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◎■水木サンと妖怪たち: 見えないけれど、そこにいる■2016年11月25日 19:34

精霊を信じることを経済発展と同じレベルで考える


水木 しげる (著)
単行本: 181ページ
出版社: 筑摩書房 (2016/5/23)

■商品の説明
内容紹介
妖怪は世界中にいて、しかも似ている。どうも同じ霊が形を変えているらしい。そう気づいた水木センセイの、単行本未収録の妖怪探訪記を1冊に。イラスト多数。

内容(「BOOK」データベースより)
世界の妖怪に出会うために旅してまわった90年代の、単行本未収録エッセイと対談を一冊に!イラスト多数!

著者略歴 (「BOOK著者紹介情報」より)
水木/しげる
1922年生まれ。鳥取県境港市で育つ。マンガ家・妖怪研究家。戦時中、ラバウルで片腕を失い、戦後神戸で、リンタク屋やアパート経営などをした後、紙芝居を書きはじめ、上京して貸本マンガに転じる。1965年『テレビくん』で講談社児童まんが賞を受賞。『ゲゲゲの鬼太郎』『悪魔くん』『河童の三平』などで人気作家になる。自らの体験を踏まえた戦記物や、妖怪関係の著書も多い。1991年紫綬褒章、2010年文化功労者。2015年没(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

■目次
I 世界じゅうの妖怪をたずねて
世の中には不思議なことが多すぎて…… 8
新"妖怪談義" 12
眞世加那志(マユンガナシ)」を見る 34
精霊の呼び声 41

II 不思議な水木コレクション
水木しげる妖怪博物館 63

III 妖怪はみんなを幸せにする
妖怪・精霊・夢のメッセージ +大泉実成 116
そろそろ大学に妖怪学部ができたっていい! +井村君江 129
愉快痛快奇々怪々 世界妖怪協会発表! +京極夏彦 148

楽しきかな、人生。 168

水木しげる・九〇年代の充実した日々 編者 松田哲夫 178

■「精霊の呼び声」の終わり近くより
  "妖怪"の大半は目に見えないが、ある種の"霊"である。
  というのは、アフリカ、東南アジア、ニューギニア、アイルランドなどを回ってみると、それぞれ名前は違っているけれども、日本と同じ霊が形になっているのに驚く。
  そこでぼくは、世界の妖怪の基本型ともいうべきものは千種でまとまる、形のはっきりしたものはそれぞれの国が三百五十種くらいだということが分かったので、それぞれの国の妖精・妖怪を引っ張りだし、各国のものと比較する本を作って、ぼくの思っていることがどこまで本当か試してみようと思っている。(60ページ)

■書評
精霊を信じることを経済発展と同じレベルで考える

○■覚醒する心体―こころの自然/からだの自然■2016年10月29日 17:44

気功を実践する臨床心理士が語る「覚醒」を通じて「どうにもならない」自分を主体的に生きる意味を探る。


濱野 清志 (著)
単行本: 204ページ
出版社: 新曜社 (2008/11/4)

■商品の説明
内容(「BOOK」データベースより)
ほどよく「気」がくばられた場でのダイアローグから“こころ/からだ”が目覚め…自然な循環がはじまる。臨床の知が発信する「個」の変容ダイナミズム。人と人の「界面(インターフェイス)」を活性化させる“生きた環境”の創造をめざして。

著者略歴 (「BOOK著者紹介情報」より)
濱野/清志
1956年、神戸市生まれ。京都大学法学部卒業、京都大学教育学部卒業。京都大学大学院教育学研究科博士課程修了(臨床心理学)。京都大学教育学部助手、九州大学教養部助教授などを経て、京都文教大学臨床心理学部臨床心理学科教授、京都文教大学心理臨床センター所長。臨床心理士、京都大学博士(教育学)(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

■目次
まえがき 1
序章 身体の二重性 15
響き合ういのち 16
気の体験的理解 18
右手で考える 21
夢体験のもたらすリアリティ 28
右手のアイデンティティ 30
気のアイデンティティ 38

第一章 黒い身体の発見 43
身体の一回性 44
気についての考えかた 48
身体性のイメージとは 53
黒い身体を求めて 56

第二章 気功と身体 61
身体性イメージの形成 62
気功におけるイメージ 67
立つことを感じる 70
他者の意義 74

第三章 主観的身体 79
私の身体に生じる反応 80
めまいの感覚 82
身体の諸相 87
触れることについて 101
主観的身体の意義 104

第四章 聴く身体 111
身体で耳を傾ける 112
全人的に気を受けとる 114
場所をつくり整える 116
気感を養い共有する 119
イメージの現実性にふれる 123
人間関係を二重に見る 126
柱として中心に立つ 130

第五章 主体の生成 133
崖から落ちる 134
気に抱かれる 138
澄んだ鏡のような目で見る 142
仙と俗を生きる 150
王として大地に立つ 155
土とつながる 159

終章 個人と環境の再生 165
「生きた環境」の生成 166
場所への/からの「気くばり」 169
「気くばり」の構造 173
「聞く」ことがもつ力 179
生理的早産と「生きた環境」 185
個々の「生きた環境」を大切に 187
聞く力のために必要な「語る」力 190

