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◎■彗星パンスペルミア■2017年06月11日 21:06

地球という限られた空間よりも、広大な宇宙のほうが生命誕生の場としてふさわしいのかもしれない。そして宇宙は同じ起源を持つ生命にあふれているのかもしれない。

チャンドラ・ウィックラマシンゲ (著), 松井 孝典 (監修), 所 源亮 (翻訳)
単行本: 244ページ
出版社: 恒星社厚生閣 (2017/5/2)

■商品の説明
内容紹介
生命は彗星に乗って地球にやってきた!
「パンスペルミア」説とは、生命の起源についての仮説の一つ。この宇宙には生命が満ち溢れており、宇宙から生命が何らかの方法で地球に運ばれてきたとする考えのこと。
著者のチャンドラ・ウィックラマシンゲとフレッド・ホイルは、彗星による「パンスペルミア」説を初めて唱えた。
本書では、これまで彼らが展開してきたパンスペルミア論について、丁寧に根気よく、そして科学的にその根拠を紹介してゆく。
最新の知見に基づき、訳者と監修者による補注を加えた。
【帯より】一橋大学教授 楠木 建氏 推薦「毎日忙しく仕事をしている人も、たまには時間と空間の両軸でぶっ飛んだ本を読んだ方がいい。宇宙や天文学と関わりがない普通の人にこそ本書をお薦めする。」

内容(「BOOK」データベースより)
パンスペルミア説とは…この宇宙には生命が満ち溢れており、宇宙から生命が何らかの方法で地球に運ばれてきたという考えのこと。著者のチャンドラ・ウィックラマシンゲとフレッド・ホイルは「彗星パンスペルミア説」を初めて唱えた。―彼らは科学界の異端者か?それとも先駆者なのか?!

著者略歴 (「BOOK著者紹介情報」より)
ウィックラマシンゲ,チャンドラ
1939年1月20日スリランカの首都コロンボに生まれた。1960年にセイロン大学(今のコロンボ大学)の数学科を卒業。第1回の英連邦奨学生の3人の中の1人に選ばれ、ケンブリッジ大学に入学した。フレッド・ホイルとともに、生命は宇宙に満ち溢れているという「パンスペルミア論」を徹底した実証主義に基づいて研究。スリランカの国家栄誉賞「ウッドヤ・ジョディ」、ケンブリッジ大学「パウエル英詩賞」、「ダグ・ハマーショルド科学賞」(フレッド・ホイルと共同)を受賞。ウェールズ大学応用数学・天文学学科長、スリランカ大統領科学顧問、スリランカ基礎科学研究所所長などを歴任し、現在バッキンガム大学宇宙生物学研究センター長として精力的に研究を続けている

松井/孝典
1946年生まれ。1970年、東京大学理学部卒業、1976年、理学博士(東京大学大学院理学系研究科)。現在、東京大学名誉教授、千葉工大惑星探査研究センター所長。一般社団法人ISPA理事長。政府の宇宙政策委員会の委員長代理。専門は、アストロバイオロジー、地球惑星物理学、文明論

所/源亮
1949年生まれ。1972年、一橋大学経済学部卒業。世界最大の種子会社パイオニア・ハイブレッド・インターナショナル社(米国)を経て、1986年、ゲン・コーポレーションを設立。1994年、旭化成と動物用ワクチンの開発企業の日本バイオロジカルズ社を設立、2009年に売却。2009年~2015年、一橋大学イノベーション研究センター特任教授。2014年、一般社団法人ISPA(宇宙生命・宇宙経済研究所)を松井孝典博士、チャンドラ・ウィックラマシンゲ博士とともに設立。医療・薬業如水会名誉会長、京都バイオファーマ製薬株式会社代表取締役社長(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

■目次
序章
第1章 パンスペルミアの起源
第2章 地球上の原始スープと進化
第3章 生命の宇宙論
第4章 星間塵と生物モデルの一致
第5章 鍵は彗星にあり
第6章 ヒトゲノムに潜む宇宙ウイルス
第7章 流行病の足跡
第8章 地球にやって来る微生物
第9章 太陽系内の惑星に存在する生命
第10章 系外惑星の探索
第11章 地球外知的生命は存在するか
第12章 手がかりは隕石にある
第13章 彗星衝突と文明
第14章 赤い雨の謎
終章

参考文献 209
監修者あとがき 215
事項索引 218
人名索引 223

■「訳者まえがき」の終わり近くの部分より
  われわれは, 自分の“無知”を認識し、それを克服することによって, はじめて, 宇宙という時空における本当の自分を理解することができる. それは, 限りなく謙遜を心がけ謙虚に生きなければならないことを教えている. そして, “無知”は謙遜も謙虚も決して育てないことを知る.
  人類は, その誕生以来, ずっと空を見上げ, 創造主を探している. 自らの起源と, 究極的な運命を知りたい, という切実な願いである. その問いとは, 「われわれはどこから来たのか?」, 「われわれは何者か?」, 「われわれはどこに行くのか?」である. 本書は, この問いに対し, 明快に、最新の実証主義科学に基づいて, 「われわれは宇宙からやってきた」, 「われわれはウイルスである」, 「われわれ(DNA)は, 宇宙に戻る」という回答を示している.
  もし本書の主張が今後, 実証主義科学によってさらに補足証明されることになれば, 本書は, 現代の最も重要な本の一つに数えられることになるであろう. 本書によって, 実証主義の科学が主流となり, 人類が「無知」を認識し, 謙遜と謙虚な生き方を志向することになれば, それは著者の最大の研究成果であろう.

■書評
地球という限られた空間よりも、広大な宇宙のほうが生命誕生の場としてふさわしいのかもしれない。そして宇宙は同じ起源を持つ生命にあふれているのかもしれない。

○■この人を見よ■2017年06月05日 13:20

「神は死んだ」という言葉の真意はどこにあるのだろう



フリードリヒ ニーチェ (著), Friedrich Nietzsche (原著), 丘沢 静也 (翻訳)
文庫: 242ページ
出版社: 光文社 (2016/10/12)

■商品の説明
内容(「BOOK」データベースより)
「私の言葉に耳を傾けてくれ!私はこれこれの者であるのだから。どうか、私のことを勘違いしないでもらいたい!」。精神が壊れる直前に、超人、偶像、価値の価値転換など、自らの哲学の歩みを、晴れやかに痛快に語った、ニーチェ自身による最高のニーチェ公式ガイドブック!

