独自の視点で本を選んで紹介しています。

aroha.asablo.jp/内をGoogle.comで検索します


「Amazon.co.jpアソシエイト」

狩猟採集民のコスモロジー・神子柴遺跡 (シリーズ「遺跡を学ぶ」089)2015年04月12日 08:24


堤 隆 (著)
単行本: 96ページ
出版社: 新泉社 (2013/5/29)

商品の説明
内容(「BOOK」データベースより)
遙か南アルプスの山々を望み、天竜川へとつづく丘の突端、残された重厚な石斧と美しい尖頭器の数々。はたして実用品なのかシンボルか、なぜこの地に置き去りにされたのか。縄文時代の暁を告げる石器群の謎を読み解き、狩猟採集民の世界観(コスモロジー)に迫る。
著者について
1962年、長野県佐久市生まれ。
國學院大學大学院博士後期課程修了。博士(歴史学)。
現在、長野県御代田町浅間縄文ミュージアム主任学芸員、八ヶ岳旧石器研究グループ代表、明治大学黒耀石研究センター研究員。
第13回藤森栄一賞(1992年)、第16回岩宿文化賞(2007年)受賞。
専門 旧石器考古学、奈良・平安時代の考古学
主な著書シリーズ「遺跡を学ぶ」009『氷河期を生き抜いた狩人・矢出川遺跡』、同別冊02『旧石器時代ガイドブック』(新泉社)、『列島の考古学 旧石器時代』(河出書房新社)、『黒曜石3万年の旅』(NHKブックス)、『遠き狩人たちの八ヶ岳』(ほおずき書籍)ほか
著者略歴 (「BOOK著者紹介情報」より)
堤/隆
1962年、長野県佐久市生まれ。國學院大學大学院博士後期課程修了。博士(歴史学)。現在、長野県御代田町浅間縄文ミュージアム主任学芸員、八ヶ岳旧石器研究グループ代表、明治大学黒耀石研究センター研究員。第13回藤森栄一賞(1992年)、第16回岩宿文化賞(2007年)受賞。専門は旧石器考古学、奈良・平安時代の考古学(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

一言:狩猟採集民の世界観(コスモロジー)

謎のカタカムナ文明―秘教科学の最終黙示2015年04月07日 09:16


阿基 米得 (著)
単行本: 259ページ
出版社: 徳間書店 (1981/05)

関連情報
「80年代初頭に出版した『謎のカタカムナ文明』で、公刊された本としては初めてカタカムナ文明を紹介したと主張している。[1] また、この本の中で紹介されたオカルト・サイエンス、風水、錬金術、オルゴン・エネルギー等のタームは、当時日本語による一般向けのこの種の情報がほとんどなかったこともあり[要出典]、多くの書籍に引用された。現在でも、超古代、オカルト、疑似科学関係の出版物、記事には頻繁に参考文献に挙げられる[要出典]。 「謎のカタカムナ文明」以前にも、この筆名で雑誌『地球ロマン』、『迷宮』等へ、寄稿していた。しかし『謎のカタカムナ文明』出版後は、『現代思想のキーワード』への寄稿を最後にこの筆名での執筆は行っていない。 なお、梁瀬 光世(やなせ こうせい)の筆名でも書籍等執筆している。」(WikiPediaより)

土の中からでてきたよ2015年02月02日 09:29


小川 忠博(著)
大型本: 44ページ
出版社: 平凡社 (2004/06)

商品の説明
著者からのコメント
取材した1万余の縄文土器の中から写真を厳選して子どもから大人まで楽しめる絵本をつくりました。地面の下からこんなにもいろいろなものが出てくるのかというわくわくした気持ちが、考古学、歴史学へと興味を広げ、未知や不思議に対する好奇心を刺激してくれることでしょう。
内容(「MARC」データベースより)
日本各地の縄文遺跡から出土した遺物たちを撮影。およそ1万年もの悠久な歳月に、気候や土地、年代によって様々な暮らし方があったことが感じ取れる写真が満載。大人も子どもも考古学へいざなうユニークな写真絵本。
著者について
1942年、東京にうまれる。週刊誌、月刊誌の写真取材のかたわら、各種スリットカメラなどを開発し、美術・考古分野に新しい視点を提供する。著書に『森と精霊と戦士たち・ポルトガル領アフリカ解放闘争写真報告』(亜紀書房)、『ゲリラの朝』(朝日ソノラマ)、『中国の文様』(平凡社)、『縄文土器大観 全4巻』(小学館)、『描かれたギリシア神話』(講談社)、写真絵本『ゆげ』、『ポッペン ポッペン』『くっく くっく』(以上、福音館書店)、『カルチョ』(UCプランニング)などがあり、準太陽賞、準朝日広告賞などを受賞している。

一言:実物を見て、「これはすごい!」と思いました。縄文時代の人びとの気持ちが伝わってくるようです。

食糧の帝国――食物が決定づけた文明の勃興と崩壊 (ヒストリカル・スタディーズ)2014年11月21日 10:01


内容(「BOOK」データベースより)
食物が世界文明を築きそして崩壊させた。メソポタミアからエジプト、古代ギリシャ・ローマ、中世ヨーロッパ、現代のアメリカ、中国まで、食糧の視点から描く1万年史。
著者について
エヴァン・D・G・フレイザー/英国リーズ大学地球環境学部で「持続可能な開発」を専門に上級講師を務めた後、2010年よりカナダ、グエルフ大学地理学科で准教授となる(専門は「グローバルな人間の安全保障」)。英国、タイ、ベリーズ、カナダなどで食糧生産を体験。研究論文を多数発表しているほか、政治家に対し環境問題に関する制作提言もおこなう。

アンドリュー・リマス/ジャーナリストとして、〈ボストン・グローブ〉紙など数多くの媒体に寄稿。フレイザーとの共著で、Beef:The Untold Story of How Milk, Meat, and Muscle Shaped the World がある。

藤井美佐子/翻訳家。横浜市立大学文理学部卒。

一言:文明の本質を考える上で、参考になりそうです。

日本の狩猟採集文化 ― 野生生物とともに生きる2014年10月01日 08:37


日本人の成り立ちから縄文人の生活、アイヌ、マタギ、山間部の狩猟儀礼、そして現代の狩猟民俗や遺跡保存の問題まで、日本列島に展開した狩猟採集文化の全体像を描き出す。

本書の内容
序章 日本の狩猟採集文化の生態史

第一部 縄文の狩猟採集文化
 第一章 DNAから見た日本人の成り立ち
 第二章 縄文人の資源利用と文化の長期的変化
 第三章 縄文人の移動生活

第二部 近世および近代の狩猟採集文化
 第四章 近世におけるアイヌの生活様式の多様性
 第五章 東北のマタギの狩猟と儀礼
 第六章 九州山間部
第三部 現代の狩猟採集文化
 第七章 世界遺産・白神山地とエコツーリズム
 第八章 三内丸山遺跡と地域社会


気になるポイント:私が個人的に狩猟採集生活に着目する中、日本の歴史を狩猟採集の点からまとめあげた本書は私にとって貴重な存在だ。