初出一覧/引用・参考文献 193
あとがき 201

装丁 上野かおる

■「あとがき」の冒頭部分
  筆者は、心理臨床の諸問題を考える手がかりとして、"気"に注目して、いろいろな角度から考えつづけてきた。その始まりは、学生の頃の卒業論文からである。その頃は、性格表現として使われる「気」に関心をもって、その使われかたの分析をしようとしていた。心理療法はどうしても言葉を使わざるをえないわけで、そうすると、どんな海外の優れた論文を読んでも、それを日本語を使う筆者とクライエントとのあいだで生かすには、日本語のもつ特性から心をとらえなおす必要がある。そんな思いから、「気」という表現を通してみた人間のありようを理解しようとしたのだった。
  その頃は、気功などやってみようとはまったく思っていない自分がいた。「心理療法は心の問題だから、体を使うことは関係がない」と素朴にそう思っていたのだ。素朴に心身二元論を生きていたのだと思う。もちろんその頃から身体論のたぐいを読んでもいたし、市川浩の『精神としての身体』は結構、興味をもって読んでいた。また、高校生の頃から、義兄がしている合気道を教えてもらったりしていて、そういう点での「気」には関心をもっていた。にもかかわらず、心理臨床の実践とそれをめぐる思考のなかに、身体を通じて体験領域に上がってくる"気"はつながってはいなかったのだ。
  これはとても興味深いことだと思う。身体の問題は、それを考えることと、それを生きることではまったく異なる。身体を生き始めると、身体は心でもあり、心は身体でもあることが強く感じられるようになる。そうしていまでは「心理臨床を実践する者は、自分の身体との付き合いをもっと深めていくべきだ」と考えている。そういう点で、日本でオリジナルに生み出された「動作療法」という心理臨床活動が展開してきているのも、非常に重要なことだろうと思う。また、フォーカシングやプロセス指向心理学の展開も注目に値する。

■書評
気功を実践する臨床心理士が語る「覚醒」を通じて「どうにもならない」自分を主体的に生きる意味を探る。

○□この世に命を授かりもうして□2016年10月16日 20:33

千日回峰行を2度満行した87歳の酒井阿闍梨の言葉


天台宗大阿闍梨 酒井 雄哉 (著)
単行本: 180ページ
出版社: 幻冬舎 (2016/8/25)

■商品の説明
内容紹介
千日回峰行を二度満行、「奇跡の行者」が遺した最後のメッセージ。

「『苦』という字を全部『楽』に変えてしまえば、生きることが楽しくなる」
「自分の人生に自信を持ち、『縁』を大切に、自分が信じる『道』を歩きなさい」
「死」とは何か、「命」とは何なのか。記録が残る比叡山440年の歴史の中で、千日回峰行を二度満行したのは酒井雄哉大阿闍梨を含め3人しかいない。2013年9月23日に逝去した師が伝えたかった、「生きること」の本当の意味。大病を得てたどりついた大悟の境地に、人間の「生」「老」「病」「死」を語り尽くす。
なぜ我々は、自分や近親者の死を恐れ、悼むのでしょうか。それは命の本当の意味を理解していないから。連綿と続く生命38億年の歴史の中で、私たちが生きる時間はわずか数万日です。人生は、生まれてから死ぬまで論文を書く時間。悲しみや苦しみにふさぎこむことなく、仏さまから一人ひとりに課された宿題に一生懸命取り組むことが、「生きること」そのものなのです。
二度の千日回峰行満行後も国内外各地を歩き続けた師が語る、足の裏で地面を踏みしめて「歩く」ことの大切さ。通り過ぎてしまう大事な「縁」を引き寄せる実践力。一人残らず役割を持って授かった「命」の尊さ――。
なぜ生きるのか、どう生きればいいのか。「奇跡の行者」が自らの命と向き合って感得した人生の知恵。

著者について
著者略歴 (「BOOK著者紹介情報」より)
酒井/雄哉
1926年大阪府生まれ。太平洋戦争時、予科練へ志願し、特攻隊基地・鹿屋にて終戦。戦後、職を転々とするがうまくいかず、比叡山へ上がり、40歳で得度。約7年かけて4万キロを歩く荒行「千日回峰行」を80年、87年の二度満行。その後も国内外各地への巡礼を行った。98年より比叡山飯室谷不動堂長寿院住職。2013年9月23日死去(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

■目次
一、ガンを知る、おのれの不始末を知る 16
米寿を迎えて思うこと
病気が命のありがたみを気づかせてくれた
ガンの兆し
病気を甘く見すぎていた
「なんでこんなになるまで放っておいたんですか!」
「生かされている」ことへの感謝を忘れてはいけないね

二、病と向き合う 30
焦らない、迷わない、あきらめない
こうと決めちゃったらいいんだよ
勝手に歩いて看護婦さんに怒られちゃった
再発
悪いこともいいことも、みんな自然の中にある

三、死は怖いものではない 46
ガンよ、死ぬときは一緒に死にましょう
命は「無始無終」
治る自信がないなら、無駄な抵抗はやめなさい
気持ちを切り替えてごらん
人生はなるようにしかならない
生き延びてるのには「生き残されてる」理由がある

四、結縁 66
自分でも気づかぬところに「因縁」がある
人は何歳からでも生まれ変われる
嫁さんのこと
お山への道
お不動さんの祠の夢
目を見開かせてくれたお師匠さんたち
めぐり合わせが「ご縁」なんだよ
縁を「結ぶ」かどうかはその人次第

五、歩くことが生きること 90
歩くことがわが原点
歩けば楽しみが見つかる
いつもの道も毎日違う
「峰」と「峯」
歩くことがヘタだと生きる資格がない
「行き道は いずこの里の 土まんじゅう」
地球を足の裏に感じて歩く
便利さばかり求めていると大事なことを見失う
呼吸のリズムで歩く
コツはそれぞれが自分でつかむもの
歩くとは現実を変える行動力だ

六、「苦」を「楽」にする知恵 118
苦しいことの中に「楽」を見出す
工夫して、失敗して、納得する
箱崎老師の教え
仏さまとの約束と思えば破れない
閻魔さまの審判と人生の卒業論文
極楽行きの条件
ひとりの時間、自分の視点を持つ