著者略歴 (「BOOK著者紹介情報」より)
ニーチェ,フリードリヒ
1844‐1900。ドイツの思想家。プロイセン生まれ。プロテスタントの牧師の家系。ボン大学神学部に入学するが、古典文献学に転向。24歳の若さでバーゼル大学の教授になるが、処女作『悲劇の誕生』が学界で反発され、事実上、アカデミズムから追放される。キリスト教道徳、近代市民社会、西洋形而上学などをラディカルに批判して、20世紀以降の文学・思想・哲学に大きな影響をあたえてきた。晩年は精神錯乱に陥って、死去
丘沢/静也
1947年まれ。ドイツ文学者。首都大学東京名誉教授(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

■目次
なぜ私はこんなに賢いのか 21
なぜ私はこんなに利口なのか 47
なぜ私はこんなに良い本を書くのか 84
・悲劇の誕生 104
・反時代的考察 115
・人間的な、あまりに人間的な 125
・朝焼け[=曙光] 138
・楽しい学問 144
・ツァラトゥストラはこう言った 147
・善悪の彼岸 175
・道徳の系譜 179
・偶像の黄昏 182
・ワーグナーの場合 187
なぜ私は運命であるのか 201
宣戦布告 <欠>
ハンマーがしゃべる <欠>

解説―ニーチェによる、ニーチェのための、ニーチェ入門 丘沢 静也 220
ニーチェ年譜 232
訳者あとがき 237

■「訳者あとがき」の冒頭部分
  この本は、Friedrich Nietzsche: Ecce homo. Wie man wird, was man ist.(1888脱稿)の翻訳です。
  底本は、グロイター版。Friedrich Nietzsche, Sämtliche Werke, Kritische Studienausgabe in 15 Bänden,hg. von Giorgio Colli Mazzino Montinari [=KSA] Bd.6, dtv/ de Gruyter 1980。

■書評
「神は死んだ」という言葉の真意はどこにあるのだろう

◎■「阿修羅」の呼吸と身体―身体論の彼方へ■2017年05月27日 19:56

脳化社会などと言って澄ましてはいられない現代人にとって、これはなかなか大変な本だ。



勇崎 賀雄 (著)
単行本: 430ページ
出版社: 現代書林 (2006/01)

■商品の説明
内容(「MARC」データベースより)
身体を限りなく広く深く探究した「行法と哲学の一致」を標榜する身体哲学者による「心身問題」を超えた全く新しい身体の世界の構築。東洋と西洋の身体観、身体論の統合。

著者について
勇崎賀雄(ゆうざき・よしお)
1949年東京生まれ。早稲田大学文学部卒業。
西洋の身体論(哲学)を学ぶことで身体哲学に目覚める。また、独自の修行を重ね、頭脳知を包摂する身体知を直覚し、20年以上に渡り、のべ10万人に呼吸法を指導。三千年におよぶ行法の歴史の中で最も高いレヴェルで確立された仏教の行法と道教の行法をベースに、ヨーガ、真言密教、禅、神道、武道、気功、能、バレエなど古来より行なわれてきた様々な呼吸法と行法のエッセンスを統合し、医学、医術から、哲学、生命科学、人類学、社会学、芸道、スポーツを含む21世紀の行法<呼吸身法>を集大成し、実践する。
現在、湧氣塾を主宰する。

■目次
まえがき 1

序章 身体とことばと方法論について
身体について語るとは 8
行法と哲学の一致 22
パラケルススの医術の哲学 27
身体のプロと養老現象 30
生と死を考える新春対談 34
赤の他人の死 37
五・一五事件と東大紛争 40
ことばと身体 43
身体の反逆 46
ルネサンスは氣の時代 48
近代における身体 51
現代の行法 53
行法としての呼吸法と方法論 56
身体能力の育成法 59
仏教の修行法が教えてくれるもの 61

第一章 痛みと氣
痛みという身体の神秘
フリーダ・カーロの「折れた背骨」 66
痛みの神話 69
<痛み>をどう捉え直すか 71
ペイン・クリニック 74
人間にとっての<痛み>、価値としての<痛み> 76
テューモス 81

氣を扱うむずかしさ
<氣>と<呼吸>について 85
<氣>は感じるだけのものか 88
陰陽とは 91
陰陽と氣 95
呼吸と教育現場 99
感覚の微妙さ、あいまいさ 101
体性感覚と体性神経系 104
呼吸と<氣>の関係 107
科学では捉えられない<氣> 113

第二章 身体の現在
非言語情報と氣
現代社会という環境とは 118
非言語的な情報 121
「暗黙知」から「生命の躍動」「ハイエロファニー」へ 124
触(そく) 127
三和して変異に分別する 130
言語的な情報 134
第三の情報 137
ナーガルジュナの「中観」 139
ソシュールが見た言語の闇 144

哺乳類と母子関係
哺乳類と<氣> 147
身体を取り巻く<氣>のバリアー 149
背と腹 152
マザーネイチャー・スペースを創る<遠観得> 155
こころの<氣>が荒れる 160
母親が偉すぎると 162
母子関係と陰陽の氣 164
動物の攻撃性と男の凶暴性 167

体罰・暴力・成熟
成熟の失われた時代 170
体罰と身体性 173
自我の成熟 177
女性化傾向と暴力 180
家庭内暴力 185
荒療治と行 189

第三章 呼吸法の歴史と真実
健康法としての呼吸法と行法としての呼吸法
呼吸法の三つの躓き 194
時代の変化と呼吸法の変遷 199
三つのレヴェルの呼吸法 201
吸うことのむずかしさ 204
「吸う息」の威力 207
ソフトな構造の身体、あるいはティマイオスの身体 209

