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○混浴と日本史○2015年05月18日 10:07

日本人が残し続けた、生命の力


下川耿史 (著)
単行本: 224ページ
出版社: 筑摩書房 (2013/7/24)

内容(「BOOK」データベースより)
温泉列島・日本に花開いた混浴文化。常陸風土記にも記され長い歴史をもち、ときに権力から弾圧されながらも、庶民の日常生活の一風景となっていた。いっぽうで、宗教や売春の歴史ともかかわる面を持っていたのも事実である。明治維新後、西欧文明の波が押そ寄せ不道徳とされながらも、消えずに残った混浴。混浴が照らし出す、日本人の心性に大胆に迫る! 著者略歴 (「BOOK著者紹介情報」より)
下川/耿史
1942年、福岡県生まれ。著述家。風俗史家(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

■目次(大項目)
はじめに 7
第一章 混浴、歌垣と禊ぎ 20
第二章 国家仏教と廃都の混浴 42
第三章 平安朝、風呂と温泉の発展期 74
第四章 湯女の誕生と一万人施浴 99
第五章 江戸の湯屋と地方の温泉 115
第六章 日本の近代化と混浴事情 168
あとがき 220

■帯書き
猥らなのか、
おおらかなのか、
なぜか顔が
ほころぶ

日本列島に
花開いた独自文化
混浴について
初めての通史!

■一言:
西洋文明を否定的に評価したい。