七、いま、この瞬間を大切に 136
一期一会は不意打ちで来る
あとから気づく普通の日常のありがたさ
「いま」の大切さ
大局的に見る

八、夢と現実の狭間で見たもの 146
手術後、病院での体験
ドームのような巨大トンネル、ここはどこ?
人とちょっと違う能力を暗示されていた
千日回峰行のときの不可思議な体験
阿弥陀さまの光に包まれて感得

九、愛別離苦 156
情を捨てちゃえ!
別れは必ず訪れる
大事なのは弔い行事をすることじゃない
特別なことしないで、毎日手を合わせればいい

十、この世に命を授かりもうして 168
命の長さよりもどう生きたかが大事
命は預かりもの
「この世に何しに来たの?」
「いま」をきれいに、誠実に生きる
自信が生きる力を支える
生きていることを楽しみなさい!

■扉の次のページに計算されている文章
  比叡山延暦寺(ひえいざんえんりゃくじ)に伝わる天台宗独特の荒行「千日回峰行(せんにちかいほうぎょう)」。 地球一周に相当する約四万キロを七年かけて歩くこの難行を生涯に二回満行し、「現代の生き仏」と(たた)えられた仏行者、酒井雄哉(ゆうさい)大阿闍梨(だいあじゃり)が、二〇一三年九月二十三日に他界されました。
  九月二十七日に営まれた比叡山一山葬で喪主を務めた酒井大阿闍梨の弟子、藤波源信師は、出棺前の挨拶で、「お亡くなりになった日に、庭に出ると季節はずれの多数の白いチョウチョが飛んでいた。 飛ぶように山を歩いた酒井大阿闍梨の姿に思えた」と(しの)びました。
  本書は、九月上旬、比叡山延暦寺一山長寿院にて二度にわたって行われた酒井大阿闍梨の最後のインタビューをまとめたものです。 大病を患われて静養中にもかかわらず、酒井師は終始穏やかな口調で、にこやかにかつ淡々と「命」とは何か、「生きる」とは何かを語られました。 自らの余命と向き合っていた酒井師の言葉には、まごうことなき言霊(ことだま)が宿っていました。 その魂のメッセージを、今日一日を精いっぱい生きるための糧として、深く()みしめていただきたいと思います。
  謹んで酒井師のご冥福(めいふく)をお祈りいたします。合唱

○■もりはマンダラ: もりと人との愛の関係■2016年10月14日 18:50

森(木水土)が人を育んだのかもしれない


徳村 彰 (著)
単行本: 213ページ
出版社: 萬書房 (2014/12)

■内容(「BOOK」データベースより)
杜を離れ、杜を恐れるようになった私たちの歴史はまだ浅い。杜の民の末裔として、著者は全身全霊を傾けて杜と遊び、学び、杜の生命たちの声に耳を澄ます。根無し草の“賢者”より夢追いの“愚者”を道とする著者が行き着いた「杜の文化、杜の思想」の豊かな結実。
内容(「MARC」データベースより)
枝一本折っても痛いと感じ、草一本刈るにもためらう心があれば、新しい「森の時代」はかならずくる…。ダイナミックな子どもの遊び場を求めて北海道に移住した著者がたどり着いた、森の文化・森の思想の豊かな結実。
著者略歴 (「BOOK著者紹介情報」より)
徳村/彰
1928年、石川県金沢市に生まれる。東京大学中退。1971年、妻・杜紀子とともに横浜の日吉で「ひまわり文庫」を始める。子どもの村がほしいという子どもたちの願を実現するため、北海道滝上町に移住(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

■目次(中項目まで)
<序にかえて>惚れるということ 1
「森」の字のこと 12 (引用注:「森」は「木がたくさんあるところ」を意味する通常の「森」ではなく、あらゆる生命(イノチ)が結ばれ、輝き育まれるところという意味で上が「木」、下左が「水」、下右が「土」という造語が使われています。ここでは便宜上「森」とさせていただきます)

第一章 森と人との愛の関係 18
生と死の(はざま)で 18
森と人との愛の関係 23
深々と森に 47
森の学び舎完成! 51

第二章 森が「新しいわたし」を育てた 55
不思議の力に助けられて 55

第三章 人間中心主義の壁を貫いて 82
善意の関係を越える難しさ 82
愛の関係への小経(こみち)を求めて 87
森の風になろうよ 108

第四章 人を変え、世界を変える力 116
ノーマ・フィールドさんへの手紙 116

第五章 「ねばならない」を捨てる 138
語りたいことあふれんばかりだが… 138

第六章 空前の事態の中で 154
未来はきっとある 154
新たな時代への模索 159

第七章 「森はマンダラ」が未来を拓く 170
タンポポのように生きる 170
生命(イノチ)の力を強める 180
(たま)ふゆる冬――おじじの森日記 182

第八章 生命(イノチ)生命(イノチ)でありつづけるために 195

あとがき 210
参考文献 213
森の子どもの村(概要) 214

■「<序にかえて>惚れるということ」の注記
(註)この本の内容は、毎年一回発行している「森の子どもの村つうしん」(以下「つうしん」)に載せたわたしの文章である。たいていの場合、巻頭言と主文でなりたっている。そのため、重複する部分もあるが、そのままにした。古い文章の中には、書きかえたい部分もないではないが、これもそのままにした。森さんとの愛の関係が深まるにつれ、稚拙さがより深いものになっているかもしれないからである。寛容な心で読んでいただければ幸いである。

