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○■食の考古学■2017年11月13日 08:57

分かりやすく面白い考古学を提唱した佐原真さんによる、我々の生活に密接している「食」を扱った考古学専門書



佐原 真 (著)
ペーパーバック: 252ページ
出版社: 東京大学出版会 (1996/10)

商品の説明


内容(「BOOK」データベースより)


食物はどのようにして手に入れ、どんな道具で、どう調理していたのか。それは、体の仕組みや健康とどう関わっていたのか。縄紋時代から8世紀頃までの「食」の実態を考古学的立場から迫り、現代の食文化との関連を探る。

著者略歴


1932年 大阪に生まれる。
大阪外国語大学でドイツ語を学び、京都大学大学院で考古学を専攻、博士課程を修了。奈良国立文化財研究所埋蔵文化財センター長を経て、 1993年 国立歴史民俗博物館副館長。
主要著書
『日本人の誕生』(小学館ライブラリー、1992年)
『考古学千夜一夜』(小学館、1993年)
『考古学の散歩道』(岩波新書、田中琢と共著、1993年)
『遺跡が語る日本人のくらし』(岩波ジュニア新書、1994年)
『祭りのカネ銅鐸』(歴史発掘、講談社、1996年)

目次


まえがき
序章 日本の食 1
1 現在・過去・将来 1
2 「料理」の起源 14

第1章 豚・鶏・茸・野菜 18
1 ブタ 18
2 ニワトリ 26
3 キノコ 35
4 漬物・ウリ・カブ 47

第2章 米と塩 59
1 コメ―揺れに揺れる古代米 59
2 藻塩と塩田 72

第3章 煮るか蒸すか 82
1 縄紋・弥生時代の煮炊き 82
2 鍋と蒸器 92

第4章 肉食と生食
1 食物と心臓 104
2 生の肉 108
3 老齢と肉食 127

第5章 箸と茶碗 131
1 箸の起源 131
2 食器を三つに分ける―共用器・銘々器・属人器 143
第6章 食とからだ 157
1 栄養と健康 157
2 腸の長さ 171

第7章 犬・氷・ごみ 177
1 犬・鼠 177
2 氷 182
3 ごみ 190

第8章 最後の始末 196
1 古代・中世のトイレ 196
2 藤原京のトイレ 212
3 トイレからの発想 219

終章 米と日本人 227

参考文献 234
図表一覧
初出一覧

書評


分かりやすく面白い考古学を提唱した佐原真さんによる、我々の生活に密接している「食」を扱った考古学専門書

○■病気は才能■2017年11月10日 17:03

病気や症状を抑圧された潜在的な欲求と見ることで、才能開花への糸口を得る



おのころ 心平 (著)
単行本(ソフトカバー): 270ページ
出版社: かんき出版 (2011/9/22)

商品の説明


内容紹介


【3万部突破! 】

病気とは、本当にネガティブなものなのか?

2万件のカウンセリング実績から導き出されたココロとカラダの偉大な力。

この本の目的は、ココロの力で、あなたの病気を病気でなくしてしまうことにあります。そのSTEPは3つ。

STEP1 まず「カラダに表れる症状を否定しない」ことから始めましょう。症状を悪いものと決めつけてしまうと、そこから広がるイメージにブロックがかかってしまいます。症状の裏にあるココロを見つめ、カラダの不調に対するあなたの「思い込み」を外していきます。

STEP2 病の階層を5段階で見ていきます。病気は、段階的に抑圧されたエネルギーの「現象化」なのです。よくある症状や各段階での代表的な病気を個別に考察し、その成り立ち・特徴からそれぞれにおける「才能化へのアクション」を見出していきます。症状や病気の中に、あなたの「自分らしさ」を発見していきましょう。

STEP3 「病の階層」を逆にたどって、カラダの自由度を上げていきます。個々の疾患にとらわれない共通のつよいカラダづくりの指針を示します。それは同時に、あなたのカラダを才能化させるプロセスとなります。

著者について


コンサルタント。一般社団法人自然治癒力学校理事長。
サッカー少年時代、生死をさまよう大病を患うが、当時のサッカー日本代表選手の励ましの「言葉の力」により生還する。このときの自らの「自然治癒力体験」が現在の仕事に大きな影響を与えることとなる。
国立滋賀大学経済学部ファイナンス学科卒。大学卒業間際に運命の1冊と出会い、大手商社への就職を取りやめ、ココロとカラダをつなぐ「生命場共鳴理論」を学ぶ。
約22年間、2万3千件以上のカウンセリングを行い、ココロとカラダをつなぐセルフケアプログラムの指導、医療を上手に選択できるパーソナル医療コーディネートを実践。カラダのしくみや各種の心理療法、統合医療に精通し、クライアントから「カラダと同時に生き方が変わる」という声が多数寄せられ、口コミで全国各地から経営者、アスリート、主婦、政治家、さらに医療関係者など様々な職種の方が訪れるようになる。
その後、より多くの方にココロとカラダの真の力を知ってもらいたいと願い、一般社団法人自然治癒力学校を設立し、理事長となる。著書に、『病気は才能』(弊社刊)、『ゆるすいっち。』(主婦の友社)など多数。