シャカの呼吸法の誤解
呼吸法についての俗説 212
「吸う」が先か、「吐く」が先か 214
仏教語の混乱 218
三つのアーナパーナ・サティ・スートラ 221
『南傳大藏經』にあるシャカの呼吸 223
十六の呼吸法 225
『國譯一切經』の「安般品」 227
行法の呼吸法 230
「入息短出息長」(『佛説大安般守意經』)はシャカの言葉ではない 232
数息観 235
シャカの呼吸法の全体像 239
目覚めと止観 242
坐禅という言葉 245
天台止観の呼吸法 249
行法としての坐法 250
達磨はなぜ面壁(壁観)したか 256

内観と内氣の呼吸
六氣法 260
行法レヴェルの呼吸法 263
『夜船閑話』 267
内観と観想 270
内観あるいは存思 273
「内観」と「内氣の呼吸」を結ぶ<骨> 275
二つの身体観=身体感 277
視覚系の行法から聴覚・触覚系の行法へ 279
キース・ジャレットの覚醒 283
なぜ今、行法か 286

第四章 超越性としての身体
人間という存在
人類が立った本当の理由 290
ハイデガーの「気遣い」 294
時間性の問題 297
ハイデガーと空海 299
ハイデガーの動物論 302
ユクスキュルとハイデガー 304
なぜ人類は立ったのか 306
人間はどこまで動物か 310
巣立つものとしての人間 312
人間には二度誕生の時がある 314

垂直性の解明
「アクア説」とは 318
サバンナ説とモザイク説 322
"喋る"ということ 323
息を止めることと行法としてのクンバカ 326
潜水反射 328
体毛のない裸のサル 331
集団憑依 334
スタンディング・オヴェイション 337
人間という存在 339
頭蓋骨、顔面骨と行法 343
お面の呼吸 346
梵我一如 350
再び立つための"行法" 352

終章 身体論の彼方へ
行法と近代医学を結ぶもの 356
機械的構造と有機的構造 359
<内部身体>と<外部身体> 362
荘子の踵とは 364
内臓系と体壁系と骨 366
内呼吸と骨 369
プレート・テクトニクスと骨 371
身体論の現在 377
<内部身体>と<呼吸身法> 380
二極構造と三極構造 386
内部=カオスと外部=コスモス 389
脳の構造 392
梅園の「氣の哲学」が教えてくれたもの 394
<氣>と身体の形態学 396
二と三と五のリズム 400
ワン・ツー。チャッチャッチャッ、ヴァイローチャナ 403
ダラニと響き 407

あとがき 411
参考文献 417

■「あとがき」の途中の部分より
  近代の哲学者はわたしの知るかぎり、"響き"についてほとんど言及していない。そんな中でヘーゲルはあまり得意ではない自然哲学の考察の中で、「物体の音を聞いてなにかを感じるとき、わたしたちはやや高度な領域に足を踏み入れている。音はわたしたちの内奥の感情に触れるのです。音が内面の魂に訴えるのは、音自体が内面的・主観的なものだからです。……中略……素朴な人は音の内に内面の存在が啓示されることに驚くが、そこにあらわれるでるのは、物質的なものではなく、魂にかかわるのです。」(『ヘーゲル自然哲学』長谷川宏訳、作品社)と書いているが、これはなかなか鋭く、興味深い。(415ページ)

■書評
脳化社会などと言って澄ましてはいられない現代人にとって、これはなかなか大変な本だ。

◎■食べられるシマウマの正義 食べるライオンの正義―森の獣医さんのアフリカ日記■2017年05月21日 12:12

賢くたくましい人々と、それぞれの生き方で生きる動物たちを育む確かなアフリカを知る



竹田津 実 (著)
単行本: 157ページ
出版社: 新潮社 (2001/06)

■商品の説明
商品説明
著者は北海道で長年にわたって野生動物を観察し続けてきた獣医師。これまでも『野性は生きる力』や『北の大地から』といったエッセイ集、あるいは1978年に公開された映画『キタキツネ物語』の企画・動物監督を務めるなど、自然に生きる動物たちと人間とのかかわりをテーマに、積極的に自然保護の大切さを訴えかけてきた。

その著者が、少年時代に夢見て以来、20回あまりにもおよぶというアフリカ旅行の感動を、エッセイ風の日記と自ら撮影した70点以上にのぼる写真によってまとめたものが本書だ。昼寝中のカバ、口元を真っ赤に染めたチーター、倒れたシマウマに群がるハゲワシ、そしてどこまでも続く緑の大地と深い青空。1枚1枚に添えられた、一篇の詩のような著者の言葉がじつに味わい深い。写真と文章の絶妙なコラボレーションが、サバンナを吹きぬける風や強い日差し、においや温度までも再現してくれる。動物写真家であり、優れたエッセイストでもある著者だからこそ可能な芸当だ。

そしてその文章家としての才能は、写真のキャプションだけではなく「平気で人を殺すカバ」「アフリカの沼の水は美しく甘い」といった道中のエピソードでもいかんなく発揮されている。アフリカの大地を子どものように目を輝かせながら楽しんでいる著者の姿が印象的だ。

本書はけっして声高に環境保全を訴えるものではない。しかし、医者として多くの野生動物の生と死を見つめてきた著者のまなざしは、言葉と写真の中に凝縮されて、密度の濃いメッセージを放っている。(中島正敏)

出版社からのコメント
弱肉強食なんてウソ! 狩られる者の勇気、狩る者の愛を見た。 〝キタキツネのお医者さん〟として知られる竹田津さんは、北海道小清水で野生動物だけを診察する獣医さん。竹田津さんはアフリカが大好きで、20年以上、毎年のように通っています。獣医さんの目でアフリカの動物たちを見て(診て)みると、食う者と食われる者の間に、今まで紹介されてきたような「弱肉強食」ではない、もっと崇高な生命のしくみが見えてきました。

獣医さんの温かい目で診た、カメラマンの鋭い視線で観た、そして時には酔眼に揺れて見えたサバンナの真実を、軽妙なエッセイと美しい写真で堪能してください。

著者略歴 (「BOOK著者紹介情報」より)
竹田津/実
1937年大分県生まれ。獣医、写真家、エッセイスト。’63年、北海道小清水町に獣医師として赴任。傷ついた野生動物の保護、治療、リハビリの作業を無償で行う傍らで、映画『キタキツネ物語』の企画・動物監督をはじめ、テレビの動物番組の監督などを手がけている(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