■書評
森(木水土)が人を育んだのかもしれない

◎■家庭でできる自然療法■2016年10月10日 22:00

「もっと早く知りたかった」という声の多い、自然療法のバイブル的ロングセラー


東城百合子 (著)
出版社: あなたと健康社 (1978/1/1)

■商品の説明
平成22年に第920版出版という驚異的な増版を重ねる本書は、著者が若い頃に擢患した結核を玄米菜食と、自然の手当て法によって克服した休験を元に編み出されました。

著者について
東城百合子
大正14年岩手県に生れる。
昭和17年、当時日本の栄養学の草分けだった佐伯矩博士に師事、栄養士となる。
昭和24年重症の肺結核となり、玄米自然食によって白らの病気を克服する。以来自然食を主とした健康運動に力をそそぎ終戦後の混乱のさめやらぬ沖縄にわたり、沖縄全島に健康改革の灯をともし、沖縄の健康運動に力をそそぐ。
世界的な大豆博士といわれ、当時国際栄養研究所所長、国連保健機構理事、W・H・ミラー博士に師事。いよいよ健康改革運動に情熱をもつ。
昭和39年沖縄より帰京、東京に居をすえて、出版活動、自然食料理教室、栄養教室、講演活動と自分を育てるために啓蒙運動に力をそそぐ。
昭和48年5月、月刊誌「あなたと健康」を出版し、以来出版活動を中心に運動を進め今日に至る。
(http://www.binchoutan.com/toujou.html?gclid=CLHz0dym0M8CFReUvQodqrgPsgより)

■目次(大項目)
はじめに 1
一、自然が教える栄養学 13
二、治療のための自然食と自然療法 27
(1)病人のための食養生の実際 28
(2)家庭でできる手当て法 70
(3)健康づくりと体操 134
三、家庭でできる自然療法 147
四、自然良能力のすばらしさと体験談 371
索引 430

■「はじめに」より
健康に生きたいのは、誰もの願いですが、願いのようでなく、心のように成るのも、自然の成行き。自然のいのちを大切に、身近な日々の食物、植物、薬草などをはじめ、海の幸、山の幸で早めに無理なく、生命力を高めることそこ大事な事と私は自分の体験を通して思うのです。健康に生きたいのは、誰もの願いですが、願いのようでなく、心のように成るのも、自然の成行き。自然のいのちを大切に、身近な日々の食物、植物、薬草などをはじめ、海の幸、山の幸で早めに無理なく、生命力を高めることそこ大事な事と私は自分の体験を通して思うのです。

■書評
「もっと早く知りたかった」という声の多い、自然療法のバイブル的ロングセラー

○■医療人類学■2016年09月10日 11:52

生業や環境、しきたりなどが健康に及ぼす影響を扱う包括的な医療人類学


アン マッケロイ (著), パトリシア タウンゼント (著)
丸井 英二 (監訳)
杉田 聡 (訳), 近藤 正英 (訳), 春日 常 (訳)

■商品の説明 内容(「BOOK」データベースより)
グローバルな視野でしかも生物学的・社会文化的・政治経済的に書かれた、包括的な医療人類学の入門書。さまざまな文化的背景をもつ人々の生活を考えた国際保健医療が注目されている今日、今後の国際保健医療を探っていく…まさに必読の書。

著者について
Ann McElroy
ニューヨーク州立大学バッファロー校の准教授(人類学)

Patricia Townsend
パプアニューギニアの応用社会経済学研究所の上級研究員を経て、現在、ニューヨークのホートンカレッジの補助准教授(人類学)

丸井 英二(まるい えいじ)
1948年生まれ、千葉県出身
東京大学医学部保健学科卒業
保健学博士
現在、東京大学教授
専門分野は疫学、医学史、国際保健。

杉田 聡(すぎた さとる)
1960年生まれ、大分県出身
東京大学医学部保健学科卒業
保健学博士
現在、大分医科大学助教授
専門分野は、保健社会学、医療倫理

春日 常(かすが つね)
1962年生まれ、東京都出身
東京大学医学部保健学科卒業
保健婦、看護婦
現在(株)テス代表取締役社長
専門分野は健康管理、国際保健

近藤 正英(こんどう まさひで)
1966年生まれ、愛知県出身
東京大学医学部保健学科卒業
医師
現在、東京都立駒込病院外科
専門分野は、国際保健、疫学、保健社会学
(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

■目次(中項目まで)
本書について/まえがき/訳者まえがき
序文 3

1章 健康と病気の生態学 9
はじめに 9
医療生態学の実例としてのヤノマモ族研究 10
環境、文化、健康:医療人類学の視点から 14
生態系と健康のモデル 21
コラム:北極における適応 24 参考資料 36

2章 健康問題の学際的研究 39
はじめに 40
共同研究 41
生物環境のデータ 43
コラム:食人する会葬者 49
臨床のデータ 54
疫学のデータ 56
コラム:高血圧の疫学 58
社会・文化のデータ 62
コラム:精神遅滞の人々の日常生活 68
医療人類学:成熟しつつある領域 74
まとめ 75
参考資料 77

3章 適応の意味 79
はじめに 80
生物学的進化における適応 84
コラム:マラリアと農業 92
生理的・発達的適応 101
サモア人の適応と「健康」 106
文化的適応 107
適応不良と文化的パターン 112
直接的な医療コントロール 117
コラム:鎌状赤血球症に対する個人と文化の適応 120
情緒的・社会的なメカニズム 126
適応の限界 127
まとめ 129
参考資料 131

4章 出生・疾病・死亡構造の変化 133
はじめに 134
環境としての文化 135
人口均衡 138
コラム:パプアニューギニア社会での幼児の生存 143
狩猟採集民の野営地での生と死 151
農村での生と死 154
前産業都市での生と死 157
コラム:黒死病 158
産業社会における生と死 163
疾病構造の進化の研究法 171
まとめ 175
参考資料 177

