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ゴリラの子育て日記―サンディエゴ野生動物公園のやさしい仲間たち2015年04月16日 08:24


中道 正之 (著)
単行本: 228ページ
出版社: 昭和堂 (2007/11)

商品の説明
内容(「BOOK」データベースより)
知っていますか?ゴリラの笑顔を。進化の隣人ゴリラにも、ひとりひとりに繊細な心と輝く個性があることを、子育てと成長をとおして伝える。 著者略歴 (「BOOK著者紹介情報」より)
中道/正之
1984年、大阪大学大学院人間科学研究科博士課程修了。日本学術振興会奨励研究員及び特別研究員、大阪大学人間科学部助手を経て、現在、大阪大学大学院人間科学研究科准教授。学術博士。1978年から野猿公園のニホンザルの行動研究に従事している。1996年からサンディエゴ野生動物公園で飼育ゴリラの行動観察も開始(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

一言:言葉を知らない心の世界

夜這いの民俗学・夜這いの性愛論2015年04月17日 09:59


赤松 啓介 (著)
文庫: 326ページ
出版社: 筑摩書房 (2004/6/10)

内容(「BOOK」データベースより)
筆下し、水揚げ、若衆入り、夜這い…。ムラであれマチであれ、伝統的日本社会は性に対し実におおらかで、筒抜けで、公明正大であった。日本民俗学の父・柳田国男は“常民の民俗学”を樹ち立てたが、赤松は、「性とやくざと天皇」を対象としない柳田を批判し、“非常民の民俗学”を構築し、柳田が切り捨ててきた性民俗や性生活の実像を庶民のあいだに分け入り生き生きとした語り口調で記録した。『夜這いの民俗学』『夜這いの性愛論』の二冊を合本した本書は、性民俗の偉大なフィールド・ワーカー赤松啓介のかけがえのない足跡を伝える。
著者略歴 (「BOOK著者紹介情報」より)
赤松/啓介
1909年、兵庫県生まれ。2000年逝去。専攻は民俗学、考古学(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

一言:小規模な社会では成人するころには性に関する知識を自然に得ていた

北極で暮らした日々―イヌイット美術を世界に紹介した男の回想2015年04月18日 09:51


ジェイムズ ヒューストン (著), James Houston (原著), 小林 正佳 (翻訳)
単行本: 390ページ
出版社: どうぶつ社 (1999/03)

商品の説明
内容(「BOOK」データベースより)
厳寒の北極圏―。そこに育まれた類まれな固有の文化。数千年に及ぶ伝統に深く根差しながら、イヌイット美術は、今に生きる芸術としての力強い表現力を具えている。創造的な伝統のありようを示している。1950年代、広大な雪と氷の大地に、夢多きひとりの青年が降り立った。その地に暮らし、彼は、イヌイットの彫刻に心酔していく。そして、身を挺して、それを世界に紹介していこうと決心する。後年、彼は、イヌイットの世界に、版画制作の技法さえ持ち込んだ。これは…見知らぬ土地の人々との、出逢いと深い友情の物語。真実の愛と冒険の物語。極北の地に新しい文化の地平をきり開いた、ひとりの男の悲喜こもごもの人生模様。そして同時に、時代に翻弄される民族の、内側からの歴史でもある。
内容(「MARC」データベースより)
厳寒の北極圏で育まれた固有の文化・イヌイット美術は、今に生きる芸術としての力強い表現力を具えている。イヌイット美術に心酔し、極北の地に新しい文化を切り開こうとした男と、現地の人々との友情の物語。

一言:1950年代のイヌイット

山怪 山人が語る不思議な話2015年04月20日 09:48


田中康弘 (著)
単行本(ソフトカバー): 256ページ
出版社: 山と渓谷社 (2015/6/6)

商品の説明
内容紹介
著者の田中康弘氏が、交流のある秋田・阿仁のマタギたちや、各地の猟師、
山で働き暮らす人びとから、実話として聞いた山の奇妙で怖ろしい体験談を多数収録。
話者が自分で経験したこととして語る物語は、リアリティがあり、
かつとらえどころのない山の裏側の世界を垣間見させてくれる。
山の怪談。現代版遠野物語。