著者略歴 (「BOOK著者紹介情報」より)

おのころ/心平
一般社団法人自然治癒力学校理事長、ボディ・サイコロジスト。1971年生まれ。サッカー少年時代、生死をさまよう大病を患うが、当時のサッカー日本代表選手の励ましの「言葉の力」により生還する。このときの自らの「自然治癒力体験」が現在の仕事に大きな影響を与えることとなる。大阪府立茨木高校、国立滋賀大学経済学部ファイナンス学科卒。大学卒業間際に運命の1冊と出会い、大手商社への就職を取りやめ、ココロとカラダをつなぐ「生命場共鳴理論」を学ぶ(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

目次


推薦の言葉 2
はじめに 6
本書の目的 14
プロローグ どんな病気も1年間のうちに必ず治るチャンスがやってくる 16

第1の扉 症状のイメージを崩壊させる
Chapter1 潜在的欲求に気づく 40
五臓が元気で調和的だと、大病はしない 47
欲求が才能を生み出す 52
あなたの欲求を抑圧したままにしておくのが、症状や病気の根源 55
カラダは潜在意識の欲求にしたがう 58
潜在意識の強さを実感したカウンセリングケーススタディ 60
Chapter2 病の階層図 70
--「病の階層図」の考察 77
肝臓のはたらき 79
◇五臓六腑の時間割 80
心臓のはたらき 82
脾臓のはたらき 84
肺のはたらき 87
腎臓のはたらき 89

第2の扉 病気のココロにふれる
Chapter3 その症状に、どんな才能が隠されているのか?
--「病の階層図」第3層の考察 94
まぶたの痙攣 95
鼻炎 99
虫歯 102
口内炎 105
首こり 112
腰痛 116
睡眠障害 121
風邪の意味 128

Chapter4 生活習慣病に、どんな才能が隠されているのか? 132
血圧が高い 133
カウンセリングケーススタディ 137
血糖値が高い 139
尿酸値が高い 144
カウンセリングケーススタディ 149
脂肪肝 151
GOT、GPTの数値が高い 155
尿管結石 161
胆石 164
潰瘍性大腸炎 166
生活“習慣"病は、生活“無意識"病 171
◇無意識しぐさ発見 177
177

Chapter5 三大疾患に至るココロ 186
動脈硬化 186
心臓病 192
脳卒中(脳梗塞) 198
脳卒中(脳出血) 201
心臓疾患と脳卒中の意外な共通点 206
腫瘍 208

第3の扉 カラダを才能化させる
Chapter6 才能化へのプロセス 222
第5層 分子・原子レベルでのカラダの解放 226
第4層 有機化合物レベルでのカラダの解放 233
第3層 細胞レベルでのカラダの解放 239
第2層 臓器・組織レベルでのカラダの解放 245
◇血液循環のリニューアル(心臓の簡単エクササイズ) 245
◇快尿へのリニューアル(腎臓の簡単エクササイズ) 246
◇ホルモンバランスのリニューアル(肝臓の簡単エクササイズ) 248
◇呼吸のリニューアル(肺の簡単エクササイズ) 250
◇快便へのリニューアル(脾臓の簡単エクササイズ) 253
第1層 肉体レベルでのカラダの解放 256
才能化へのカギは、「感動」 258

おわりに 262

「おわりに」から


  どんな病気もそうですが、私はその人が「自分のカラダ、治ってよし」と心底許可を出せるかどうかが大切だと思っています。それは、今の自分の人生と、周囲の人間関係に対して、心底OKを出すということです。すると、たとえ病気であってもその人は健康になれます。


  現在、私は「自然治癒力学校」という一般社団法人を運営していますが、この活動をいつも応援して下さる帯津良一先生、上野圭一先生をはじめ、講師として来てくださった東京女子医大の川嶋朗先生、生姜力の石原結實先生、口呼吸の西原克也先生、免疫学の安保徹先生、伊丹仁朗先生、昇幹夫先生、池川明先生、遺伝子学の村上和雄先生にも感謝したいと思います。各先生方のすばらしい人間洞察に、私はいつも学びをいただいています。

書評


病気や症状を抑圧された潜在的な欲求と見ることで、才能開花への糸口を得る

○■医聖(アデプトゥス・メディクス)―異能医学者列伝■2017年10月26日 21:12

この本には何かがあるはずなのだが、読むほどに何もないと思えて来る。しかし、まだ何かがあると思わせる。



阿久津 淳 (著)
単行本: 357ページ
出版社: 福昌堂 (1995/7/1)

商品の説明


内容(「MARC」データベースより)


聖は俗に対立する言葉で、非日常、憧れ、モデル。それに近づくことで世俗的な日常性を高める働きをする。更には自らを高めるために恣意的に創り出されもする。医聖も同様、現実改革のモデルとして求められるのである。

