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近代日本語の思想―翻訳文体成立事情 ― 2015年01月19日 09:31
柳父 章 (著)
単行本: 242ページ
出版社: 法政大学出版局 (2004/11)
内容(「BOOK」データベースより)
日本語の文体は近代以後、翻訳によってつくられた―大日本帝国憲法に象徴される翻訳悪文の系譜を分析して近代日本語文の欠陥を摘出するとともに、漱石、志賀直哉、谷崎などによる新文体創出の軌跡をたどりつつ、日本語文における論理と思想の問題点を抉り出す。新たに導入された主語や三人称、句読点、文末語などの使用経緯を思想形成過程として捉え直し、日本文化論に新視角を提示する。
内容(「MARC」データベースより)
近代日本の思想と文化を「翻訳」のキーワードで読み解く。大日本帝国憲法に象徴される翻訳悪文の系譜を分析。近代日本語文の欠陥を摘出するとともに、漱石、志賀直哉、谷崎などによる新文体創出の軌跡をたどる。
著者略歴 (「BOOK著者紹介情報」より)
柳父/章
1928年東京生まれ。東京大学教養学科卒業。翻訳論・比較文化論専攻(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
一言:私たちの思考様式を大きく変えることになった翻訳文体の導入による日本語の変化について詳しい。
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