5章 栄養の生態学と経済学 179
はじめに 180
人間の食生活と栄養学的な必要性 180
狩猟採集生活 183
コラム:クン・サン族(!Kungsan)の自給生態学 185
農耕生活 191
食習慣の人類学 200
口のなかに入るものすべてが食品ではない 203
コラム:アンデス高地におけるコカ噛みと健康状態 206
飢えた世界 210
アメリカにおける飢餓 213
栄養過多と他の豊かさの問題 215
まとめ 218
参考資料 219

6章 ライフサイクルと栄養 221
はじめに 222
出生前の栄養 222
乳児期の栄養 225
離乳期と小児期初期の栄養 229
小児期後期と思春期の栄養 235
成人期の栄養 237
コラム:サヘルの干ばつと飢饉 250
栄養不良の社会的コスト 255
まとめ 259
参考資料 260

7章 ストレスと病気 261
はじめに 262
ストレスの概念 263
ストレスのモデル 264
ストレス耐性の個体および文化による多様性 267
ストレスの生理学的理解 268
コラム:魔法による死 273
一般適応症候群 277
ストレスと癒し 282
社会文化的環境でのストレッサー 287
コラム:ストレス・ソーシャルサポート・妊娠 292
ストレスとメンタルヘルス 298
文化結合症候群 300
コラム:北極ヒステリー 305
まとめ 309
参考資料 311

8章 異文化接触による健康への影響 313
はじめに 314
イシの生涯 315
異文化接触というストレッサー 317
異文化接触のかたち 318
文化の変化とアルコール摂取 322
コラム:文化の変化とイヌイットの健康 326
異文化接触に関する研究のモデル 336
疫学的変化:カリフォルニアにおけるマラリア 338
人口学的変化:ニューギニアにおけるアスマット族 342
栄養と保健医療の変化 346
移住におけるストレス 351
コラム:東南アジアからの難民とアメリカの保健医療 356
参考資料 365

9章 近代化における保健医療コスト 367
はじめに 368
新しい道と古い病気 369
近代化の意味するもの 371
近代化と医療多元論 372
経済の開発と低開発 374
農業開発による健康影響の評価 377
コラム:灌漑と住血吸虫症 380
ヘルスケア発展のための戦略 387
開発途上地域での人類学者 395
先進国における少数民族の健康 400
コラム:アメリカ工業都市におけるアラブ人と黒人 406
まとめ 413
参考資料 415

付録:医療人類学プロジェクト 417
引用文献 419
さくいん 467

■「本書について」
  多大なる絶賛を受けた本書は、この10年ほどの間の医療人類学の研究の発展と、現代の健康問題に対する生物文化的なアプローチを反映するために改訂されたものである。生態学的な枠組みを維持しながらも、民族医学、文化精神医学、健康に対して批判的な人類学にも注意をはらっている。本書には、ソーシャルサポートや妊娠、マレーシアの母子栄養、難民の健康問題に関するコラムが加えられている。そのほか、ケーススタディは、クールー、鎌状赤血球症、住血吸虫症、高血圧症、北極ヒステリーに関する新しい研究に変更されている。参考文献の拡充、出典リストの改訂、最新の記録フィルムの概要紹介などによって、本書は教科書としてだけではなく、事典としても十分活用できるだろう。

■書評
生業や環境、しきたりなどが健康に及ぼす影響を扱う包括的な医療人類学

○■幻の民コノイ族■2016年08月27日 11:11

今から50年前、フィリピン南西部パラワン島の高地に、床下までの高さが8メートルもある樹上住居を作る、焼畑農耕民コノイ族がいた。

<■書評
るびりん書林


藤木 高嶺 (著)
-: 191ページ
出版社: あかね書房 (1970)

■商品の説明
内容
幻の秘境をとらえた異色の探検記録!
フィリピンの西南、パラワン島に住むコノイ族の部落を世界で初めて発見
その驚くべき生活を克明に調べあげた第三次関西学院大学探検隊の記録!

著者略歴
藤木高嶺(ふじき・たかね)
一九二六年兵庫県生まれ、関西学院大学英文科卒、朝日新聞大阪本社写真部勤務。日本山岳協会第一種公認指導員。スペイン国立登山学校名誉教授。
第一二回菊池寛賞受賞。
〔著書〕「インディオの秘境」(朋文堂)、写真集「極限の民族」(朝日新聞社)「解放戦線潜入記」(ぺりかん社)
〔共著〕「父と子の山」(中央公論社)、「カナダ・エスキモー」「ニューギニア高地人」「アラビア遊牧民」(いずれも朝日新聞社)「エスキモー探検記」(あかね書房)、「秘境探検I」(山王書房)

■目次
はしがき 本多勝一 1
■ついにコノイ族を見つけた!
おく病なターザン 11
コノイ族とは 18
意外な障害 24
オーシタ一家の物語 33
アリボボガンへの道 46

■"山の人"たちとともに
山の人 57
遠慮のないくらし 66
秘密の樹上家屋を発見 73
快適な樹上家屋 80
イプス 89
豊富な農作物 94

■パラワン島の動物たち
動物たち 102
オオコウモリ 112
パラワンのチョウ 121

■コノイ族の素顔
住民の素顔 128
タバコと火 136
物々交換 141
アルマシガ 148
交易の方法 153
結婚 158

■子どもの遊びと楽器
子どもの遊び 165
楽器 171

■さらばパラワン島
下山 177

あとがき 藤木高嶺 188

■内容の紹介(5、6歳の男の子たちが遊ぶ様子)
一人の子どもが、ヤシのように枝のない細長い木を、スルスルと一〇メートルも登ると、ぶらさげてあるトウに伝わってアッという間に降りてきた。サルのような早わざだ。カーミンドン、ロンケ、アンビックの三人が、かわるがわるトウにぶらさがると「キャーッ」と声をたてながら、大きな孤をえがいて空中ブランコをはじめた。ときには、二人、三人がいっしょにぶらさがった。まるでターザンの子どものようだ。(63~64ページ)