■目次
アフリカ 夢の続き 6
カバの王国 33
焼魚定食 42
交尾の丘 50
オカピと森の民 54
コラム ゾウに乗る夢 68
コラム キリンの心臓 72
コラム 進化するサル 76
コラム 鳥の気持ち 79
死ぬために旅するのか、ヌー 105
ミリオンのフラミンゴ 113
至福のサファリ 126
マサイの魂 133
よそ見する私 138
"弱肉強食"ではない! 142
あとがき 156

■「あとがき」の終わりの部分
  アフリカでは何があっても不思議はないというのが私の結論である。
  1976年夏以来、アフリカ通いがもう20回となった。出かける度にフィルムを100本以上使うのだから、彼の地はフィルム会社の回し者の住む土地だと勝手に決めている。
  しかし、何があっても不思議ではない国は、全てが約束されているかに見える国に住む者にとってはあこがれの地であり、希望の大地である。
  人類は彼の地で誕生した。今その地は発展という戦場で衰弱したヒトという生物が帰ってゆき、もう一度再生のエネルギーをもらう場所になりつつあると、私には思えるのである。
  私にとって、アフリカに出かけ元気をもらう……という作業はまだまだ続きそうである。
  今回も下手な写真が三村淳さんの魔力によってみられるものに化けている。うれしい。編集の金川功さん共々、心から感謝を申し上げます。
  そして宮城由美子さんをはじめとするアフリカの友々、フィルムを消費せしめたフィルム会社の回し者たちにありがとうをいいます。
  Asante sana!

■書評
賢くたくましい人々と、それぞれの生き方で生きる動物たちを育む確かなアフリカを知る

○■日本の遊戯■2017年04月30日 20:38

鷹狩、蹴鞠、流鏑馬から、将棋、なぞかけ、鬼ごっこ、ひな祭り、端午の節句まで、古来からの日本の遊戯を収集した字典。羽田元首相の実家が経営する書店から復刻出版。



小高 吉三郎 (著)
-: 716ページ
出版社: 羽田書店; 3版 (1950)

■目次
序に代へて
凡例
日本の遊戯

「あ」の部 一
あがりこさがりこ/あげだま/あげばね/あしおし/あしごき/あしずまふ/あておに/あないち/あなおに/あふぎあはせ/あふぎきり/あぶりだし/あめんぼうつり/あやとり/あんま

「い」の部 一七
いかご/いかのぼり/いくさあそび/いしあわせ/いしうち/いしくづし/いしけん/いしつみ/いしなげ/いしなご/いしはじき/いしひろひ/いたおとし/いたちごっこ/いてふうち/いぬおふもの/いもむしころころ/いろはかるた/いわしこい/いんぢ/いんぢうち

「う」の部 四七
うさぎうさぎ/うしごと/うしろんぼ/うたあわせ/うたがひ/うたがるた/うちごま/うつむきさい/うでおし/うでしばり/うですまふ/うでひき/うなぎのせのぼり/うなりごま/うまくらべ/うまごと/うんすんかるた

「お」の部 七六
おこんめ/おしくらまんぞ/おつきさまいくつ/おてだまあそび/おででこすごろく/おてまり/おてらのみづくみ/おでんや/おとしあひ/おにあそび/おにご/おにごっこ/おにごと/おにさだめ/おにのるす/おにわたし/おのせ/おはなごま/おひはご/おひばね/おほさかおんごく/おみなへしあはせ/おみこし/おむく/おやとりことり/おやまのおやまのおこんこさん/おりがみ/おリすゑ

「か」の部 九八
かうあはせ/かうもりかうもり/かがみおに/かくれおに/かくれかしこ/かくれかんしやう/かくれくじ/かくれこ/かくればち/かけくら/かけくらべ/かけこ/かけつこ/かげふみおに/かげゑ/かごめかごめ/かごゆり/かさがけ/かざくるま/かずとり/かたおし/かたくび/かたぐま/かたぐるま/かづけおに/かなづちとび/かなどうごま/かなわなげ/なはづとび/かひあはせ/かひおほひ/かべはなれ/かへるつり/かへるのとむらひ/かまおに/かみてつぱう/かみなりあそび/かみふき/かゆづゑ/からかひおに/からごま/からすだこ/かりうち/かるた/てんしやうかるた/かんころ/がんころし

「き」の部 一五一
きうぢやう/きくあはせ/きそひうま/ぎちやう/きづ/きのぼり/ぎつかんこ/ぎつちやう/きつねけん/きつねのおまど/きはちまはし/きんきう

「く」の部 一六四
くぎごま/くさあはせ/くひうち/くびつぴき/くびひき/くらべうま/くるまがへり/くるみうち/くわんいすごろく

「け」の部 一九二
けいば/げたかくし/げへ/けまり/けん/けんけん/けんずまふ/けんだま

「こ」の部 一九九
ごいしあそび/ここはどこのほそみち/ことりあはせ/ことりおに/ことろことろ/こばよ/こぶしはづし/こふやしおに/こほりすべり/こま/こまつひき/ごみかくし/こめつき/こゆみ/ごんごんごま

「さ」の部 二二六
ざうりかくし/さぎあし/さぎずまふ/さざえうち/ざとうすまふ/さるがへり/さるわり

「し」の部 二二九
しうきく/しうせん/しだら/しつぺい/しなだま/じふろくむさし/しゃうぎ/しやうぎあそび/しやうぎたふし/じやうどすごろく/しやうぶたたき/しやうぶのねあわせ/しやうやけん/じやくぐり/しやちほこだち/しやぼんだま/じやんけん/じゆんくわんぎ

「す」の部 三〇九
ずいずいずっころばし/すぎたち/すごろく/すずめこゆみ/すねおし/すまふ/すわりすまふ/すゐじあうしよぐわ

「せ」の部 三五九
ぜにごま/せんそやまんぞ

「た」の部 三六四
たかあし/たかがり/たがまはし/だきう/たきものあはせ/たくあんおし/たけうま/たけがへし/たこ/たこあげ/たすけおに/たなばたまつり/だま/たまくり/たまりおに/たるにんぎやう/だるまおとし/だんき/たんごのせつく

