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これからどうなる海と大地―海の放射能に立ち向かう2015年04月22日 09:22


水口 憲哉 (著)
単行本: 195ページ
出版社: 七つ森書館 (2011/07)

詳細ページ
http://pen.co.jp/index.php?id=604

内容紹介
現在私たちに求められているのは、核とともに暮らすことの意味、まさに核文明の恐怖について感じ知ることである。共業の所産として立ち向かってゆかなければならない。

目次
はじめに

第1章 海へ放出された福島第一原発の放射能
 1 海のチェルノブイリ
 2 海への影響について知っておくべきこと

第2章 放射能がクラゲとやってくる
 1 まず、再処理工場とはどんなものか説明しましょう
 2 再処理工場は、放射能を空気中や海に捨てるのです
 3 放射能は少ないと言っていますが……ゴマカシです
 4 再処理工場があるイギリスで暮らした家族の話をしましょう
 5 イギリスやノルウェーの海の放射能汚染の話をします
 6 再処理工場は、放流管から海へ放射能を捨てるのです
 7 これが、青森・岩手・宮城の海における放射能の流れです
 8 風評被害が心配です
 9 二人の方の新聞への投稿を考えてみましょう
 10 「海に放射能を捨てないでください」と言うことが大事です
 おわりに

第3章 これからどうなる海と大地
 福島県のホッキガイからコバルト60が検出
 みんながともに、どう食べ続けていくか
 原発現地の人びとの厳しい選択
 放射能測定をどのように公表するか
 チェルノブイリ事故と輸入食品
 原発が海と漁業に及ぼす影響
 原発から出る放射能のゴミ捨て場
 きちんと対応すれば、風評被害を恐れることはない
 原発抜きの地域振興を

調査報告 福島第一原発周辺海洋生物の放射能汚染──放射能汚染調査グループ(福島・東京)
 調査結果とそれのもつ意味
 測定された数値と住民の生活
 放射能汚染に対する漁業協同組合と原発設置者の対応

あとがき