○■私が直す! (1983年) ■2016年08月09日 08:55

戸塚ヨットスクールの理念、実際

■書評
るびりん書林 別館

戸塚 宏 (著)
-: 217ページ
出版社: 飛鳥新社 (1983/11)

■商品の説明
内容
本著は、昭和58年のマスコミによる"戸塚つぶし"キャンペーンの最中、戸塚校長が逮捕される直前に書かれたものです。校長の著書は他にもいくつかありますが、本著は誰にでも読みやすいように編集されたお勧めの本です。それゆえ、とうとう稀少なものとなってしまいました。そこで出版元の飛鳥新社にお願いしたところ、ここへの掲載を快く了解して頂けました。この機会に、一人でも多くの方に本著を読んで頂きたいと思います。(戸塚ヨットスクールWebサイトより)

著者に付いて
戸塚宏校長の軌跡

■目次
I章 体罰はタブーか
II章 ヨットスクールがしてきたこと
III章 問題児の親たち
IV章 父権の喪失
V章 子どもたちは何をつかむか
VI章 私のヨット体験
VII章 子離れできない親たち
VII章 親は何をすべきか

○■カムイ伝講義■2016年08月04日 19:17

江戸時代の架空の村と、非人、エタ、農民らの暮らしを通じて、現代社会を見る。

■書評
るびりん書林 別館

田中 優子 (著)
単行本: 339ページ
出版社: 小学館 (2008/10)

■商品の説明
内容紹介
白土三平の名作漫画『カムイ伝』を通して、江戸の社会構造を新視点で読み解く。現代の階層社会の問題が見えると同時に、エコロジカルな未来もみえる。 --このテキストは、文庫版に関連付けられています。

内容(「BOOK」データベースより)
コミック界の巨星・白土三平のライフワークが江戸学の新視点を得て、新たな輝きを放つ!「いまの日本はカムイの時代とちっとも変わっていない」競争原理主義が生み出した新たな格差・差別構造を前に立ちすくむ日本人へ―。江戸時代研究の第一人者が放つ、カムイ伝新解釈。

著者略歴 (「BOOK著者紹介情報」より)
田中/優子
法政大学社会学部教授。1952年横浜市生まれ。遊女、被差別民など、歴史の表舞台に登場しない民衆にも着目して江戸時代を立体的に研究。『江戸百夢』で芸術選奨文部科学大臣賞、サントリー学芸賞を受賞。明快な語り口と艶っぽい和服姿はテレビのコメンテーターとしても人気。2003年より法政大学社会学部で「江戸ゼミ」を主宰。2006年4月より、同ゼミと学科基礎科目の授業で『カムイ伝全集』を参考書に使う授業を行っている(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

■目次
はじめに 『カムイ伝』から発掘できる、さまざまなテーマ 11
第一章 『カムイ伝』の空間と時間 21
第二章 夙谷の住人たち 31
穢多の存在理由/穢多の実像/河原の豊かさ/日本の村の多様性/かわた村の成立/弾左衛門支配/武士のなりわいとしての乞胸/黄表紙に見える非人/身分制度の形骸化/組織内格差/社会の中での非人・穢多

第三章 綿花を育てる人々 67
百姓――多様な能力を持つ人々/綿作とはどういう仕事か/綿花栽培のはじまり/いく人もの正助/木綿には二種類あった?/インド的技術改良と嶋(ストライプ)/綿花栽培の崩壊

第四章 肥やす、そして循環する 93
正助たちの下肥/肥料とは何か/さまざまな肥料/下肥システム/肥料の情報化と商品化/動物系肥料/干鰯・干魚/カスとクズこそ価値がある

第五章 蚕やしない 117
マユの専売/産業の現場/蚕から布まで/絹の国産化/生糸一揆

第六章 一揆の歴史と伝統 141
一揆の歴史/戦いとしての一揆/百姓一揆のルール/一揆の音と形/一揆の原因/郡上一揆/一揆の性質/特産物をめぐって/さまざまな一揆

第七章 海に生きる人々 169
迫力!『カムイ伝』の漁シーン/納屋集落/深川の漁師たち/生きるための漁・楽しむための漁/商業の介在/江戸時代の漁と漁師/イワシ漁の展開

第八章 山に生きる人々 197
袋堰/日本の森林/治山治水思想と「山川掟」/山の管理と放置/マタギ/サンカ/宝の山――『カムイ伝』に見られる鉱山/なぜ鉱山は必要だったか/平和な鉱山町/山と山丈

第九章 『カムイ伝』の子どもたち 241
子どもというテーマ/子どもたちの縄張り/子どもとは何か?/たくさんの親/組織としての子ども組・若者組・娘組/生きる力とは何か

第十章 『カムイ伝』の女たち 257
武士の親子/ナナとサエサ/村の女たち/娘組・嫁組(カカア組)・婆仲間/恋愛と結婚/女性の存在感

第十一章 『カムイ伝』が描く命 271
不知火の才蔵/生きようとする体/殺すことにも生かすことにも使える技術/島原・天草の乱/二つの外科医術/薬師と本草/死/命/生態系/『カムイ伝』について

第十二章 武士とは何か 309
武士の生活/武士は必要だったか?