著者について


阿久津 淳(あくつ じゅん)
1957年、東京に生まれる。
1979年、早稲田大学政経学部経済学科卒業。
月刊紙記者を経て、現在、作家・科学問題研究家。芸術・科学・哲学の境界領域を主なフィールドとしている。
著書『マージナルサイエンティスト―異能科学者列伝』

目次


序文 大野 裕(医学博士)
プロローグ

第1章 医療のニューウェーブ
バイオ・ダンスとは何か?―ラリー・ドッシー 14
PNI(精神神経免疫学)事始め―S・E・ロック 18
<死ぬ瞬間>の伝道師―E・キューブラー・ロス 22
エイズの迷宮(メイズ)―ロバート・ギャロ 28

第2章 医の哲学は可能か?
医学的まなざしとは何か?―ミッシェル・フーコー 36
機械状無意識の叛逆―フェリックス・ガタリ 45
隠喩としての結核・癌・エイズ―スーザン・ソンタグ 53
現代医療に対する6つのマージナルな疑問点 59

第3章 脱領域の医師
超正直内科医の虚数人生―ジェラルモ・カルダノ 66
カバリストの神秘(ミステール)―ミッシェル・ドゥ・ノストラダム 71
ヘボン式非凡な生涯―ジェームス・カーチス・ヘップバーン 77

第4章 生命の根源とは何か?
ストーンヘンジ幻想 84
無意識の自己実現者―カール・グスタフ・ユング 87
転生の精神医学―イアン・スティーヴンソン 94
W・ライヒの夢―ウィルヘルム・ライヒ 100
オルゴンの謎―W・ライヒの統一理論考 126

第5章 医に貢献する科学者
創造永久機関の解剖―レオナルド・ダ・ヴィンチ 140
医者を超えた微生物学者―ルイ・パスツール 154
レントゲンの透視―ウィルヘルム・コンラッド・レントゲン 170

第6章 甦るアーユルヴェーダ
クォンタム・ヒーリングとは何か?―ディーパック・チョプラ 178
神秘のオイル療法 182
ケイシー・オイル療法体験 196

第7章 気の宇宙論
ポストバブルに養生訓―貝原益軒 212
中国のアントン・メスメル―沈昌の不思議パワー 221
無限∞論考 229
多重モワレ構造論 233

第8章 宇宙意識の医療
私の尖形高台(ピラミド)考 238
楢崎皐月のカタカムナ研究に見る原日本人像 244
EMとは何か? 254
奇跡を呼ぶ異能医学装置物語 265

第9章 君臨する医聖
医師の原型を求めて―ヒポクラテス 274
アリストテレスとイスラームの交雑―イブン・スィーナー 288
アデプトゥス・メディクス―パラケルスス 292
日本に開国を呼んだ博物学者―シーボルト 299
生命への畏敬―アルベルト・シュヴァイツアー 305
名医とBLACK JACK 315
私のギリシア・マージナル紀行―哲学と医学の故郷を訪ねて 320

エピローグ 342
アンチ解説―メタサイエンスから見たイシヤのヤブ睨み診断 藤原肇(理学博士) 345
メディカル・ストリーム―本書に登場する人物を主とした 356
索引

書評


この本には何かがあるはずなのだが、読むほどに何もないと思えて来る。しかし、まだ何かがあると思わせる。

○■動物の計画能力: 「思考」の進化を探る■2017年10月19日 22:00

哺乳類と鳥類という、ともに体温を維持し、育児を行う種にみられるプランニング能力の収斂進化をさぐる



宮田 裕光 (著)
単行本: 196ページ
出版社: 京都大学学術出版会 (2014/4/3)

商品の説明


内容紹介


動物の思考能力はどのように進化したのだろうか。この謎を解く鍵となるのが、系統位置や脳構造がヒトと大きく異なる鳥類の「思考」である。綿密な行動実験に基づき、鳥類の行動計画能力の存在とその特徴を解き明かす。

内容(「BOOK」データベースより)


動物の思考能力はどのように進化したのだろうか。この謎を解く鍵となるのが、系統位置や脳構造がヒトと大きく異なる鳥類の「思考」である。綿密な行動実験に基づき、鳥類の行動計画能力の存在とその特徴を解き明かす。

著者略歴 (「BOOK著者紹介情報」より)


宮田/裕光
青山学院大学ヒューマン・イノベーション研究センター助教。京都大学文学部人文学科卒業、同大学院文学研究科博士後期課程修了。2009年3月、博士(文学)。日本学術振興会特別研究員、(独)科学技術振興機構ERATO研究員を経て現職(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

目次


口絵 i

第1章 動物の思考と計画能力 1
1-1 動物の思考研究とその歴史 1
1-2 思考の定義とプランニング 2
1-3 ヒト以外の動物は計画能力を持つか 8
1-4 動物の計画の能力の実験的研究 9
1-5 本書の研究と構成 24

第2章 回り道:ハトは経路を事前計画するか 27
2-1 ハトのプランニング能力を研究する方法 27
2-2 コンピュータ画面上の空間移動と回り道 29
2-3 すでに解き方を知っている課題の特定 38
2-4 ハトの回り道行動とプランニング 46

