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月の輪書林それから ― 2015年03月21日 10:25
高橋 徹 (著)
単行本: 315ページ
出版社: 晶文社 (2005/10/10)
内容(「BOOK」データベースより)
古書目録による古書店経営も十五年、美央チャンとの結婚生活は六年目を迎えた。この間作った目録は四冊。しかし、「消えた人、忘れられた人、そういう人たちを古本の中から再評価したい」という思いは変わらない。今回も、偶然、手に入れた古本で多くの忘れられた人たちを再発見していく。前半では、「満洲」という消えた国とそこに関わった無数の人たちを描いていく。李奉昌、川村竹治、秋山清、森竹夫…。後半にはいると一転、明治・大正期の趣味人・三田平凡寺の全体像に迫っていく。わからないことだらけだからこそ、古本蒐集に力が入っていく。岡本綺堂、鴬亭金升、外骨…ら周辺にいた魅力あふれる人たちも視野に収めていくのである。古本ブームのきっかけとなった『古本屋月の輪書林』の刊行から七年、続刊がようやく登場!古本の力を伝えるノンフィクション。
内容(「MARC」データベースより)
古書目録による古書店経営も15年。偶然手に入れた古本で多くの忘れられた人たちを再発見。古本の力を伝えるノンフィクション。伝説化した古書目録作りの日々を描く。
著者略歴 (「BOOK著者紹介情報」より)
高橋/徹
1958年、岡山県に生まれる。日本大学芸術学部を2カ月で中退。映画製作に関わり、87年に古本屋の店員になる。三年半の修行の後、古本屋「月の輪書林」を開く(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
一言:私は、メールマガジンに掲載する本を探すようになっていろいろな本を知りました。私の浅い知識では知らない人ばかりですが、偶然の出会いという意味では共通性を感じます。
ハーレムの闘う本屋 ― 2015年03月09日 09:15
ヴォーンダ・ミショー・ネルソン (著), R・グレゴリー・クリスティ (イラスト), 原田 勝 (翻訳)
単行本: 179ページ
出版社: あすなろ書房 (2015/2/25)
内容紹介
ニューヨークのハーレムに、一風変わった書店がありました。
ナショナル・メモリアル・アフリカン・ブックストア。
黒人に関する本ばかりを扱う書店、通称「ミショーの店」。
本書は、この店の店主、ルイス・ミショーに光をあてたドキュメンタリー・ノベルです。
1939年、「黒人は本を読まない」と言われていた時代に、店をオープン。 「知識こそ力」と信じていたミショーは、まずは人々の意識を目覚めさせることからと、
型破りなプロモーションを展開します。そのうち、本のおもしろさ、知識の大切さを知った人が、
ミショーを慕って集うようになり、ついには、全米一の黒人専門書店に! 開店当初5冊だった在庫は、古書にも目をくばったミショーの情熱により、
1974年の閉店時には、22万5千冊にもなっていたそうです。
これは、地方都市の図書館に匹敵する在庫数です。
出版社からのコメント
顧客には、ラングストン・ヒューズや、ルイ・アームストロング、マルコムXも!
マルコムXはミショーの店の前でたびたび演説をしており、写真も掲載されています。(107ページ)
ミショー自身は著書をのこしていませんが、彼の生き方は、「人が、誇りをもって生きるために
必要なことは何か」を教えてくれます。
そして、本は、人を変える力をもっていること。
一人の人の信念は、人から人へと波及し、後世まで支える柱となりうることも。
日々、予想を超えたことが起こり驚くばかりですが、自分の無知を知ったときこそ「学び」のとき。
ミショーの「知識こそ力」という信念を実感するとともに、
書店は、だれもが気軽に立ち寄れる「学校」であることにあらためて気づきました。
リアル書店を取り巻く状況がきびしい今だからこそ、多くの人に手にとってもらいたい1冊です。
内容(「BOOK」データベースより)
1939年、ニューヨーク7番街に、風変わりな書店が誕生した。ナショナル・メモリアル・アフリカン・ブックストア。黒人が書いた、黒人についての本だけを売る店。「ニグロは本を読まない」と言われていた時代、世間の嘲笑をよそに、黒人に本を、そして、知識を広めることに尽力したルイス・ミショーの生涯とは…?