「ち」の部 四六二
ちうがへり/ぢむしつり/ちやうま/ちんちんもがもが/ぢんとり

「つ」の部 四六五
つくばね/つけぎひき/つなぎおに/つなひき/つばなつばな/つぼうち/つりぐひ

「て」の部 四七八
てぐるま/てしばり/でたりひつこんだり/てつどうごま/てぬぐひひき/てのひらおし/てのひらかへし/てまりあそび/てるてるばうず/てんぐはいかい/でんぐりかへり/てんぐるま/てんしやうかるた/てんてんてんぢく

「と」の部 四九三
とうせんきよう/どうどうめぐり/とうはちけん/とびしやうぎ/とらけん/とりあはせ/とりさし/とんぼがへり/とんびだこ

「な」の部 五一五
なぞ/なつご/ななつご/なはとび/なんこ

「に」の部 五二五
にぎりひらき/にぎりひらきうち/につくび/にらみくら/にんぎやうだる

「ぬ」の部 五二九
ぬすびとかくし/ぬすみしやうぎ

「ね」の部 五三〇
ねことねずみ/ねずみごつこ/ねずみとり/ねつき/ねつくひ/ねつくひうち/ねんが/ねんがら

「の」の部 五三五
のりゆみ

「は」の部 五四四
ばいごま/ばいまはし/はいろん/はうびき/はかたごま/はごいた/かさみしやうぎ/はじきいし/はじきしやうぎ/はしごおに/はしらとつつき/はしらまはり/はしらつら/はちまきとり/はなかるた/はなはな/はなび/はね/はねつき/はまなげ/はまゆみ/はるごま/はんじもの

「ひ」の部 五七八
ひひなあそび/ひひなまつり/ひきおとし/ひつぱりつこ/ひととり/ひとやどおに/ひまはし/びやぼん

「ふ」の部 六〇〇
ふくわらひ/ぶしやうごま/ふたやどおに/ふたりおに/ふなくらべ/ぶらんこ/ふりしやうぎ/ぶりぶり

「へ」の部 六〇九
ぺつたんこ/へんつき

「ほ」の部 六一二
ぼうおし/ぼうぬきうち/ぼうねぢ/ぼうひき/ほたるかり/ほんけん/ぼんぼん

「ま」の部 六二〇
まくらひき/まぜけん/まつばきり/まはりのこぼとけ/まはりしやうぎ/まひまひつぶり/ままこだて/まりあそび/まりうち/まりつき/まるおに/まるわたり

「み」の部 六三三
みづいはひ/みづじ/みづてつぱう

「む」の部 六三七
むかうのおばさん/むさし/むしけん/むしゑり/むちごま/むつむさし

「め」の部 六四二
めかくしおに/めくらおに/めくらべ/めじろおし/めなしどち/めんうち/めんがた/めんこ/めんないちどり

「も」の部 六四六
もじくさり/もじゑ/もんどり

「や」の部 六五四
やうきゆう/やさすがり/やつこだこ/やどなしおに/やぶさめ/やまぶしあそび

「ゆ」の部 六七二
ゆきあそび/ゆびきり/ゆびくぐり/ゆびずまふ/ゆびまはし

「よ」の部 六七九
よどのかはせ/ようよう

「ら」の部 六八一
らかんまはし/らんご

「り」の部 六八四
りうご

「わ」の部 六八六
わまはし

「ゐ」の部 六八七
ゐご/ゐんふたぎ

■書評
鷹狩、蹴鞠、流鏑馬から、将棋、なぞかけ、鬼ごっこ、ひな祭り、端午の節句まで、古来からの日本の遊戯を収集した字典。羽田元首相の実家が経営する書店から復刻出版。

○■50代からの休みかた上手■2017年04月23日 20:11

ニッポン放送「テレホン人生相談」の長年にわたって回答者を務める著者が、在野の人であった曽祖母・大原とめの理念を伝える


大原 敬子 (著)
単行本: 161ページ
出版社: ベストセラーズ (2005/02)

■商品の説明
内容(「BOOK」データベースより)
「幸せの数」を数えてみませんか。ラジオ「テレホン人生相談」アドバイザーの“生きかた上手”。

著者略歴 (「BOOK著者紹介情報」より)
大原/敬子br /> 曽祖母・大原とめの理念「子どもはみんな天才だ!」「自然は素敵な教師」を継承し、「遊びは知恵の宝庫・遊育会」代表として、新しい幼児教育、女性教育の実践にあたっている。また、ラジオニッポン放送「テレホン人生相談」の回答者を十数年にわたって務める(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

■目次
PROLOGUE 本当に大切なもの 9
五十代になって見えてくるもの/生きるための道具をいっぱい身につけましょう/一緒に乗り越えてみませんか

PART1 休む目的 19
人は周囲の喜ぶ姿で癒される/休むことの罪悪感はどこから来るのか/自分の世界観でブレーキをかけていませんか/心の休息とは自分の居場所を見つけること/好きなことなら疲れない

PART2 捨てると見えてくるもの 33
捨てる技術をマスターしましょう/人は同じ過ちを何度も繰り返している/過去にこだわるのは死んでいるのと同じ/あなたの大事なものを探しましょう/フーテンの寅さんが愛されたわけ

PART3 「休む」は人生の戦略 49
言葉の本当の意味を知っていますか/人生の闘いに勝ち抜くための三つの技術/休養は誠実な生き方/日本人が休みに罪悪感を持つ理由/泳ぐのを止めると死ぬ鮪/逃げの効用/年代によって異なる休み方

PART4 自然の法則から生きる知恵を学ぶ 69
がむしゃらに働いても収穫は手にできない/人生の節目を知る/欲の闘いは滅び、理性の闘いは人生を豊かにする/闘うべき相手は自分の心