第3章 先手読み:ハトの短期的計画と修正能力 49
3-1 迷路課題を用いた新たなテスト手続き 49
3-2 十字形迷路によるハトの先手読み 50
3-3 手裏剣形迷路による事前計画 62
3-4 ハトの短期的計画能力とその進化 67

第4章 道順計画:複数地点を訪れるハトの経路選択 73
4-1 巡回セールスマン問題と動物の道順選択 73
4-2 2個の目標はどの順で訪れるか 77
4-3 3個の目標をいかに効率的に巡回するか 80
4-4 目標配置に関わらず選ぶ経路は一定か 87
4-5 群を形成した目標を最初に訪れるか 89
4-6 回り道があると経路を変えるか 93
4-7 ハトの経路選択とその方略 97

第5章 鍵開け:キーアの事前計画と生活史 103
5-1 キーアの生活史と認知能力 103
5-2 スライド式の事前観察板を用いた課題 108
5-3 1枚の事前観察板を用いた課題 118
5-4 小さな事前観察板を用いた課題 121
5-5 2段階の鍵操作を必要とする課題 124
5-6 キーアの計画能力とそれを規定する要因 128

第6章 種間比較:幼児の迷路計画と抑制 133
6-1 ヒト幼児の計画能力と鳥類との比較 133
6-2 幼児の回り道行動とプランニング 135
6-3 十字形迷路による幼児の先読みと抑制 143
6-4 幼児の迷路計画と種間共通の選択圧 150

第7章 思考の進化史を考える 155
7-1 ハト・キーア・幼児のプランニング 155
7-2 脳の進化と思考の発現 159
7-3 鳥類の生態とプランニング 165
7-4 異なる水準の計画と統合的理解 169
7-5 プランニングのメタ認知と意識 171

コラム1 思考は脊椎動物だけのものか? 11
コラム2 行動データの解釈 71
コラム3 問題解決の偏在性 163

文献 177
あとがき 187
図表出典 189
索引 193

結語


  本書では、思考能力の進化について、鳥類やヒト幼児を対象としたプランニング能力の比較研究を通して考察した。動物の生息環境における物理的、社会的選択圧は、一方ではヒトの高度な思考につながる表象操作能力を多様な種に共通して発現させるとともに、他方では当該種それぞれの「思考」のあり方をも規定してきたようだ。今後の研究では、上述の諸視点に加えて、メタ認知、社会性、情動や感情をも含めた多様な心的過程との密接な関わりの中で「思考」の進化史を捉えることがますます重要となろう。とりわけ本節で論じた思考のメタ認知は、意識のような科学的な捉え方の難しい問題を、進化的視点から実証的に扱うことを可能にする意味で非常に有望といえる。ヒトの思考ひいては意識の進化史をこのように問い進めていくことは、われわれが自身のあり方を見つめ直すひとつの契機ともなるに違いない。

書評


哺乳類と鳥類という、ともに体温を維持し、育児を行う種にみられるプランニング能力の収斂進化をさぐる

○■貝げらのめがね―自然は子どもをどのように遊ばせるか■2017年10月15日 22:06

愛知教育大学の学生の頃から自然の中での子どもの遊びを調査しつづけた山口氏の定年退官を期して出版された写真を主とする本

山口 孝雄 (著)
大型本 255ページ
光村教育出版 (1986年2月)

商品の説明


内容


自然の中の遊びは子どもが主役です。大人から与えられたものばかり使って、受身で遊ばせたくないのです。

著者について


山口孝雄
1925 愛知県豊橋市に生まれる。
1945 愛知第二師範学校卒業、豊橋市立植田国民学校に赴任。
1951 教科書にトーテムポール制作が採択され教材となる。
1964 愛知学芸大学附属岡崎小学校げ転任、兼任教師として愛知学芸大学で4年間初等教育法・図工科教材研究の講義をする。
1977 豊橋市立前芝小学校校長
1985 豊橋市小学校長会長

目次


高師小僧のクレヨン
遊びを見つめて 市川 晃(愛知教育大学教授)
造ることは考えること 福田 繁雄(グラフィック・デザイナー)
育てる心 石原 成章(豊橋市教育委員会・教育長)

1. 風と子ども 10
2. 大地と子ども 34
3. 虫と子ども 108
4. 草木と子ども 142
5. 自然は子どもをどのように遊ばせるか 224

遊びの分類表
(1)場所と人数による分類(昭和29年と60年の比較) 244
(2)造形表現内容による分類 246
(3)表現素材による分類 247
(4)要求による分類 248

風月同天 249
解説「高師小僧のクレヨン」 249
「貝げらのめがね」によせて 三宅 亨 250
What Can Children Learn Playing in Nature 251
造形美学と山口先生 阮守勤 252
山口孝雄略歴 253

