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○●サルが木から落ちる―熱帯林の生態学●2015年06月08日 09:39

木から落ちるホエザルは、熱帯林で生きることの厳しさと、熱帯林の生き物たちのつながりを表す


スーザン・E. クインラン (著) 藤田 千枝 (訳)
単行本: 175ページ
出版社: さえら書房 (2008/04)

■商品の説明
内容(「BOOK」データベースより)
中央アメリカの熱帯林にすむホエザルがときどき木から落ちるのはどうしてだろう?同じトケイソウなのに生えている場所のちがいで葉の形がちがうのはなぜか?アリアカシアのトゲの中にすむアリとアカシアの関係は?熱帯林に暮らす生きものたちのさまざまな謎を解いていくうちに、彼らの生きたつながりが見えてくる…十二の物語。
著者略歴 (「BOOK著者紹介情報」より)
クインラン,スーザン・E.
野生動物学者。長年、野外生物を研究し、野外教育にも携わってきた。ガイドとして中央アメリカ、南アメリカの熱帯林の多くの探検に加わった。その仕事のあいだに、動植物のイラストを描くようになり、現在では彼女の作品はカードやポスターなどになり、教育に使われている。著書はいくつかの賞をうけている。アラスカのフェアバンクスに、夫と二人の娘と共に暮らしている

藤田/千枝
東京生まれ。お茶の水女子大学理学部卒。科学読物研究会会員(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

■目次
はじめに 7
動物たちはどこにいるのだろう? 13
種の数は? 29
「サルが木から落ちる」事件 35
アリ植物の軍隊のなぞ 49
チョウをだますトケイソウ 61
カエルの猛毒をさぐる 79
寄生、それとも助け合い? 89
チョウの奇妙な追跡 101
翼のある果物どろぼう 113
サルの糞にひそむなぞ 125
姿なき花粉運び屋 137
森の大きさはどのくらい必要か? 151
熱帯のシンフォニー 170
訳者あとがき 174

■「はじめに」の最後の段落
  熱帯林はめずらしい植物や動物が集まっているところだというだけでなく、それ以上に魅力的なところだと、生物学者たちは思っている。 この本を読み終わるころには、あなたにもその魅力がわかることだろう。 その魅力のみなもとは生物学者たちが目に見えるようにしてくれた自然界のかくれたつながりにある。 そのつながりを知ると、地球上の生きもののオーケストラが、熱帯林やわたしたちのまわりの自然の中で生命ノシンフォニーをとぎれることなく再生し、 (かなで)でているのを)くような、思いになる。 ■一言:
さまざまな動植物の相互作用

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