MESSAGE 進むべき時、休むべき時 82

PART5 成功する人の考え方 85
秀才が統率する組織の落とし穴/リストラされたら、人生を見直すチャンス/試練の日々があって真の成功がある/絶頂期の正体は欲望/愚かな集団ほど肩書きが必要

MESSAGE 人生の大一番に勝つ秘訣 100

PART6 壁に当たった時に 103
原因はすべて自分にある/無理をすればするほど苦しくなる/人を動かすのは信用/のめり込むことの怖さ/地獄も天国も心の中にある/心の有り様が人間関係のトラブルを招く

MESSAGE 相手を見抜き人間関係を好転させる法則 118

PART7 生きていくのが辛くなったら 123
自分嫌悪は自己愛の裏返し/執着が捨てられないから苦しい/悪い忍耐、良い忍耐/ジレンマは堅実な人生を送るためのバロメーター/辛い時ほど行動を/思い切って環境を変えるのもひとつの手/心が弱っている時/何でもいいからひとつだけ続ける/やる気になるには準備期間が必要

MESSAGE 苦境に立たされた時の知恵 144

PART8 近道より遠回り 151
人生はメビウスの輪/自分を持っている人は後悔しない/経験はすべて人生の血肉となる/遠回りこそ人生最良の道

■「生きるための道具をいっぱい身につけましょう」から
  ささやかではあるけれど、真の幸せと心の休息を私が得られたのは、知恵がそこにあったからです。生きる知恵です。知恵はどこから養われたのかと言えば、過去の経験です。苦しみ、悩み、迷う。苦しみながら、得られたもののような気がします。
  知恵とは、生きるための技術です。生きようとする力が知恵を学び取らせます。一生懸命生きようともがいていると、さまざまな経験を通して、その経験則が生きるための道具となる。これが知恵です。
  生きる技術としての知恵は、昔は親から子へという具合に受け継がれていました。社会の中でも、先人が自分たちの経験の中から得た知恵を子孫に伝える仕組みができていました。しかし、現代は核家族化、社会での触れ合いの欠如などによって、先人たちの知恵はほとんど伝わらなくなっています。

  生きる技術を学ぶ機会がないので、今の若い人たちは、つたない経験の中で惑い、苦しみます。
  子供から「なぜ、勉強をしなければならないの?」と質問された時には、私はこう答えます。
「生きていくための道具をいっぱいつくるためよ。道具がいっぱいあれば生きていけるから」
  今の若い人たちは生きるための道具を持っていません。勉強は学歴を得るための単なる手段になっています。
  失敗するな、人から嗤われるな、バカにされるな。その結果、失敗や人から嗤われること、バカにされることを極度に恐れる大人が次々と生み出されています。
  失敗を恐れると、自分を失います。他人の顔色ばかり窺うようになってしまいます。
  生きるための技術、道具がないと、自分の人生は組み立てられません。私は若い人たちには生きる道具をなるべく多く持っていただきたいと思っています。
  なんのために生きるか、どう生きるかは、人それぞれです。人生の目的、目標はみんな違います。しかし、生きる技術、知恵の中には、多分に万人に共通する普遍的な要素が含まれているはずです。先人の知恵は、現代に生きる私たちにも応用できます。

■書評
ニッポン放送「テレホン人生相談」の長年にわたって回答者を務める著者が、在野の人であった曽祖母・大原とめの理念を伝える

○■ブラザー イーグル、シスター スカイ―酋長シアトルからのメッセージ■2017年03月27日 19:34

「われらは知っている、大地はわれらのものでなく、われらが大地のものであることを」



スーザン・ジェファーズ (著), 徳岡 久生 (著), 中西 敏夫 (著)
大型本: 26ページ
出版社: JULA出版局 (1996/11)

■商品の説明
出版社からのコメント
空が金で買えるだろうか? と酋長シアトルは話し始めた。
 雨や風をひとりじめできるだろうか?………(本文より)

酋長シアトルのメッセージはこの絵本をとおして世界中に広がり、深い感動を呼びました。混迷の時代、私たちはどう生きるべきか…今こそ、子どもと一緒に読みたい必読の絵本です!!

内容(「MARC」データベースより)
白人たちに土地を追われ、追いつめられ、ついに部族の土地を手放すその時、酋長シアトルは訴える。「大地はわたしたちの母。大地にふりかかることはみな、大地の息子とむすめにもふりかかるのだ。」と。
著者について
SUSAN JEFFERS●スーザン・ジェファーズ/1942年、米ニューヨーク州ニュージャージー生まれ。プラット・インスティテュート卒業。出版社勤務の後、フリーでデザインや挿絵の仕事を始める。74年、『のんきなかりゅうど マザー・グースのうた』(アリス館牧神社)で、カルデコット賞を受賞。75年には、ブラチスバラ世界絵本原画展で、金のりんご賞を受賞している。日本で紹介されている彼女の作品は、『のんきなかりゅうど』の他に、『白い森のなかで』『ヘンデルとグレーテル』(ほるぷ出版)がある。(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

■カバーそでより
  「インディアン」という言葉から、わたしたち日本人は何を思いうかべるだろう?
  はだかウマまたがり、バッファローを狩りする姿。ワシの羽がいっぱいついているかみざりを身につけた酋長の雄姿。三角テントの群れ……。
  かれらの祖先は、今から2万年前の氷河期のころ、陸続きになった大陸を長い時間をかけて移動してきたアジア系の人たちだったといわれている。その昔、1000をこえる部族が、広い北アメリカの各地に住んでおり、200以上の言葉が話されていた。
  その生活の仕方も、トウモロコシなどを畑に植えたりするもの、バッファローやカリブーなどの動物を狩りするもの、川や湖や海などで魚をとるもの、また、時にはクジラのような大きなえものをならうものなどというように、さまざまであった。
  しかし、宗教についてはどの部族も同じように、汎神論にもとづいている。つまり、人間のまわりにあるすべての自然――木や川や風や大地などの無生物から、シカやウマやワシやクマなどの動物まで――は神であり、神聖な霊がやどっていると考えていた。
  そして、人間と他の生きものとは同じ自然の一部であって、この地球上に生かされているかけがえのないいのちであり、兄弟姉妹であるという考え方が強い。
      *
  この絵本の主人公酋長シアトルは、1790年ころに生まれ、1866年に亡くなっている。
  ちょうどこの時期はアメリカがイギリスの植民地から独立し、一つの国家として拡大を続けた時代にあたっている。しかし、その独立は白人中心の独立であり、開拓をして白人社会をつくっていくうえでは、インディアンはじゃま者でしかなかった。長い間、インディアンに対する迫害が続いた。
  白人たちに土地を追われ、追いつめられているにもかかわらず、酋長シアトルのメッセージは、もの静かにわたしたちに訴えかけてくる。そこには、自然に対する深い愛があり、人種をこえてよびかけてくる強い平和への願いがこめられている。現代のわたしたちの生きかたを、まるで問いただすかのように。
  この絵本は、今アメリカではベストセラーを続け、ヨーロッパでも各国語に翻訳され、たくさんの人に愛されている。

