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○■ココ、お話しよう■2017年10月03日 18:10

手話を通じてゴリラと語る。



フランシーヌ パターソン (著), ユージン リンデン (著), 都守 淳夫 (翻訳)
単行本: 326ページ
出版社: どうぶつ社 (1984/01)

商品の説明


内容(「BOOK」データベースより)


アメリカに、人間のことばを覚えたゴリラがいる。名前はココ。ココは人間の手で育てられ、人間のことばを教えられ、人間とともに暮らしている。ココはどのようにことばを覚え、どのようにことばを用いることができるようになったのか。これは、ココの母親として、また教師として、九年間をともに生活してきた若きアメリカ人女性の記録である。

内容(「MARC」データベースより)


アメリカに人間のことばを覚えたゴリラがいる。人間と会話し、冗談を言い、嘘をつく…。ゴリラ・ココの母親として、また教師として、9年間生活をともにしてきた女性研究者がつづる、ゴリラ言語学習の感動的記録。

著者らについて


フランシーヌ・パターソン
一九四七年アメリカ生まれ。イリノイ大学卒。一九七二年以来、"ココ計画"に従事し、スタンフォード大学で博士号取得。研究を続ける一方、"ゴリラ財団"の設立・運営に活躍中。

ユージン・リンデン
一九四七年アメリカ生まれ。イェール大学卒。視野の広い評論家・ジャーナリストとして執筆活動に従事している。代表作『チンパンジーは語る』(杉山・井深訳、紀伊国屋書店)、『悲劇のチンパンジー』(岡野・柿沼訳、どうぶつ社)

都守淳夫(つもり・あつお)
一九三三年岡山県に生まれる。岡山大学文学部を卒業後、一九五九年京都大学大学院修士課程を修了。現在、財団法人日本モンキーセンター研究員。霊長類行動学専攻。

目次


●研究に着手する●
1・ある会話 10
2・出会い 18
3・ゴリラとはどんな動物か 33
4・研究の時代背景 40
5・はじめての”ことば” 49
6・動物園から大学へ 66
7・ココを救え! 81
8・日々の生活 85
●人の子どもやチンパンジーとくらべて● 9・約束事項 91
10・ことばの“産出” 109
11・ことあの“理解” 131
12・語順という問題 156
13・サイン語について 169
14・ココの知能 177
●“心”を探る●
15・ひとりでいるとき 189
16・ユーモアとことば遊び 200
17・表現力 215
18・恋人マイケル 227
19・遊び時間 250
20・どう思いどう考えるか 265
21・学習の限界 280
22・意志を伝えることば 296
23・ココの将来 311

お礼のことば 317
訳者あとがき 318
文献 322
索引 326

とびらをめくったページの文章


●ココ――本名ハナビコ。一九七一年生まれ。雌のローランドゴリラ。はじめて人間のことばを習得したゴリラである。●これは、このココと呼ばれるゴリラの言語習得実験(ココ計画)の物語である。ココ計画は、一九七二年にフランシーヌ・パターソン博士が開始し、現在もつづいている。類人猿の言語能力の研究では、継続期間がもっとも長い。●本書はユージン・リンデンとフランシーヌ・パターソン(愛称ペニー)の協力のもとにうまれた。●ユージン・リンデンは、大型霊長類のいろいろな言語実験をひろく調べた。そして、動物の言語実験のなかで最大の成果をあげているものはココ計画である、と確信するに至った。●この物語では、パターソン博士の研究とココ計画をめぐる出来事が展開される。そのため、パターソン博士の手記という著述形式をとっている。●けれども本書は共著であり、内容の解釈は、当然のことながら両者の合意にもとづいている。●

書評


手話を通じてゴリラと語る。



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