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異形の王権2015年04月02日 08:41


網野 善彦 (著)
ペーパーバック: 273ページ
出版社: 平凡社 (1993/06)

商品の説明
内容(「BOOK」データベースより)
婆娑羅の風を巻き起こしつつ、聖と賎のはざまに跳梁する「異類異形」、社会と人間の奥底にひそむ力をも最大限に動員しようとする後醍醐の王権、南北朝期=大転換のさなかに噴出する〈異形〉の意味と用を探る。

一言:レビューから
「鎌倉時代末期に登場し、それまでの天皇に対するイメージを打ち破り、自ら幕府打倒のための呪詛を行うなど「異形」の天皇である後醍醐天皇。彼が歴史的に持つ意味を、非人と呼ばれた人々の存在と絡ませながら描いた力作。」

花屋になりたくない花屋です (就職しないで生きるには (7))2015年04月04日 17:20


河田 はな絵 (著)
-: 173ページ
出版社: 晶文社 (1983/08)

内容:(カバーから)
エッサエッサと、リヤカーを改造した花車を引っぱって、道行く人に夢を売る若い夫婦がいた。それから三年。愛する四ひきの猫たちの声援を背に、二人は手づくりのお店を開く。キーパー(花用冷蔵庫)をあえて置かない心意気、水揚げ法にも花束にも、ここでは自然の命が生きている。花を売るだけが花屋じゃない。時にお店は、お客さんのよろず相談所にも早変り。町の人気者・花屋のはなちゃんの、夢商い・花養いのすべてを公開。

一言:「就職しないで生きるには」シリーズの一冊

謎のカタカムナ文明―秘教科学の最終黙示2015年04月07日 09:16


阿基 米得 (著)
単行本: 259ページ
出版社: 徳間書店 (1981/05)

関連情報
「80年代初頭に出版した『謎のカタカムナ文明』で、公刊された本としては初めてカタカムナ文明を紹介したと主張している。[1] また、この本の中で紹介されたオカルト・サイエンス、風水、錬金術、オルゴン・エネルギー等のタームは、当時日本語による一般向けのこの種の情報がほとんどなかったこともあり[要出典]、多くの書籍に引用された。現在でも、超古代、オカルト、疑似科学関係の出版物、記事には頻繁に参考文献に挙げられる[要出典]。 「謎のカタカムナ文明」以前にも、この筆名で雑誌『地球ロマン』、『迷宮』等へ、寄稿していた。しかし『謎のカタカムナ文明』出版後は、『現代思想のキーワード』への寄稿を最後にこの筆名での執筆は行っていない。 なお、梁瀬 光世(やなせ こうせい)の筆名でも書籍等執筆している。」(WikiPediaより)

日本のいやしの鍼2015年04月08日 09:44


木村 愛子 (著)
単行本: 189ページ
出版社: たにぐち書店 (2010/06)

内容:(前著『いやしの針』の内容紹介より)
鍼灸師である著者がこれまで実践してきた針治療が、単なる体の治療だけではなく、心のいやしにも通じることを教える。鍼灸(特にハリ)の心身に対する癒し効果を、さまざまな実例を通じて詳しく紹介する。鍼灸は、まったく経験したことのない人にとって「痛い」「熱い」「恐い」といったイメージが強い。また、鍼灸というと、肩がこった、腰が痛い、膝が曲がらない、といったときに治療してもらうものと考えている人も多い。しかし、著者の「いやしの鍼」はそうした考え方とはまったく異なる。では、それはどんな背景から出てきたのか。著者の個人的なバックグラウンドを交え、さらに、視覚障害というハンディキャップをもちながら、国内外で精力的な活動を行う姿も紹介する