書評


愛知教育大学の学生の頃から自然の中での子どもの遊びを調査しつづけた山口氏の定年退官を期して出版された写真を主とする本

△■ジャングルの子―幻のファユ族と育った日々■2017年10月12日 09:23

美しい著者が、復讐の応酬で絶滅寸前になっていた幻の民族をキリスト教者の愛が救うというストーリーを基調にしながら、ファユ族と育った日々こそ本物だったと語る変な本

ザビーネ キューグラー (著), Sabine Kuegler (原著), 松永 美穂 (翻訳), 河野 桃子 (翻訳)
単行本: 389ページ
出版社: 早川書房 (2006/05)

商品の説明


内容(「BOOK」データベースより)


インドネシアの西パプアに広かる世界有数の熱帯雨林。その緑深い奥地に石器時代以来変わらない「忘れ去られた民族」がいた…。1978年に発見されたこのファユ族の研究に乗り出したのは、言語学者であり宣教師であったキューグラー夫妻。そして、ジャングルへ移住した夫妻につれられ、新しい環境に目を輝かせていたのが、5歳になる次女、ザビーネである。やんちゃで生き物が大好きなザビーネにとって、ジャングルは冒険のかたまりだった。ファユ族の子どもたちにまじって遊びまわり、暖かい家族に守られ、ザビーネは満ち足りた少女時代を過ごす。しかし17歳になってスイスの寄宿学校に入ると一転、西洋世界に馴染めず、苦しむ日々が続く。自分の居場所はどこにあるのか?自分はドイツ人なのか、ファユ族なのか?幸せな少女時代の記憶とジャングルへの激しい郷愁を抱えたままザビーネは追い詰められていく。しかし、彼女には絶対に消えない希望があった―二つの文化の間で揺れ動く一人の女性が、自らの場所を見出していくまでを描いた、喪失と再生の物語。

著者略歴 (「BOOK著者紹介情報」より)


キューグラー,ザビーネ
1972年ネパール生まれ。5歳のとき、言語学者で宣教師だったドイツ人の両親・姉・弟とともに西パプアのジャングルで生活を始める。17歳のときにスイスの寄宿学校へ入学。大学で経済を専攻したのち、ホテルとマーケットリサーチの分野で働く。現在は4人の子供とともにドイツ、ハンブルク近郊に住み、独自のメディア会社を経営している

松永/美穂
東京大学助手、フェリス女学院大学助教授を経て、早稲田大学教授

河野/桃子
早稲田大学大学院文学研究科修了。専攻はドイツ文学(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

目次


プロローグ 7

第一部
わたしの物語 11
失われた谷 18
最初の出会い 28
ファユ族 47
今までとは違う生活 56
すべてが始まった場所 63
インドネシア、西パプア(イリアンジャヤ) 68
ファユ族の発見 74
石器時代への招待 91

第二部
ジャングルの一日 101
夜の訪問者 107
初めての戦争 121
生き物コレクション・その一 127
弓と矢 139
ジャングルの季節 145
死のスパイラル 153
外の世界からの便り 159
ジャングルの危険 163
ドリスとドリソ=ボサ 174
ナキレと女たちと愛情 176
ボートに乗って 187
わたしの兄・オーリ 199
コウモリの翼とイモ虫のグリル 202
ファユ族の言語 213
ターザンとジェーン 221
生き物コレクション・その二 226
マラリア、そしてそのほかの病気 232
許すことを学ぶ 240
ユーディット、大人になる 249
わたしの友達、ファイサ 255
ジャングルの時計 261
善い霊、悪い霊 267
決定的な戦争 270
時は過ぎる 276

第三部
「故郷」での休暇 283
ジャングルは呼んでいる 291
名前のない赤ちゃん 301
美しいもの、恐ろしいもの 306
ビサとベイサ 310
衰退 321
人間が一人でいるのはよくない 324
不倫、そしてそのほかの人生のもめごと 328
オーリが死んだ日 333
わたしの新しい部族 339
シャトー・ボー・セードル 343
孤独 369
もう一度初めから 376

エピローグ 380
謝辞 385
訳者あとがき 387

「エピローグ」より

ファユ族に対する支援は今日もなお続いている。これまでに、両親の属する組織であるYPPMが開発援助の大部分を引き受けてきた。特にママが作った学校は、若い世代が読み書きと計算、それにインドネシア語を学ぶ場として力が注がれている。法律によって、島の全住民が国の言語を使いこなすべく定められているのだ。

書評


美しい著者が、復讐の応酬で絶滅寸前になっていた幻の民族をキリスト教者の愛が救うというストーリーを基調にしながら、ファユ族と育った日々こそ本物だったと語る変な本

○■「プーファ」フリーであなたはよみがえる! 生命場を歪ませるアルデヒド■2017年10月05日 17:37

必須脂肪酸(植物油や魚油)は必須ではないどころか有害だった



崎谷 博征 (著)
単行本: 169ページ
出版社: 鉱脈社; 四六版・上製版 (2017/7/18)