■書評
「われらは知っている、大地はわれらのものでなく、われらが大地のものであることを」

○■イヤな仕事はやらないで済ませられる■2017年03月23日 10:17

イヤな仕事をやらないで進みたい方面の仕事で生きていく具体的方法



ウイリアム・J・ライリー(著)
福原誠一(訳)
-: 182ページ
出版社: 白揚社 (1956)

■商品の紹介
内容
『イヤな仕事はやらないで済ませられる』
――仕事がイヤでイヤでたまらない人に捧ぐ――

あなたは・・・現在の仕事にあきている!!
あなたは・・・仕事にすべて満足していない!!
あなたは・・・仕事を面白くやる事ができない!!
――もし、この様な状態に該当するのでしたらあなたにとって、そ れは危険である。一刻も早くそんな状態から抜け出しなさい。本書 には、
1. 仕事を面白くうまくやる法
2. 欲しいだけのお金を容易にうる法
3. あなたの将来を、これから楽しく作りだすにはどうすればよい か、等が科学的に示されている。
仕事を楽しみながら生活できたらどんなに幸福であろう。イヤな仕 事を捨てて楽しい仕事に移る方法を、実例を挙げてすぐ役立つよう 示している。高校・大学生から、60才の定年すぎた人にいたるま で、年代別に好きな仕事をしながら金を得て、将来の楽しい生活に 移る方法を教えている。

■著者について
W・J・ライリー
米国の権威ある人事相談所の最高顧問であり、哲学博士である。一九三二年ストレイト・スィンキング協会を設立し、その会長となり、経営と職業の問題の指導に従事している。

福原誠一(ふくはら・せいいち)
昭和十五年東京商大卒業。現在某有名会社総務部長付、経営研究会委員、日本事務管理専門委員(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

■目次
☆仕事とは何だろうか?
☆イヤな仕事はやらないで済ませられる
      何を職業とするかについて選ぶときは
☆何故、あなたはやりたいことをやらないか
☆第一歩を踏み出す       前途の障害にイジけないこと ☆自分のすきな道に入り込んでゆくこと
      現在の仕事からすきな道に移る原則
☆あなたは対人関係をしっかりつかむこと
      自分の上役をとびこえないこと
      約束したことはきっと守ること
      どうして頑固な人の気持ちをやわらげるか
☆もし貴方が三十五才になっていなかったら
      どうやって自分の考えを人に売り込むか
      昔の上役、旧友を大切にすること
      自分の進路を図にかいておくこと
☆貴方が三十五才から五十五才の間だったら
      消極的な考えにおちこまないように
      五十五才以降の計画について
☆もしもあなたが五十五才をこえていたら

■帯より
あなたの毎日の仕事は楽しいですか、辛いですか、まだ見込みがありますか・・・もしイヤでイヤでたまらないなら一刻も早くそこから抜け出さなければいけません。本書は、”仕事を楽しくうまくやる法””欲しいだけのお金を短期間に得るアイデア””あなたの将来をこれから有効に作り出すにはどうすればよいか”等を科学的に教えます。

■書評
イヤな仕事をやらないで進みたい方面の仕事で生きていく具体的方法

○■世界システム論講義―ヨーロッパと近代世界■2017年03月19日 14:21

世界を有機体的なシステムととらえ、国や大陸の枠組みを超えた理解を可能とする点で必読書とも言える本だが、金融の圧倒的な影響力や、世界システムを支える制度の構築に触れない点に不満



川北 稔 (著)
文庫: 262ページ
出版社: 筑摩書房 (2016/1/7)

■商品の説明
内容紹介
近代の世界史を有機的な展開過程として捉える見方、それが〈世界システム論〉に他ならない。第一人者が豊富なトピックと共にこの理論を解説する。

内容(「BOOK」データベースより)
“近代世界を一つの巨大な生き物のように考え、近代の世界史をそうした有機体の展開過程としてとらえる見方”、それが「世界システム論」にほかならない。この見方によって、現代世界がどのような構造をもって成立したかが浮き彫りとなる。すなわち、大航海時代から始まるヨーロッパの中核性、南北問題、ヘゲモニー国家の変遷など、近代のさまざまな特徴は、世界システム内の相互影響を分析することで、はじめてその実相を露わにするのだ。同時にそれは、歴史を「国」単位で見ることからわれわれを解放する。第一人者が豊富なトピックとともに説く、知的興趣あふれる講義。

著者略歴 (「BOOK著者紹介情報」より)
川北/稔
1940年大阪市生まれ。京都大学大学院文学研究科博士課程中退。文学博士。大阪大学名誉教授。専門は、イギリス近世・近代史、世界システム論(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

■目次
まえがき 003

第1章 世界システムという考え方 019
はじめに 020
1 「先進国」と「後進国」という表現は何を意味するか 021
2 世界システム論の立場 025
3 「近代世界システム」の展開 028

第2章 アジアにあこがれたヨーロッパ人
―大航海時代へ 031
1 近代以前の世界 032
2 封建制度のもとでの発展 033
3 危機の到来 035
4 国家機構とインターステイト・システム 037
5 なぜ「ヨーロッパ」世界システムになったのか 040