著者略歴 (「BOOK著者紹介情報」より)
ネルソン,ヴォーンダ・ミショー
1953年生まれ。『ハーレムの闘う本屋―ルイス・ミショーの生涯』で、ボストングローブ・ホーンブック賞(2012年、フィクション部門)を受賞。ニューメキシコ州リオランチョに夫と暮らし、市立図書館に司書として勤務している
クリスティ,R.グレゴリー
1971年、ニュージャージー生まれ。作品は、コレッタ・スコット・キング賞候補に3度ノミネート、ニューヨークタイムズ紙の年間優良絵本リストに2度選定されている
原田/勝
1957年生まれ。東京外国語大学卒業。英語圏の児童書・YA作品の翻訳を手がける(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
一言:小さくても意味のあることを始めたくなる。
NO BOOK NO LIFE 全国の本屋さんが選んだ! 僕たちに幸せをくれた307冊の本 ― 2015年03月01日 09:31
雷鳥社 (編集), 白井匠 (イラスト)
単行本: 320ページ
出版社: 雷鳥社; 四六判変形版 (2014/10/3)
商品の説明
内容紹介
笑える本、泣ける本、ジャケ買いした本、タイトルが斬新な本、
人生を変えた本、プレゼントしたい本など、全30項目に、
本のプロである書店員さんが、本気で答えた!
好みや目的、気分に合わせて本を探せる、「本のカタログ」です。
出版社からのコメント
およそ1年かけて、全国の書店員さんに、直接、手紙、電話、FAXなどで、
取材やアンケートをお願いしました。
普段、読まないジャンルの本にもこんなに面白いものがあるのかと、
さすがのプロのセレクトに脱帽です。
また、イラストレーター白井匠氏による、
書店員さんの似顔絵と書影のイラストが味わい深く、見た目もオシャレで楽しい本です。
一言:以外な本が見つかるかも
猫本屋はじめました ― 2015年02月24日 09:40
大久保 京 (著)
単行本(ソフトカバー): 222ページ
出版社: 洋泉社 (2014/12/3)
内容紹介
国芳、レオノール・フィニ、熊谷守一、イーラ、
コレット、大佛次郎、夏目漱石、金井美恵子…
古今東西数多の作家・美術家による
猫に関する本(=猫本)に魅せられた著者は、
2013年の2月22日の猫の日に、
日本初の猫本専門インターネット書店
「書肆 吾輩堂」を開店する。
パリ、ヴェネツィア、イスタンブールを
回る猫本&雑貨の海外買い付け
初めて飛び込んだ古書組合の「市会」(いちかい)―
そして著者をたまらない気持ちにさせてきた
絵本・写真集・文学作品まで、猫のように愛おしい15冊の本。
猫が、本がもっと好きになる、
隅から隅まで猫でいっぱいの1冊。
【対 談】「猫とアーティスト」(横尾忠則)
【座談会】「猫と本と絵画と」(金井美恵子ほか)
【巻 末】「吾輩堂がお薦めする猫本データリスト」
内容(「BOOK」データベースより)
日本初の猫本専門インターネット書店「書肆吾輩堂」店主の初エッセイ! 著者略歴 (「BOOK著者紹介情報」より)
大久保/京
福岡市生まれ。西南学院大学国際文化学部卒業。旅行会社、美術館、アート系NPO法人勤務を経て2013年に猫本専門インターネット書店「書肆吾輩堂」を開業(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
一言:猫の名前を冠した、当るびりん書林なら、絶対欲しい本でしょう。
古書収集十番勝負 ― 2014年11月08日 09:24
タイトルページから:
神保町に店を構える村雲書店の跡継ぎとなるのは長女の婿か次女の婿か?余命幾許もない主人が考えだした後継者選びの方法は、稀少価値の古書を十点選びだし、タイムリミットまでにどちらが多くの課題本を入手できるか競わせる、というものだった。この争いに古書マニアの大学教授と、その宿命のライバルである塾経営者が絡んできたため一層事態は紛糾し、かくて虚々実々の争奪戦が繰り広げられる。百貨店の古書市で大レースが展開され、盗難事件が勃発し、愛書家が跳梁跋扈の果てに、夢野久作著『白髭小僧』が宙を舞う!当代の碩学が古書の知識を余すところなく詰め込んだビブリオ・ミステリ。『魔術的な急斜面』改題。
なごや古本屋案内 ― 2014年11月05日 08:57
名古屋を中心に愛知、岐阜、三重の古書店(BOOKOFFなどは対象外)を訪問するためのガイド本。
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