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住まいの原型 1 (SD選書 61)2019年02月03日 19:30

文化人類学者たちの経験は、住まいは仮のものでもよく、動物と暮らそうが、プライバシーがなかろうが構わず、どこまでが家族なのかについても決めつける必要はないことを教えてくれる。



泉 靖一 (編)
単行本: 292ページ 出版社: 鹿島出版会 (1971/1/1)

商品の説明


内容(「BOOK」データベースより)


アンデス、エスキモー、ブッシュマン、ベンガル、トンガ、中部ネパール、ニューギニア、バリ島など世界の各地23の住居を対象に、それぞれ専門の文化人類学者が野外調査をもとに住居の原型を追及したユニークな書。

著者略歴 (「BOOK著者紹介情報」より)


泉 精一
いずみ せいいち 一九一五年北海道に生まれる。京城帝国大学卒業。東京大学教授。一九七〇年没。主な著書『西ニューギニアの民族』『アマゾン――その風土と日本人』『インカ帝国――沙漠と高山の文明』『インカの祖先たち』『フィールド・ノート』他(本書のカバー袖より)

目次(大項目の抜粋)


アマゾン 8
サモア 12
アイヌ 22
エスキモー 32
サラワク 42
ブッシュマン 54
朝鮮 62
ラオス 74
オート・ヴォルタ 84
トンガ 94
タンザニアI 106
タンザニアII 120
ニューギニア 134
リビア 148
ベンガル 162
ヘヤー・インディアン 176
香港 192
象牙海岸 208
アンデスI 220
アンデスII 234
バリ島 248
カンボジア 260
中部ネパール 272

「あとがき」の冒頭部分

鹿島出版会刊行の雑誌『都市住宅』に、「文化人類学の眼」という連載記事がある。本書は、そのシリーズに掲載された記事を一巻にまとめたものである。

書評

文化人類学者たちの経験は、住まいは仮のものでもよく、動物と暮らそうが、プライバシーがなかろうが構わず、どこまでが家族なのかについても決めつける必要はないことを教えてくれる。