おわりに いまもカムイはどこかに潜んでいる 325

あとがき 330
追記 受験生にとっての「カムイ伝講義」 332
図版索引 334
引用・参考文献 338

?■日本起源の謎を解く―天照大神は卑弥呼ではない■2016年07月30日 08:31

念写の発見者とされる福来博士を慕う著者が古事記、日本書記を前提としつつ、真実は日本起源の地、飛騨に伝わるとする説を展開。各種神代文字の研究、言語論、平和論などにも及ぶ。一般書店にない福来書店発行の本。

■書評
るびりん書林 別館


山本 健造 (著)
単行本: 336ページ
出版社: 福来出版; (1991/7初版、1992/1三版)

■商品の説明
内容(「BOOK」データベースより)
本書では計量推定学方式により算定した天照大神は西暦前27年前後、神武天皇は西暦33年前後の実在の人物であることを証明し、西暦239年頃のヒミコより、天照大神は約266年前の人物であることを科学的に証明する。九州の女王ヒミコも近畿の神武天皇も、津軽半島に逃げた長髄彦も、ヤマトの語を大切にした。従って、九州ヤマタイ国論と近畿ヤマト国論の水掛け論争の終止符を打つのが本書である。

内容(「MARC」データベースより)
神武天皇から九代開化天皇までを神話上の架空の人物とする説や、朝鮮半島からの移民が近畿地方を制圧した皇室の祖だとする説に対して、言語学、血液学、考古学、地学などを駆使し、総合的見地から批判。日本の起源の真相を分析する。

著者について
山本健造
大正元年十一月生まれ。少年時代から神秘現象を研究し、十六歳にして超能力を得る。以来多くの難病者を救う。十八歳の時、神通力の奥にひそむ六次元弁証法のインスピレーションを得る。小学校卒業後、逆境の中で中学講義録や哲学講座を独学し、四十二歳で日大文学部(哲学専攻)を通信で卒業、小中学校教員の免許状を十一枚取得、高校倫理社会の教師を最後に三十八年間の教員生活を退く。
六十一歳で高野山大学聴講生、六十二歳で高野山大学院教科修士課程入学、六十四歳で文学修士の学位を受く。問題少年矯正治療等の長年の教育上の功績により昭和五十八年三月、学術研究、財団法人として許可される。昭和六十二年アメリカの学会に招待され、研究発表した。(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

■目次(大項目とトピックのみ抜粋)
日本史学界の巨星 樋口清之博士の本書へのご意見
序文
一 卑弥呼は誰か諸説紛々 35
二 邪馬臺国(ヤマトコク)は飛騨より大和と九州、津軽を結ぶ 39
・津軽にヤマト城/津田左右吉の詭弁/神武は実在/神武より九代天皇の否定根拠なし/飛騨の伝承/出雲の「国譲り」は政略結婚のもつれ/天孫降臨は飛騨政権の山下り/天安川原は飛騨にあり/九州の邪馬臺国(ヤマトコク)/前一世紀頃の日本/一~二世紀頃の日本/三世紀、卑弥呼君臨/ヤマト国は九州にも近畿にも/神武九代は実在/安本美典氏を讃う/長男相続は儒教思想/天皇の平均在位年数/平均在位年数と天照大神(ヒルメムチ)の推定/卑弥呼は天照大神の子孫/五王は大和朝廷/神武の古墳は墳丘程度

三 近畿、津軽、九州に邪馬臺国(ヤマトコク)あり 75
・津軽のヤマト城/神武以前近畿にヤマト国/邪馬台国は間違い/昔は八母音/ヤマトの語源/奴、倭から大和、邪馬臺へ/乗鞍麓の名家の口伝/飛騨宮村の国づくり/位山の皇祖岩/飛騨政権の拡大/多紀理姫の嫁入り/多紀理姫の蒸発と若彦の反逆/稗田阿禮は飛騨の人/天孫降臨と椿大神社/コノハナサクヤヒメとウガヤフキアエズノミコトの誕生/豊前市舟継ぎ岩/神武の帰還と東西のヤマト国/金鵄勲章のいわれ/長髄彦の子孫/原始的な大嘗祭/世界唯一のエンペラーである天皇/東京裁判の虚偽と「南京大虐殺」/隣国の反日教育

四 飛騨に伝わる口碑では長髄彦は東北へ 100
・調査の旅/日本書記より口碑が本当/長髄彦兄弟の子孫が健在/『東日流外三郡誌』は反逆思想/不戦の古代日本人/長髄彦の子孫は元寇で国を守る

五 『古事記』『日本書記』より飛騨の口碑の方が正しかった理由 111
・ニニギノミコトの子孫が皇統を継ぐ定め/『日本書記』での長髄彦/理由

六 長髄彦の気持ちに叛いた『東日流外三郡誌』の誤り 115
・長髄彦の祖先はオオヤマズミノミコト/長髄彦の武士道精神を讃う

七 捏造された『外三郡誌』の反逆精神 121
・長髄彦は妹を仇敵の妻にしない/田村麻呂の真心を蹂躙/天皇位まで奪う

八 荒覇吐精神と理想 130
・「アラハバキ」の語源/正当防衛精神

九 日本の偽史を攘う―神代文字は本当にあったのか?― 134
・日本古代文字の実在性/平田篤胤による偽作/平田復古神道の波及

十 平田復古神道は明治維新を助け早めた 143
・山口不二子、松尾多勢子の念写/松尾多勢子の明治維新への功績
十一 神代文字諸文献を科学するに当りて 154
・天日(あびる)文字の組立て/外国の文字と神代文字/神代文字文献の非現実性/古代の絵文字

