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○■インド動物ものがたり―同じ地上に生なすもの■2016年05月12日 19:21

ネコは、母神の使いだから、いちばんいいものを食べていいことになっている


西岡 直樹 (著)
単行本: 278ページ
出版社: 平凡社 (2000/11)

■商品の説明
内容紹介
ロングセラー『インド花綴り(正・続)』の著者が描く、人と動物と神様の物語38編。神話や民話から日常の暮らしまでを、やさしく語りおろす。インドの奥深さ、精神世界の源が見えてくる。

内容(「BOOK」データベースより)
雲を生み、恵みの雨をもたらす白いゾウ、幸運と豊饒の女神を運ぶフクロウ、背の上に大地をのせるカメ…。小さなものへの愛着や、やさしさへの共感、不思議な怪しさを語る、悠久の大地・インドの動物と人、神さまのおはなし37話。

著者について
西岡直樹(にしおか なおき)
1946年、東京生まれ。宇都宮大学農学部卒業後、1973~78年に、インド西ベンガル州のシャンティニケトン大学、カルカッタのジャドブプル大学でベンガル語を学ぶ。インドの村々を回り、昔話および植物に関する話を収集して現在にいたる。
著書に『インドの昔話』(共著/春秋社)、『仏教植物散策』(共著/東京書籍)、『インド花綴り』(正・続/木犀社)、『インドの樹・ベンガルの大地』(講談社文庫)、訳書に『ネパール・インドの聖なる植物』(T.C.マジュプリア著/八坂書房)などがある。

■カバーそでより
その(ばん)
私たちはひとつの小さな石油ランプの光を囲んで、
ムクンド(じい)さんの描いた絵巻物(えまきもの)を見た。
――王さまの動物使いが、森でジャッカルをあやつっています。
たくさんのジャッカルをあやつっています。フッカフワー、フッカフワー

老人は、つぎのあてられた綿(めん)肩提(かたさ)げから、手垢(てあか)にまみれた小さな巻物(まきもの)のようなものを数本とりだした。 油煙(ゆえん)をひゅるひゅると立ち(のぼ)らせて燃える、石油ランプの薄明(うすあ)かりに()らしだされたその絵を見て、私は心の動揺(どうよう)(おさ)えることができなかった。 ずっと前から見たいと思っていた絵が、予期(よき)もせずそこに()(ひろ)げられたからである。

■目次
不思議な遠吠え――ジャッカル 10
大地を支える者――カメ 19
幸運の女神を運ぶ――フクロウ 30
山を出たものの――ゾウ 35
クマにまたがったラジュ――ナマケグマ 48
官能(かんのう)のさえずり――オニカッコウとオオバケン 54
ハヌマーンの養女――ハヌマンラングール 59
四つ目のイヌ――イヌ 68
ホタルのランプ――ハタオリドリ 75
ボノビビの森――トラ 80
真夜中の恐怖――ヤスデ 92
裏庭の(ぬし)たち――ミミズとメクラヘビ 97
雨を呼ぶ鳥――クジャク 102
(きず)く者、(こわ)す者――シロアリとセンザンコウ 107
風の神の乗り物――シカ 113
毒消しの薬草を知る――マングース 127
ドルマとアドル――スイギュウ 133
五本の筋と三本の筋――リス 140
ビュシュノーイの村――ニルガイ 144
青い卵と命の棒――ハゲワシ 153
砂漠の舟――ラクダ 160
夫婦愛――ヤモリ 165
ガネーシャの乗り物――ネズミ 171
猿蟹合戦の蜂――スキャングング・キャットフィッシュ 177
オオカミに育てられた少女――インドオオカミ 181
仏陀(ぶっだ)供物(くもつ)――ブタ 189
女神の祝福(しゅくふく)――ネコ 189
二つの世界の狭間(はざま)で――インドオオコウモリ 201
土下座(どげざ)するトカゲ――ブラッドサッカー 206
女神ノノシャ――ヘビ 210
二羽の鳥には合掌(がっしょう)を――カバイロハッカ 219
女神の()(にえ)――ヤギ 223
小さな(きら)われ者――ジャコウネズミ 231
与えてやまないもの――()ウシ 236
恐怖の(きざ)し――バタ 246
同じ地上に生なすもの――インド・ベンガル地方の植物観 251

あとがき 258

地図 8
インドの神、聖者、聖典、その他 262
登場するおもな動物と植物の名称 276
参考文献 277
初出誌・図版クレジット 278

■書評
別館

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