商品の説明


内容紹介


ガン、リウマチ、アルツハイマ‐病、うつ病、自閉症、糖尿病、脳卒中、心血管疾患… なぜこれらの慢性病が近代に爆発的に増加したのか? なぜ慢性病が治癒しないのか? なぜ難病が存在するのか? その鍵は「プーファ」にあった! なぜあなたの心身の調子が優れないのか? それは「プーファ」の過剰摂取によって、アルデヒドという猛毒が あなたの体の機能・構造を破壊し尽してしまうからです。 アルデヒドは体内のタンパク質、遺伝子に強く結合して生命のエネルギーフローを止めてしまいます。 プーファは、いまやあらゆる加工食品に紛れ込んでいます。 そして植物油脂というプーファは料理にも使用されるようになりました。 著者自身がプーファ・フリーを実践し、心身の不調を克服したばかりでなく、多数の慢性病をプーファ・フリーの食事療法(原始人食)で改善させています。 欧米の300以上の医学研究結果を集約し、もはや動かすことのできないエビデンスを提示します。そして、欧米でも誰も書けなかった「なぜ近代社会でプーファが食べ物に使用されるようになったか」という歴史をついに公開します。 現代病の最大の原因は「プーファ」です。 そしてあなたは「プーファ・フリー」でよみがえります。

出版社からのコメント


たくさんの読者から思いのこもったレビューが投稿されています。 その中で食物アレルギーや油、糖尿病や心血管疾患など多くの慢性病に悩まされている事を知りました。 長い間、在庫切れで大変申し訳ございませんでした。 増刷第3弾が出来上がりました。 今後は購入のご要望に応えられます。ご注文をお待ちしています。

著者について


崎 谷 博 征 (さきたに ひろゆき) 総合医、脳神経外科専門医、医学博士、パレオ協会代表理事、日本ホリスティック療法協会理事。ロイヤルホリスティッククリニック院長。 1968年 奈良県生まれ 奈良県立医科大学・大学院卒業 脳神経外科専門医、ガンの研究で医学博士取得。 国立大阪南病院、医真会八尾病院を経て、私立病院の副院長をつとめる。現在、ロイヤルホリスティッククリニックでガン、難病、原因不明の慢性病を対象にした治療を確立し、根本治療指導に従事している。 生物学・人類学・考古学・物理学など学問の垣根を取り払い横断的に研究。「原始人食」(崎谷式パレオダイエット)およびパレオライフスタイルを確立。「リーキーガット」「リーキースキン」「リーキーベッセル」や「プーファ(PUFA)」「リポリシス」という概念を日本で初めて定着させた。パレオ協会を通じて栄養学およびライフスタイル改善の啓蒙を行っている。また全国で医師・治療家および一般の方々を対象に講演・啓蒙活動を行っている。 著書に『患者見殺し医療改革のペテン』 『グズな大脳思考デキる内臓思考』『医療ビジネスの闇』(共に韓国語訳出版)、『原始人食で病気は治る』(台湾語訳も出版)、『間違いだらけの食事健康法』、『この4つを食べなければ病気にならない』(中国語訳も出版)、『ガンの80%は予防できる』 共著に『悪魔の思想辞典』『日本のタブー(悪魔の思想辞典2)』がある。

目次


はじめに 003
【第1章…人類にとっての最大の惨事:プーファ(PUFA)】
人体解剖で出くわした猛毒アルデヒド 014
農耕・牧畜革命と「アルデヒト」を生み出す「プーファ」(PUFA) 018
「プーファ」(PUFA)によるライフスタイルの激変 020
調理・加工食品革命と植物油(プーファ:PUFA) 023
今や都市災害、外食産業での「油酔い」 027
畜産物を通して蓄積するプーファ(長鎖不飽和脂肪酸) 031
プーファの普及と合わせてのガンなどの病気の急激な増加 036
プーファの酸化こそアルデヒド誘導体の正体 040
エネルギー代謝をストップさせるアルデヒド(過酸化脂肪) 044

【第2章…私たちの食べている脂肪とは?】
食事から摂取する脂肪/飽和脂肪酸とは 050
飽和脂肪酸とは 056
なぜ脂肪酸に飽和と不飽和があるのか? 065
プーファの二大横綱:オメガ3とオメガ6 069
最も酸化されやすい魚油(EPA)、DHA 071

【第3章…プーファ(PUFA)と美容・健康】
プーファ(PUFA)の生理作用 080
肌のシミ、シワもプーファ(PUFA)が原因 082
加齢臭・腋臭・口臭もプーファ(PUFA)が原因 087
ガンとプーファ(PUFA) 091
動脈硬化、脳梗塞、心筋梗塞の原因もプーファ(PUFA) 092
消化とプーファ(PUFA) 096
自己免疫疾患とプーファ(PUFA) 098
神経疾患とプーファ(PUFA) 100
プーファ(PUFA)の代謝物質も危険 101

