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○■もりはマンダラ: もりと人との愛の関係■2016年10月14日 18:50

森(木水土)が人を育んだのかもしれない


徳村 彰 (著)
単行本: 213ページ
出版社: 萬書房 (2014/12)

■内容(「BOOK」データベースより)
杜を離れ、杜を恐れるようになった私たちの歴史はまだ浅い。杜の民の末裔として、著者は全身全霊を傾けて杜と遊び、学び、杜の生命たちの声に耳を澄ます。根無し草の“賢者”より夢追いの“愚者”を道とする著者が行き着いた「杜の文化、杜の思想」の豊かな結実。
内容(「MARC」データベースより)
枝一本折っても痛いと感じ、草一本刈るにもためらう心があれば、新しい「森の時代」はかならずくる…。ダイナミックな子どもの遊び場を求めて北海道に移住した著者がたどり着いた、森の文化・森の思想の豊かな結実。
著者略歴 (「BOOK著者紹介情報」より)
徳村/彰
1928年、石川県金沢市に生まれる。東京大学中退。1971年、妻・杜紀子とともに横浜の日吉で「ひまわり文庫」を始める。子どもの村がほしいという子どもたちの願を実現するため、北海道滝上町に移住(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

■目次(中項目まで)
<序にかえて>惚れるということ 1
「森」の字のこと 12 (引用注:「森」は「木がたくさんあるところ」を意味する通常の「森」ではなく、あらゆる生命(イノチ)が結ばれ、輝き育まれるところという意味で上が「木」、下左が「水」、下右が「土」という造語が使われています。ここでは便宜上「森」とさせていただきます)

第一章 森と人との愛の関係 18
生と死の(はざま)で 18
森と人との愛の関係 23
深々と森に 47
森の学び舎完成! 51

第二章 森が「新しいわたし」を育てた 55
不思議の力に助けられて 55

第三章 人間中心主義の壁を貫いて 82
善意の関係を越える難しさ 82
愛の関係への小経(こみち)を求めて 87
森の風になろうよ 108

第四章 人を変え、世界を変える力 116
ノーマ・フィールドさんへの手紙 116

第五章 「ねばならない」を捨てる 138
語りたいことあふれんばかりだが… 138

第六章 空前の事態の中で 154
未来はきっとある 154
新たな時代への模索 159

第七章 「森はマンダラ」が未来を拓く 170
タンポポのように生きる 170
生命(イノチ)の力を強める 180
(たま)ふゆる冬――おじじの森日記 182

第八章 生命(イノチ)生命(イノチ)でありつづけるために 195

あとがき 210
参考文献 213
森の子どもの村(概要) 214

■「<序にかえて>惚れるということ」の注記
(註)この本の内容は、毎年一回発行している「森の子どもの村つうしん」(以下「つうしん」)に載せたわたしの文章である。たいていの場合、巻頭言と主文でなりたっている。そのため、重複する部分もあるが、そのままにした。古い文章の中には、書きかえたい部分もないではないが、これもそのままにした。森さんとの愛の関係が深まるにつれ、稚拙さがより深いものになっているかもしれないからである。寛容な心で読んでいただければ幸いである。

■書評
森(木水土)が人を育んだのかもしれない

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