著者について
木村 愛子(きむら・あいこ) 1943年、東京築地生まれ。生まれつきの目の病気によって、しだいに視力が低下し、10代の半ばに中途失明。筑波大学附属盲学校で、本格的に鍼灸師をめざす。61年、同校を卒業。引き続き同校の教員養成施設にすすんで、母校の教壇に。04年3月に定年退官するまで、文部教官を務める。この間、生徒に鍼灸、あんまマッサージなどの実技を教えるとともに、学校の臨床実習室で患者の治療にもあたり、数千人の治療実績をもつ。主な著書に『新しい中国の奇穴』(99年、たにぐち書店発行)、『JAPANESE ANMA(英文)』(03年、桜雲会発行)などがある。
著者略歴 (「BOOK著者紹介情報」より)
木村/愛子
1943年、東京築地生まれ。生まれつきの目の病気によって、しだいに視力が低下し、10代のなかばに中途失明。筑波大学附属盲学校で、本格的に鍼灸師をめざす。61年、同校を卒業。引き続き同校の教員養成施設にすすんで、母校の教壇に。04年3月に定年退官するまで、文部教官を務める。この間、生徒に鍼灸、あんまマッサージなどの実技を教えるとともに、学校の臨床実習室で患者の治療にもあたり、数千人の治療実績をもつ(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

一言:前著『いやしの針』が高評価

NATIONAL GEOGRAPHIC (ナショナル ジオグラフィック) 日本版 2009年 12月号2015年04月10日 09:30


出版社: 日経ナショナルジオグラフィック社; 月刊版 (2009/11/30)

内容
アフリカの狩猟採集民ハッザを扱った号

The Hadza: Hunter-Gatherers of Tanzania (Origins of Human Behavior and Culture)2015年04月11日 08:37


Frank Marlowe (著)
紙の本の長さ: 336 ページ
出版社: University of California Press; 1版 (2010/3/23)
販売: Amazon Services International, Inc.
言語: 英語

内容紹介
In The Hadza, Frank Marlowe provides a quantitative ethnography of one of the last remaining societies of hunter-gatherers in the world. The Hadza, who inhabit an area of East Africa near the Serengeti and Olduvai Gorge, have long drawn the attention of anthropologists and archaeologists for maintaining a foraging lifestyle in a region that is key to understanding human origins. Marlowe ably applies his years of research with the Hadza to cover the traditional topics in ethnography—subsistence, material culture, religion, and social structure. But the book’s unique contribution is to introduce readers to the more contemporary field of behavioral ecology, which attempts to understand human behavior from an evolutionary perspective. To that end, The Hadza also articulates the necessary background for readers whose exposure to human evolutionary theory is minimal.
レビュー
"This quantitative ethnography ... introduces readers to the contemporary field of understanding human behaviour from an evolutionary perspective." Times Higher Ed Supp (Thes) 20100708 "Riveting... It is the most important single source of information about the Hadza, and it is superb, combining many of the virtues of classical ethnography with rigorous quantitative description and experimental hypothesis testing. " -- Melvin Konner American Scientist 20110101 "Thought-provoking." Choice 20110101
著者について
Frank Marlowe is Professor of Anthropology at Florida State University.

一言:アフリカに、ピグミーとともに残るわずかな狩猟採集民ハッザに関する本

狩猟採集民のコスモロジー・神子柴遺跡 (シリーズ「遺跡を学ぶ」089)2015年04月12日 08:24


堤 隆 (著)
単行本: 96ページ
出版社: 新泉社 (2013/5/29)

商品の説明
内容(「BOOK」データベースより)
遙か南アルプスの山々を望み、天竜川へとつづく丘の突端、残された重厚な石斧と美しい尖頭器の数々。はたして実用品なのかシンボルか、なぜこの地に置き去りにされたのか。縄文時代の暁を告げる石器群の謎を読み解き、狩猟採集民の世界観(コスモロジー)に迫る。
著者について
1962年、長野県佐久市生まれ。
國學院大學大学院博士後期課程修了。博士(歴史学)。
現在、長野県御代田町浅間縄文ミュージアム主任学芸員、八ヶ岳旧石器研究グループ代表、明治大学黒耀石研究センター研究員。
第13回藤森栄一賞(1992年)、第16回岩宿文化賞(2007年)受賞。
専門 旧石器考古学、奈良・平安時代の考古学
主な著書シリーズ「遺跡を学ぶ」009『氷河期を生き抜いた狩人・矢出川遺跡』、同別冊02『旧石器時代ガイドブック』(新泉社)、『列島の考古学 旧石器時代』(河出書房新社)、『黒曜石3万年の旅』(NHKブックス)、『遠き狩人たちの八ヶ岳』(ほおずき書籍)ほか
著者略歴 (「BOOK著者紹介情報」より)
堤/隆
1962年、長野県佐久市生まれ。國學院大學大学院博士後期課程修了。博士(歴史学)。現在、長野県御代田町浅間縄文ミュージアム主任学芸員、八ヶ岳旧石器研究グループ代表、明治大学黒耀石研究センター研究員。第13回藤森栄一賞(1992年)、第16回岩宿文化賞(2007年)受賞。専門は旧石器考古学、奈良・平安時代の考古学(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