【第4章…なぜプーファ(PUFA)が蔓延しているのか?】
オメガ6、オメガ3は必須脂肪酸(?)第1次プーファ虚偽 110
「飽和脂肪酸悪玉説」の虚偽 115
オメガ3系は身体にいい(?)第2次から第3次のプーファ虚偽 121
魚油(EPA)、DHAのサプリメントは必要か? 129
リノール酸、リノレイン酸は必須脂肪酸か? 132
「適切な時期に適切な量で適切な場所に」 134
新生児黄疸もプーファが原因 139
加齢、食事とエネルギー代謝 142
「エスキモーダイエット」の結果は? 146
プーファの摂取を限りなくなくすこと 153

参考文献 163
あとがき 165

「あとがき」の最後の部分より


最後に、私が提供している「原始人食」(アップデート版)では、このプーファの害悪を極力減らしたネイ用を提供しております。
ご興味のある方は、(社)パレオ協会のホームページをご覧になってくだされば幸いです。

書評


必須脂肪酸(植物油や魚油)は必須ではないどころか有害だった

○■ココ、お話しよう■2017年10月03日 18:10

手話を通じてゴリラと語る。



フランシーヌ パターソン (著), ユージン リンデン (著), 都守 淳夫 (翻訳)
単行本: 326ページ
出版社: どうぶつ社 (1984/01)

商品の説明


内容(「BOOK」データベースより)


アメリカに、人間のことばを覚えたゴリラがいる。名前はココ。ココは人間の手で育てられ、人間のことばを教えられ、人間とともに暮らしている。ココはどのようにことばを覚え、どのようにことばを用いることができるようになったのか。これは、ココの母親として、また教師として、九年間をともに生活してきた若きアメリカ人女性の記録である。

内容(「MARC」データベースより)


アメリカに人間のことばを覚えたゴリラがいる。人間と会話し、冗談を言い、嘘をつく…。ゴリラ・ココの母親として、また教師として、9年間生活をともにしてきた女性研究者がつづる、ゴリラ言語学習の感動的記録。

著者らについて


フランシーヌ・パターソン
一九四七年アメリカ生まれ。イリノイ大学卒。一九七二年以来、"ココ計画"に従事し、スタンフォード大学で博士号取得。研究を続ける一方、"ゴリラ財団"の設立・運営に活躍中。

ユージン・リンデン
一九四七年アメリカ生まれ。イェール大学卒。視野の広い評論家・ジャーナリストとして執筆活動に従事している。代表作『チンパンジーは語る』(杉山・井深訳、紀伊国屋書店)、『悲劇のチンパンジー』(岡野・柿沼訳、どうぶつ社)

都守淳夫(つもり・あつお)
一九三三年岡山県に生まれる。岡山大学文学部を卒業後、一九五九年京都大学大学院修士課程を修了。現在、財団法人日本モンキーセンター研究員。霊長類行動学専攻。

目次


●研究に着手する●
1・ある会話 10
2・出会い 18
3・ゴリラとはどんな動物か 33
4・研究の時代背景 40
5・はじめての”ことば” 49
6・動物園から大学へ 66
7・ココを救え! 81
8・日々の生活 85
●人の子どもやチンパンジーとくらべて● 9・約束事項 91
10・ことばの“産出” 109
11・ことあの“理解” 131
12・語順という問題 156
13・サイン語について 169
14・ココの知能 177
●“心”を探る●
15・ひとりでいるとき 189
16・ユーモアとことば遊び 200
17・表現力 215
18・恋人マイケル 227
19・遊び時間 250
20・どう思いどう考えるか 265
21・学習の限界 280
22・意志を伝えることば 296
23・ココの将来 311

お礼のことば 317
訳者あとがき 318
文献 322
索引 326

とびらをめくったページの文章


●ココ――本名ハナビコ。一九七一年生まれ。雌のローランドゴリラ。はじめて人間のことばを習得したゴリラである。●これは、このココと呼ばれるゴリラの言語習得実験(ココ計画)の物語である。ココ計画は、一九七二年にフランシーヌ・パターソン博士が開始し、現在もつづいている。類人猿の言語能力の研究では、継続期間がもっとも長い。●本書はユージン・リンデンとフランシーヌ・パターソン(愛称ペニー)の協力のもとにうまれた。●ユージン・リンデンは、大型霊長類のいろいろな言語実験をひろく調べた。そして、動物の言語実験のなかで最大の成果をあげているものはココ計画である、と確信するに至った。●この物語では、パターソン博士の研究とココ計画をめぐる出来事が展開される。そのため、パターソン博士の手記という著述形式をとっている。●けれども本書は共著であり、内容の解釈は、当然のことながら両者の合意にもとづいている。●

書評


手話を通じてゴリラと語る。



◎■東京にカワウソがいたころ■2017年10月02日 15:29

ほとんど怒ったことがないというカメばあちゃんの怒りに耳を傾けたい



大川 悦生 (著), 宮本 忠夫 (イラスト)
単行本: 127ページ
出版社: 国土社 (1987/07)

