処法に迫ります。現在あなたが抱く病気観と、ぜひ比べてみてください。

著者について
大滝百合子(おおたきゆりこ)
筑波大学人間学類卒業、教育社会学専攻。マサチューセッツ大学アーマスト校社会学部卒業。コロンビア大学大学院社会学部にて修士号取得、博士課程中退。医療社会学的視点からハーブや食事法に興味を持つ。
著書に『自然史食事学―自然の歴史に学ぶ最高の食事法』(共著、春秋社)、『本物の自然食をつくる[レシピ集]』(共著、春秋社)、訳書に『ガン代替療法のすべて―ガン治療の真髄に迫る』(共訳、三一書房)、『本物の自然化粧品を選ぶ―完全ナチュラルコスメ宣言』(春秋社)、『ストレスに効くハーブガイド』(フレグランスジャーナル社)がある。(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

■目次
はじめに 1
第一章 愛という栄養
第一節 子供のアトピーの経験から 8
――人間にとってどれほど愛情が重要か
第二節 真の愛情とは 19
――自己愛から他人への愛へ

第二章 病気は友達
――「愛」の本当の理解があってはじめてできる「病気」のとらえ方
第一節 「病気の原因」は探らない 30
――病気の理論をもとに病気に接することの問題点
第二節 病気は友達 51
――現代医学や代替療法と自然人の病気に対する考え方の違い
コラム●自然人の寿命 59
第三節 自分の一部としての病気 61
――病気に対するさらに深い考え方の違い
第四節 病気に対する態度が重要 70
――病気になったら実際に何をやるかでなく、考え方の違いが重要であること
コラム●庭で 83
第五節 大地の恵みにすがる 86
――自然人は病気になったらどうするか
第六節 現代に息づく太古の生命ハーブ 94
――その本質と付き合い方

第三章 死は友達
――「愛」の本当の理解があってはじめてできる「死」のとらえ方
大地と一体化する 110
――自然人の死生観、人生観
コラム●ガンを恐れるすべての人へ 117

資料○「医療の三つの伝統」(スーザン・ウィード著『ヒーリングワイズ』より抜粋・訳) 120
おわりに 121

■「はじめに」の後半部分
  たとえ原生林の中に引っ越しても、気持ちの持ちようによってはまったく自然でない暮らしをすることはできます。大切なのは気持ちです。自然の中で暮らす本来の人間の考え方をし、本来の人間らしく病気に接すること――それが本当に自然な暮らしをするということであり、現代病が治る、おそらく唯一の王道でもあります。しかも、それは、現代病だけでなく、あらゆる病気が「治る」、人類史上最も古い病気に対する「治療法」でもあるのです。
  この私の考えは、現代医学はもちろん、現代医学に代わるものとして脚光を浴びている代替療法一般の考え方に疑問を投げかけるものです。いわば第三の方法ですが、この第三の方法は、第一の方法(現代医学)や第二の方法(代替療法)とはまったく違う性質を持つものです。病気に対する対処法なのに、それは医者や薬や権力とは無縁です。ですから、医学や医療と呼ぶにはふさわしくありません。そして、それは自然に暮らす人間本来の生きる姿であり、そのなかには、政治も経済も教育も、生活に関する物事はみんな含まれています。病気や健康に関して別の法則があるというわけではありません。
  そして、その自然に暮らす人間本来の姿はあまりにも日常的で当たり前のことなので、医学権力のもとに生じた文明以後の医学のように記述保存されてはいません。生きる人々を通して受け継がれるにすぎないのです。ですから、現代においては、それについての知識はほとんど皆無状態で、推測による本が国内外にほんのわずかに残るだけです。
  私はこの本で、私が知る限り、推測できる限りの自然に暮らす人間(自然人と呼びます)の生き方、病気の見方について説明します。そこでは私が実際にアトピーの娘と接して発見したことも参考にしています。第一章では、自然人の考え方の基本であり、健康の第一条件である愛情の意味について、第二章では、その愛情の考え方をもとにした病気のとらえ方について、第三章では、それに伴う死生観の違いについてお話します。
  人類史上最も古く、同時に今最も新しい「病気への自然な対処法」が、「不自然な治療法」である現代医療や「自然な治療法」である代替医療と比較してどのように違うかを感じていただければ幸いです。自然人の暮らしと考え方は私たち現代人にとってはまさに別世界です。楽しい夢を見るつもりで読んでください。それがさらなる健康への確実な第一歩であると私は信じています。

■書評
多くの代替療法もまた偽りであるという視点

○■世界の狩猟民――その豊穣な生活文化■2016年12月17日 20:44

世界の狩猟採集民を集めた待望の一冊、ついに刊行?