一言:狩猟採集民の世界観(コスモロジー)

道具と人類史2015年04月13日 07:25


戸沢 充則 (著)
単行本: 136ページ
出版社: 新泉社 (2012/7/5)

内容(「BOOK」データベースより)
石器にはじまる道具と技術の進歩が、今日の高度な科学技術を生みだし、産業社会の繁栄をもたらしたが、道具を作るこころと使うこころがいつも正しくかみ合うような人類の英知こそが、確かな二十一世紀への展望をもつことにつながるものと信じて疑わない。
著者略歴 (「BOOK著者紹介情報」より)
戸沢/充則
1932年、長野県岡谷市に生まれる。1945年秋、旧制中学校一年生の時に、学校の裏山で縄文土器片を拾い歴史の真実に触れた感動から考古学の道を歩む。高校生時代には、藤森栄一氏が主宰する「諏訪考古学研究所」に参加。その後、明治大学文学部考古学専攻に進学。以後、明大で岩宿時代・縄文時代の研究と学生の指導をつづけ、明大考古学博物館長、文学部長、学長を歴任。2000年3月に退職。明治大学名誉教授。2012年4月9日、逝去(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

一言:人類の英知を信じることよりも、人類の愚かさを前提とした、小規模社会の持続が正解なのではないかという視点から読みたい。

マタギ―消えゆく山人の記録2015年04月14日 08:11


太田 雄治 (著)
単行本: 314ページ
出版社: 慶友社; 新装版 (1997/06)

レビューから
「 もともとは翠楊社から1979年に出たもの。八幡書店が1989年に復刊したこともある。

 著者は長年にわたってマタギの資料を収集してきた人物。秋田を中心に、岩手、山形、新潟などのマタギにも取材している。

 内容は、マタギの習俗を、手を加えずにそのまま提示するもの。クマの食べ方、マタギ言葉、動物の種類による猟法など、なかなか興味深い内容になっている。特に獲物歩道屋って料理して食べるかは、読者の想像を超えるものもあり、迫力。

 あくまでも収集した資料を紹介するだけで、分析を加えたり、全体の整合性を考えたりしていないところが不満。」

一言:「マタギに育てられたクマ」と読み比べるとよいかもしれません。

ヒトは食べられて進化した2015年04月15日 08:56


ドナ・ハート (著), ロバート W.サスマン (著), 伊藤 伸子 (翻訳)
単行本: 356ページ
出版社: 化学同人 (2007/6/28)

商品の説明
内容(「BOOK」データベースより)
トラ、ライオン、ヒョウ、ピューマ、クマ、オオカミ、ハイエナ、ヘビ、ワニ、ワシ…人類の祖先は数々の肉食動物に捕食されていた脆弱な生き物だった。多くの人がもち続ける「人類=狩猟者」のイメージを徹底的に打ち破り、新たな初期人類像を描きだす。
著者略歴 (「BOOK著者紹介情報」より)
ハート,ドナ
自然保護の専門家として長年活動する。現在は、ミズーリ大学セントルイス校の特待生プログラム・人類学科の教員

サスマン,ロバート・W.
ワシントン大学(セントルイス)の自然人類学教授。American Anthropologist誌の名誉編集委員。人類学や霊長類学に関する多くの論文や著書がある

伊藤/伸子
愛知県生まれ。1996年北海道大学大学院理学研究科博士課程前期修了(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

一言:『はだかの起原』同様、これまでとは異なる人類像を提供