十二 竹内文献のあらまし 164
・『竹内文献』の出所/受難/竹内巨麿の出自/世界人類は日本に発生説

十三 神代文字は文献にどんなものがあるか 168
・あらまし

十四 『上つ記(うえつふみ)』とは何か
・出所/添えた文字が問題/夫婦の房事の頻度など現実的な内容/神道開きの野心や中国思想がない/天孫降臨説がない/書かれた年代

十五 『秀真文書(ほつまつたえ)』のあらまし
・独創的な組み合わせ文字/還暦は日本起源/天照大神は男神/非現実性/高天原は飛騨を思わせる石器/飛騨の文化と土器の交易

十六 日本語母音論争では神代文字の存否は俄かに結論は出しにくい 189
・八母音説では神代文字を否定/母音論だけでは真偽判定困難/日本古代に絵文字は存在/稗田阿禮は絵文字を使用/国体の尊厳を冒す偽書

十七 神代文字はなくとも古代の絵文字はあった 196
・日本古代文字の実在を証明するサンカ文字

十八 組み合わせ文字の流行の時代 201
・惟足(おもたる)文字/種子(たねこ)文字/筑紫(つくし)文字/アイヌ文字/節ハカセの文字/上津文字/対馬文字/斎部(いむべ)文字/アナイチ数字/モリツネ文字の数字/出雲文字/阿波文字/天日(あびる)文字/天日草書体

十九 『九鬼(くかみ)文書』と九鬼家の迷惑 212
・九鬼家の歴史/文字/内容

二十 日本古代社会は公平、仁愛で貫かれていた 218
・古代社会は公平であり、平等ではない/封建制ではなく徳治

二十一 唯物平等主義は階級闘争と惨殺を産む 221
・社会主義は平等と公平を混同/空想的社会主義の失敗/科学的共産主義の失敗/共産制が生む無数の惨殺死体/唯物平等主義の陰惨性

二十二 共産国を自滅させた労働価値論 226
・唯物平等の価値観の誤り/基礎研究の遅れ/自国の歴史を罵る国は滅ぶ

二十三 諸科学者の独断的偽史を攘う 231
・生物進化の法則

二十四 日本列島誕生と世界第一の暖流と台風 237
・日本列島の誕生/氷河時代も進化が続く/純日本人が日本で進化/世界各地に人類は発生

二十五 旧石器時代に大陸に出て行った日本文化 243
・日本産の黒曜石が大陸奥地の地下に/移入だけではない

二十六 原日本人の存在についての確証 248
・原日本人に白血病ウイルスはない/アイヌと宮古島住民の遺伝子/母系遺伝

二十七 人類発生と言語について 254

二十八 言語を心理学より分析する 256
・従来の言語学の手法を否定/安本計量比較言語学から見た日本人のルーツ/北方民族起源説/瞑想民族と征服民族の言語比較/原日本語は諸国語を融合統一

二十九 言語より日本人のルーツを探る 262
・ 心理学的に分析/朝鮮人が王になったか/大陸人が王になったか/独特の古代文化を伝える皇室/アイヌ語と南方語順/アイヌ語と原日本語

三十 日本海両岸の風俗共通性 275
・結婚の風習/分家や血盟の契り/葬式儀礼/心理的共通性

三十一 地球寒冷化と民族の移動を証明する石器 279
・天孫降臨を裏付ける気候変動/合掌造りの大家族制/証拠となる御物石/集団移動の科学的考察/飛騨政権と天孫降臨

三十二 何故伊勢神宮は伊勢に遷ったか 288
・灯籠のユダヤ教紋章の謎/天照大神を伊勢に遷した意味/大和民族の古里高天原

三十三 偽史を攘って「本当の平和運動」を起こそう 297
・亡国平和運動/第二のクウェートにならぬために/大東亜戦争の原因/太平洋戦争の原因/原爆投下とソ連参戦の非人道性(原爆碑の愚かさ/トルーマンの非道/東京裁判の洗脳)/美しい魂の記憶(愛国と義理と友情の親子/出征の思い出/武山海兵団/シドニーの四郡神)/先祖を罵倒する教育/南京大虐殺のでっちあげ/侵略しない・させない大和魂

三十四 世界永久平和論を提唱する 320
・国防が独立を保つ/日本国憲法の改正を/カントの世界永久平和論/第二次大戦後の国際道徳の成立/世界世論/世界永久平和論綱領

あとがき 334
参考文献 337
財団法人飛騨福来心理学研究所案内 341
・福来博士と念写/研究所の内容/所長紹介/理事長紹介

■「序文」の終わり部分
  戦後の我が国の史学界は天照大神(ヒルメムチ)や神武天皇から九代開化天皇までを架空として否定し、十代崇神(スジン)天皇や、十六代仁徳天皇は朝鮮や支那あたりから来た覇者でないかとか、神攻皇后もいないのではないか等と「ただそう思う」という理由で否定する人がいます。
  これらの問題をただそう思うというのでは学問的でないので科学的に徹底的に追求してみました。
  右の外、神代文字の歴史書を科学的に追求し、その方面からも日本の起源を考察しました。
  言語の方では、狩猟征服民族と草食瞑想民族に別けて、心理学的に分析して日本民族の起源を探ってみました。
  最近の研究より約一万年前に日本の黒曜石で作った石器がシベリヤのバイカル湖に進出している事から、今までの渡来一点張りの考え方に反省を促したり、血液学の統計により、日本民族の中心が飛騨にある事を証明したり、新学説を一杯書きました。
  それから、今後の日本が世界的視野の下に独立を全うし、平和を実現してゆくにはどうしたらよいか、カントの永久平和論を踏まえて世界永久平和連合国憲法の骨組みを添えました。
(平成三年五月二十八日)