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○■写真集 ヒトが人間になる ― さくら・さくらんぼ保育園の365日■2015年09月06日 09:23

食べる寝る遊ぶ働く 0歳からの子どもたち


斎藤 公子 (著), 川島 浩 (写真)
大型本: 271ページ
出版社: 太郎次郎社エディタス (1984/4/15)

■商品の説明
内容紹介
どのような保育がヒトを人間に育てるのか。260枚の写真と50ページの解説が、その全体像を描きだす。子育ての原点・0歳児から、卒園期の5歳児までを克明に記録。 ◎井尻正二さん評……このような実践が、全国の保母さんや母親に広まることを願っています。

出版社からのコメント
【復刊しました】刊行から30年。全国に広がるはだし・どろんこ保育の原点を記録した写真集が2014年11月に8年ぶりの復刊です。どうぞこの機会にお求めください。【入手方法について 2015年6月追記】復刊より8か月たちました。その間、好評をいただきさらに増刷し、在庫はあるのですが、本販売サイトからは、いまだに発注いただいておりません。入手方法についてご案内します。1ーそのままカートに入れてください。10日ほどで出版社に注文が来て、小社は2日で出荷し、入荷・発送処理に10日ほどかかるので3週間ていどでお送りできるかとおもわれます。2ー「太郎次郎社エディタス営業部」の出品物をご注文ください。新品を翌営業日に発送します。サイトに手数料を支払う必要のある関係で、国内配送料257円を頂戴するようになります。3ー他のサイトをお探しください。在庫している書店も全国各地にございます。

著者について
川島 浩(カワシマ ヒロシ) ◎1925年-東京に生まれる。写真家・田村茂氏に師事。 ◎1952年のメーデー事件の写真によりモスクワ・コムソモルスカヤプラウダ国際写真コンクール1位受賞。 ◎1959年-群馬県島小学校の写真による個展「未来誕生」にて写真批評家協会新人賞受賞。 ◎1962年-岩手県小繁の農民の長年にわたる入会権闘争に取材した個展「北方の農民」。 ◎1973年-ラオス解放区に取材した個展「洞窟をでた人びと」。 ◎おもな写真集-群馬県島小学校を撮影した『未来誕生』-麦書房。 群馬県境小学校を撮影した『いのち、この美しきもの』-筑摩書房。 『あすを拓く子ら-さくら・さくらんぼ保育園の実践』-あゆみ出版。 『斎藤喜博の仕事』-国土社。 『ぼくらはみんな生きている-与謝の海養護学校の実践』-あゆみ出版、日本写真協会年度賞受賞。 ◎現在-日本写真家協会会員、日本リアリズム写真集団会員。 上記内容は本書刊行時のものです。 斎藤 公子(サイトウ キミコ) ◎1920年-島根・隠岐島に生まれる。 ◎1956年-「さくら保育園」創設。 ◎1967年-農村部に季節保育所-現在のさくらんぼ保育園-創設。 ◎1977年-第二さくら保育園創設。 ◎おもな著書-『子育て-錦を織るしごと』-労働旬報社。 『あすを拓く子ら』『自然・人間・保育』-共著・あゆみ出版。 『さくら・さくらんぼの障害児教育』『子どもはえがく』-青木書店。 『さくら・さくらんぼのリズムとうた』-群羊社。『みんなの保育大学シリーズ』-共著・築地書館。 ◎現在-社会福祉法人さくら・さくらんぼ保育園代表園長。 北埼玉保育問題研究会会長。新日本婦人の会埼玉県本部顧問。 労働者教育協会理事。 上記内容は本書刊行時のものです。

■目次
さくら・さくらんぼの保育とは ― まえがき ― 斎藤公子 6

I章 子どもたちの四季 10
子どもと水 12
子どもと土 22
子どもと動物 36
さんぽする 42
たべる 62
あそぶ 76
けんかする 86
自分でやる 98
はたらく 102

II章 子育ちの原点 120
0歳児の発達相談 122
0歳児の365日 132

撮影メモから ― 川島浩 148

III章 表現する心 152
読みきかせる・語りきかせる 154
えがく 166
共同で創る 178
伝え、うけつぐ
① ― ひなまつり・七夕さま 188
② ― 三つ編み・竹馬・荒馬 196
③ ― こままわし 202

IV章 さくら・さくらんぼの行事 216
からだで学ぶ ― 公開保育 リズムあそびを中心に 218
子どもを見つめる ― 職員研究会 232
はだしで走る ― 運動会 242
未来へつなぐ ― 卒園式 254

わがもの顔にふるまって ― 撮影後記 ― 川島浩 270

■「まえがき」の冒頭部分
さくら・さくらんぼ保育園を訪れた人は、ある人は「ここにエミールが生きている」といい、ある人は「シュタイナー教育とそっくりだ」ともいい、ある人は「窓ぎわのトットちゃんの小学校のようだ」といいい、ある人はこうもいった。「マカレンコの"愛と規律の教育"をみるおもいがする」と。また、ある中年の男性は「なつかしいなあ!昔の"がき"といわれた子どもたちがいた」とよろこんだ。
そう。鼻が出ても意に介さず、夢中になって土を掘り、虫をつかまえ、かえるを追う子ども。少々のひび割れ、霜やけも苦にせず、遊びになにやら熱中する子ども。焼けたたらこのような赤いほほの1、2歳の子。衣服は寒ければ着て、あつければぬぐというだけのもの。素足で走りまわる子ども。だれが来ようが、大人を気にせず、カメラが追おうが、マイクをつきつけられようが、意識せずけんかをし、泣き、描く子ども。真剣に動物小屋のそうじをしている子どももいる。

■書評
るびりん書林 別館

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