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○■日本の川を旅する―カヌー単独行 (1982年) ■ ― 2015年09月11日 14:07
日本ノンフィクション賞(新人賞)を受賞した、自然の楽しさ、大切さを伝える名著
野田 知佑 (著)
-: 290ページ
出版社: 日本交通公社出版事業局 (1982/04)
■新装版「まえがき」より
八年ぶりに長良川へ行ってみた。
相変わらず良い川で、良い川というのは大したもんだ、と思った。 一人の爺さんと釣りに行ったが、朝のうちは体の具合が悪い、と言っていた爺さんは、川原に着くと生色を取り戻し、二、三匹、魚を釣ったら、すっかり元気になってしまった。「良い川」とか「良い女」というのはこんな効用がある。
■著者略歴(新装版のカバーより)
一九三八年、熊本県に生まれる。
早稲田大学英文科を卒業し、
旅行雑誌記者を経て、現在はエッセイスト。
これまでに、ヨーロッパ、北アメリカ、オーストラリア、
ニュージーランド、カナダの川を漕破した、
カヌーイストの第一人者である。
著書に『魚眼漫遊大雑記』(講談社)、
『のんびり行こうぜ』(小学館)、『北極海へ』(文藝春秋)、
『川を下って都会の中へ』(小学館)がある。
日本の川を旅するで
第九回日本ノンフィクション賞(新人賞)を受賞
■1989年新装版目次
新装版まえがき 9
いざ原野の光の中へ――釧路 川 23
幻の魚イトウをつった――尻別 川 47
雨ニモ負ケル、風ニモ負ケル――北上 川 71
老婆は一日にしてならず――雄物 川 95
山河滅びて人肥え太り――多摩 川 117
やっぱり日本は広い――信濃 川 139
冒険は三日もすると日常になる――長良 川 161
家族でツーリング――熊野 川 185
春の岸辺は花々に彩られ――江 の川 209
水の上で水に渇く――吉井 川 231
桃源郷に若者は住めない――四万十 川 253
美人も簗場 も洪水が流した――筑後 川 275
唖然、ふる里の川はいま――菊池 川 297
薩摩 隼人 は死んだか――川内 川 321
あとがき 344
■一言:
1985年に新潮社から文庫版、1989年に講談社から新装版が出ています。
■書評
るびりん書林 別館
野田 知佑 (著)
-: 290ページ
出版社: 日本交通公社出版事業局 (1982/04)
■新装版「まえがき」より
八年ぶりに長良川へ行ってみた。
相変わらず良い川で、良い川というのは大したもんだ、と思った。 一人の爺さんと釣りに行ったが、朝のうちは体の具合が悪い、と言っていた爺さんは、川原に着くと生色を取り戻し、二、三匹、魚を釣ったら、すっかり元気になってしまった。「良い川」とか「良い女」というのはこんな効用がある。
■著者略歴(新装版のカバーより)
一九三八年、熊本県に生まれる。
早稲田大学英文科を卒業し、
旅行雑誌記者を経て、現在はエッセイスト。
これまでに、ヨーロッパ、北アメリカ、オーストラリア、
ニュージーランド、カナダの川を漕破した、
カヌーイストの第一人者である。
著書に『魚眼漫遊大雑記』(講談社)、
『のんびり行こうぜ』(小学館)、『北極海へ』(文藝春秋)、
『川を下って都会の中へ』(小学館)がある。
日本の川を旅するで
第九回日本ノンフィクション賞(新人賞)を受賞
■1989年新装版目次
新装版まえがき 9
いざ原野の光の中へ――
幻の魚イトウをつった――
雨ニモ負ケル、風ニモ負ケル――
老婆は一日にしてならず――
山河滅びて人肥え太り――
やっぱり日本は広い――
冒険は三日もすると日常になる――
春の岸辺は花々に彩られ――
水の上で水に渇く――
桃源郷に若者は住めない――
美人も
唖然、ふる里の川はいま――
あとがき 344
■一言:
1985年に新潮社から文庫版、1989年に講談社から新装版が出ています。
■書評
るびりん書林 別館
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