商品の説明


内容


江戸の地図に点をうったる佃島
と、川柳にうたわれ、銀座からもごく近いのに、すこし前まで、渡し船でいききをした、東京にあって、「別世界みたい」といわれたつくだ島。 かつて、水も光もすみきったつくだ島を、元気に走りまわっていたカツばあさんたち。気っぷのよい、つくだ島の人たちの暮らしを生き生きと語ります。

著者について


大川悦生(おおかわえつせい)
1930年長野県に生まれる。早大文学部卒。全国を歩いて民話をっ採集し、戦争や被爆体験を聞き集め、子どもに伝える作品を書きつづけている。『おかあさんの木』『日本の民話1~7』『星からきたカード』『ながさきの子うま』『木は生きかえった』など作品多数。民話を語る会・母を記録する会・東京都原爆被害者団体協議会後援会世話人。
宮本忠夫(みやもとただお)
1947年東京都に生まれる。中央美術学園卒業。『えんとつにのぼったふうちゃん』で第一回絵本にっぽん賞受賞、絵本に『さよならムッちゃん』『ゆきがくる?』『もしもしゆうびんです』、さし絵に『子ども古典落語』『木は生きかえった』など作品多数。人形劇団「極楽座」主宰。

もくじ


1 島のあまっちょ 5
2 ヤソの学校 15
3 ふじの花とつくだに屋 26
4 「おわまりこい!」 35
5 つくだ祭り 46
6 カワウソの小僧 61
7 あのころの銀座・浅草 70
8 つくだっ子たちの冬 81
9 奉公にでたカツ 93
10 大震災と、せんそうと 106
11 島が島でなくなった日 116

あとがき 126

書評


ほとんど怒ったことがないというカメばあちゃんの怒りに耳を傾けたい

○■黒人アフリカの美術■2017年09月22日 08:54

西洋世界における黒人アフリカの美術に対する態度の変遷から、作品の様式や構成要素の比較、アフリカ人たちの宗教意識・美意識までを広く捉えようとした力作。豊富な図式を収録し、巻末には年表も付属。



ジャン・ロード (著), 江口 一久 (翻訳)
単行本: 278ページ
出版社: 白水社 (1986/02)

商品の説明


内容


現代人に強烈なメッセージを投げかける黒人アフリカの仮面や像を、生命の躍動する彼らの社会のなかに位置づけ、「美」をふくむその象徴的な力を解明した古典的名著。

訳者略歴


江口 一久
一九四二年生
一九六五年京都大学文学部卒
西アフリカ民族学専攻
国立民族学博物館教授
主要著書
『きのどくなハイエナ』(小峰書店)
『最後の裸族』(大日本書店)他

目次


1 忘れられ再発見されたアフリカ 5
異国趣味の誕生/スーダンの黄金とアフリカの侵入/悪しき野蛮人/未開美術/ヨーロッパの芸術家による黒人美術の発見
2 歴史的背景 29
先史時代、地中海とアフリカの文化/先史時代の資料/黒人アフリカと地中海世界/考古学/チャド文化/ノックとイフェの文化/モノモタパとジンバブエ帝国/帝国と王国/西スーダン/マリ帝国/バンバラ王国/ソンガイ帝国/中央スーダン/連邦帝国の美術/「ギニア」と「コンゴ」の王国/モシ帝国/アシャンティ王国とパウレ王国/ダホメー王国/コンゴ諸王国/美術と歴史的状況
3 黒人美術家 79
技術、素材、道具/鍛冶屋/職業的芸術家/注文者/芸術家の個性と美的判断力
4 芸術と社会 104
コンゴの社会/イフェとベニン/マンデ系の人びと/様式と伝統。規範と新しいものを取り入れること
5 仮面 140
仮面と儀礼/仮面と憑依/仮面の種類/葉と籠でできた仮面/顔だけの仮面/ヘルメット型仮面/ヘルメットの上部/薄板をもつ仮面/彫像を上にのせた仮面/仮面と表現の豊かさ
6 彫像 181
切削と形成/様式と宗教/非物質的なものが乗り移った彫刻/記念的彫刻
7 神話から歴史へ 211
彫刻された扉と鎧戸/ダホメーの浅浮彫り/ベニンの青銅版
8 結論 232

訳者あとがき 340
文献表 34
アフリカの歴史 9
収録図版一覧 1

帯より


「黒人アフリカの美術」ほど数奇な運命をたどったものがあろうか。それは、まず好奇心、次に軽蔑、侮りの対象となり、やがて民族誌学の資料となり、そして近代画家たちのインスピレーションの源泉という高位にまで昇格させられた。今日では、美術愛好家たちの取引と物色の対象になっている。本書は、このような見かたの変遷の跡をたどり、同時に作品の様式やその構成要素の比較検討を細密に行いつつ、アフリカ人たちの宗教意識、美意識を捉えんとする。豊富な図版と便利な年表の助けをかりて、アフリカの心を探る。

書評


西洋世界における黒人アフリカの美術に対する態度の変遷から、作品の様式や構成要素の比較、アフリカ人たちの宗教意識・美意識までを広く捉えようとした力作。豊富な図式を収録し、巻末には年表も付属。