Carleton Stevens Coon (原著), カールトン・スティーヴンズ クーン (翻訳), 平野 温美 (翻訳), 鳴島 史之 (翻訳)
単行本: 471ページ
出版社: 法政大学出版局 (2008/02)

■商品の説明
内容(「BOOK」データベースより)
1万年前、人間はすべて狩猟民だった。狩猟民とは農業を知らず、家畜を飼わない民のことである。著者は世界中の主だった狩猟採集民族を、民族ごとではなく、基本装具、狩りや漁のスタイル、結婚や神話、儀礼、シャーマンなどテーマごとに考察する。アメリカ先住民、アボリジニ、アイヌ、イヌイット、サンといった人々が、仲間と助け合い、豊かな知恵をもって驚くべき生活の技をどのように編み出し、伝えていったのか。人が集まって生きる意味を、あらためて私たちに問いかける書。

著者略歴 (「BOOK著者紹介情報」より)
クーン,カールトン・スティーヴンズ
1904年6月23日米国マサチューセッツ州ウエイクフィールド生まれの人類学者。28年ハーバード大学でPh.D.取得。48年まで同大学で教鞭をとった後、ペンシルバニア大学に移り、退職する63年までペンシルバニア大博物館館長を務める。現役時代も退職後も、考古学、民族学の分野の根っからのフィールドワーカーで、モロッコ、アルバニア、エチオピア、イラン、アフガニスタン、シリア、ティエラ・デル・フエゴ、シエラ・レオネ、チャド、リビアなどへ出かけた。研究業績に対し1951年バイキング自然人類学賞、55年米国科学アカデミー選出など、多数の栄誉が授与された。考古学、自然人類学、民族学に大きく貢献し、その驚くべき広範な学識の成果を、書籍はもとより博物館展示やテレビのトークショーを通して専門家や一般読者に伝えた。自伝三部作は未完。1981年6月3日マサチューセッツ州ウエストグロスターで死去(76歳)

平野/温美
広島県尾道市生まれ。東京教育大学(現筑波大学)大学院文学研究科修士課程修了。アメリカ文学専攻。現在、北見工業大学教授

鳴島/史之
東京都立川市生まれ。東京学芸大学大学院教育学研究科修士課程修了。エリザベス朝演劇専攻。現在、北見工業大学准教授(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

■目次
まえがき ix
第1章 世界の現存する狩猟民――その概要 1
第2章 狩猟民の基本装具 17
第3章 水陸の移動と運搬 63
第4章 食料探索――狩猟とわな猟 81
第5章 大型動物の狩り 125
第6章 漁 151
第7章 採取 173
第8章 食物と麻薬 197
第9章 狩猟民の社会組織――地縁、バンド、親族 213
第10章 結婚 231
第11章 政治と争い 267
第12章 専門分化、富と交易 303
第13章 神、精霊、神話と物語 321
第14章 誕生、成人、死における通過儀礼 351
第15章 強化儀礼と周期的な祭事 389
第16章 シャーマンと治療 423
第17章 結論――狩猟民から何を学ぶか 443

訳者あとがき 421
図・地図一覧(17)
参考文献(10)
索引(1)

■「まえがき」の冒頭部分
  わたしは、この世界で狩猟民や採集民として現代まで永らえた人々についての資料を、ほぼ半世紀間読んできました。そうした各地を、たとえ短期間でも訪れたことは幸運でした。今日二五万人弱の狩猟民が現存します。これは人類の〇・〇〇三パーセントにすぎません。一万年前の狩猟民はおよそ一〇〇〇万人、世界人口の一〇〇パーセントでした。
  一万年前、人は皆狩猟民でした。読者のみなさんの先祖も含まれます。一万年はおよそ四〇〇世代にわたる期間ですが、この短さでは目立った遺伝的変化は起こりません。人間行動が他の動物行動と同じく、最終的に遺伝された能力(学ぶ能力も含む)に依存する限り、わたしたちの持って生まれた傾向は大して変化するはずはありません。祖先とわたしたちは同じ人間なのです。
  「狩猟民の生き方が判明するなら、もし、わたしたちが一万年前の生活を始めることになった倍に一体何ができるか、それを知る参考になるだろう」。
  これはSFでも、気まぐれな空想でもなく、専門家としてのまじめな結論なのです。いつ頃からか、わたしたちは生物への放射能の蓄積効果、酸素浪費による回復不可能な大気圏の希薄化、その他の地球危機に、険しい顔をするようになりましたが、それを長々と論じる必要はないでしょう。誰もが知るこれら恐ろしい事実を説明する専門家は別にいます。わたしは同じく重要な、あることについて述べます。それは破壊の連鎖のすべてを解く鍵、すなわち人間自身についてであります。

■書評
世界の狩猟採集民を集めた待望の一冊、ついに刊行?