第3章 キリスト教徒と香料を求めて 045
1 「キリスト教徒と香料」――ポルトガルの目的 046
2 香料諸島をめざして 049
3 アジア内広域貿易圏への「寄生」 050
4 東アジアのポルトガル人 056
5 世界システムのなかのポルトガル 057

第4章 スペイン帝国の成立と世界システムの確立 061
1 スペイン帝国の形成 062
2 エンコミエンダと先住民 063
3 メキシコとペルーの征服と「開発」 066
4 ブラジルの砂糖 068
5 世界帝国への野望と挫折 069
6 世界システムのなかのスペイン 072

第5章 「十七世紀の危機」 073
1 「危機」は存在したか 074
2 世界システムの「ヘゲモニー国家」 079
3 「ヘゲモニー国家」オランダ 080
4 「螺旋形の成長」――造船とバルト海貿易 082
5 「ヘゲモニー国家」のイデオロギー、リベラリズム 085

第6章 環大西洋経済圏の成立 087
1 イギリスにおける「危機」 088
2 三つの「危機」脱出法 092
3 「イギリス商業革命」 093
4 商人文化の成立 097
5 「イギリス商業革命」の意味 098

第7章 ヨーロッパの生活革命 101
1 イギリス風ライフスタイルの成立 102
2 コーヒー・ハウスと近代文化 107
3 情報センターとしてのコーヒー・ハウス 108
4 文学・政治とコーヒー・ハウス 111
5 輸入代替としての産業革命 112

第8章 砂糖王とタバコ貴族 115
1 アメリカ東海岸の過去と現在 116
2 「無用な」植民地 118
3 「砂糖王」と「タバコ貴族」 121
4 再輸出の可能性 125
5 脱イギリス化と独立運動 127
6 三つの地域 129

第9章 奴隷貿易の展開 131
1 ウィリアムズ・テーゼ 132
2 大西洋奴隷貿易 134
3 ヨーロッパの工業化と奴隷貿易 136
4 アフリカ・カリブ海にとっての奴隷貿易の意味
――低開発化への道 141

第10章 だれがアメリカをつくったのか 145
1 社会問題の処理場としての植民地 146
2 自由移民と年季奉公人 147
3 貧民説から中流説へ 148
4 貧民社会の縮図 150
5 近世イギリス社会における「サーヴァント」 154
6 天然の刑務所 156
7 孤児も植民地へ 158

第11章 「二重革命」の時代 161
1 なぜイギリスは最初の工業国家となったのか? 162
2 フランス革命の意味 168
3 なぜフランス革命なのか 170
4 大西洋革命論 172

第12章 奴隷解放と産業革命 175
1 産業革命期の「食革命」 176
2 「イギリス風朝食」の成立 178
3 「朝食を無税に」――過保護のイギリス産砂糖と穀物 183
4 奴隷解放以後 186

第13章 ポテト飢饉と「移民の世紀」 189
1 ポテトとポテト飢饉 190
2 「移民の世紀」 196
3 周辺労働力の再編成 198
4 「世界の吹き溜まり」の成立 201

第14章 パクス・ブリタニカの表裏
――帝国の誇示と儀礼 203
1 「パクス・ブリタニカ」の象徴としての水晶宮 204
2 科学技術の祭典としてのロンドン万国博 208
3 インド帝国式典(一八七七年) 213

第15章 ヘゲモニー国家の変遷
――世界大戦への道 221
1 「世界の工場」から「世界の銀行」へ
――イギリスのヘゲモニーの衰退 223
2 新しいヘゲモニー国家を目指して――ドイツ・アメリカ 228
3 帝国主義と反システム運動 230

結びにかけて――近代世界システムとは何であったのか 235
1 アメリカのヘゲモニーの盛衰 235
2 世界システムの変質 238

ちくま学芸文庫版へのあとがき 243
参考文献 247
索引 262

■「まえがき」の終りの部分より
(ヨーロッパ中心史観も、古代アジアの諸帝国の価値観を復活しているかのように言われるアジア主義も否定しながら)
  したがって、われわれのとるべき道は一つしかない。少なくとも十六世紀以降の世界は、ヨーロッパと非ヨーロッパ世界が一体となって、相互に複雑に影響し合いながら展開してきた、とみることがそれである。それこそ、ここでいう、「(近代)世界システム」論の立場なのである。(2000年10月1日)

■書評
世界を有機体的なシステムととらえ、国や大陸の枠組みを超えた理解を可能とする点で必読書とも言える本だが、金融の圧倒的な影響力や、世界システムを支える制度の構築に触れない点に不満

○■野生のカモシカ――その謎の生態を追う■2017年03月14日 22:24

後のツキノワグマ研究所理事長、米田一彦氏によって7年間の野外観察を積んで描かれたニホンカモシカの生態



米田 一彦 (著)
-: 218ページ
出版社: 無明舎出版局 (1976/11)

■商品の説明
著者について
米田一彦(まいた かずひこ)
昭和23年青森県十和田市に生れる。昭和43年秋田大学教育学部科学研究室に入学するが、3年で生物研究室へ転入。以後、動物のそばをかたときもはなれない。昭和48年、卒業と同時に秋田県鳥獣保護センターに就職。現在に至る。(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

■目次
一章 カモシカと私 ……………………………1
[I] 出会い………………………………………2
[II] カモシカと人間…………………………10
二章 観察日記…………………………………29
伐根/糞/赤ちゃん/一日の生活記録/鳥獣保護センター/子別れ/授乳/赤ヒゲとクロ/双生子/豪雪/収容/闘争/ツノ/休息穴/意志伝達・認知行動/雨を嫌うか/夜間活動/ファミリーとテリトリー/交尾/人工哺育/連続観察/伐採とカモシカ/食害と保護
三章 私の動物誌………………………………179
キツネ撮影記 ………………………………180
クマ撮影記 …………………………………183
タヌキ撮影記 ………………………………189
八郎潟のネズミ ……………………………191
ガラパゴス旅行記 …………………………193
アラスカ旅行記 ……………………………210
あとがき ………………………………………218

■書評
後のツキノワグマ研究所理事長、米田一彦氏によって7年間の野外観察を積んで描かれたニホンカモシカの生態