目次
序文
Ⅰ 阿仁マタギの山
狐火があふれる地/
なぜか全裸で/
楽しい夜店/
生臭いものが好き/
狐の復讐/
見える人と見えない人/
狸は音だけで満足する/
消えた青い池/
人魂、狐火、勝新太郎/
親友の気配/
辿り着かない道/
蛇と山の不思議な関係/
汚れた御札/
マタギの臨死体験/
叫ぶ者/
白銀の怪物

Ⅱ 異界への扉
狐と神隠し/
不死身の白鹿/
来たのは誰だ/
もう一人いる/
道の向こうに/
響き渡る絶叫/
僕はここにいる/
謎の山盛りご飯/
山塊に蠢くもの/
鶴岡市朝日地区/
出羽三山/
鷹匠の体験/
奈良県山中・吉野町/
ツチノコは跳び跳ねる/
足の無い人/
巨大すぎる狐火/
山から出られない/
行者の忠告

Ⅲ タマシイとの邂逅
帰らない人/
死者の微笑み/
迎えに来る者/
ナビの策略/
椎葉村にて/
テントの周りには/
幻の白い山/
なぜか左右が逆になる/
不気味な訪問者/
天川村の事件/
帰ってくる人/
固まる爺婆/
お寺とタマシイ/
飛ぶ女/
帰ってくる大蛇/
呼ぶ人、来る人/
狐憑き/
真夜中の石臼/
狐火になった男

【「定本 黒部の山賊 アルプスの怪」をお読み頂いた方もお楽しみいただけます。】

これからどうなる海と大地―海の放射能に立ち向かう2015年04月22日 09:22


水口 憲哉 (著)
単行本: 195ページ
出版社: 七つ森書館 (2011/07)

詳細ページ
http://pen.co.jp/index.php?id=604

内容紹介
現在私たちに求められているのは、核とともに暮らすことの意味、まさに核文明の恐怖について感じ知ることである。共業の所産として立ち向かってゆかなければならない。

目次
はじめに

第1章 海へ放出された福島第一原発の放射能
 1 海のチェルノブイリ
 2 海への影響について知っておくべきこと

第2章 放射能がクラゲとやってくる
 1 まず、再処理工場とはどんなものか説明しましょう
 2 再処理工場は、放射能を空気中や海に捨てるのです
 3 放射能は少ないと言っていますが……ゴマカシです
 4 再処理工場があるイギリスで暮らした家族の話をしましょう
 5 イギリスやノルウェーの海の放射能汚染の話をします
 6 再処理工場は、放流管から海へ放射能を捨てるのです
 7 これが、青森・岩手・宮城の海における放射能の流れです
 8 風評被害が心配です
 9 二人の方の新聞への投稿を考えてみましょう
 10 「海に放射能を捨てないでください」と言うことが大事です
 おわりに

第3章 これからどうなる海と大地
 福島県のホッキガイからコバルト60が検出
 みんながともに、どう食べ続けていくか
 原発現地の人びとの厳しい選択
 放射能測定をどのように公表するか
 チェルノブイリ事故と輸入食品
 原発が海と漁業に及ぼす影響
 原発から出る放射能のゴミ捨て場
 きちんと対応すれば、風評被害を恐れることはない
 原発抜きの地域振興を

調査報告 福島第一原発周辺海洋生物の放射能汚染──放射能汚染調査グループ(福島・東京)
 調査結果とそれのもつ意味
 測定された数値と住民の生活
 放射能汚染に対する漁業協同組合と原発設置者の対応

あとがき

女の由来―もう1つの人類進化論2015年04月23日 08:32


エレイン モーガン (著), Elaine Morgan (原著), 望月 弘子 (翻訳)
単行本: 366ページ
出版社: どうぶつ社 (1997/12)

商品の説明
内容(「BOOK」データベースより)
いま、女の側から人類進化論を考えなおすとき、定説では説明できないさまざまな矛盾や疑問が解決され、従来とはまったく異なる驚くべき進化の道すじが明らかにされる。
内容(「MARC」データベースより)
定説は言う。人類の特性はすべて「彼」が偉大な狩人になったときに生じたのだと。だが、そこには「彼女」の側の視点がない。人は海辺で進化したというアクア説を大胆かつ周到な論理で展開した1972年初版の最新版。
一言:『裸の起源』によれば、裸化は突然変異によるものであった。女性の側からみたときはどのような分析になるのだろうか。

古代人はどう暮らしていたか―実験考古学入門 (自然誌選書)2015年04月24日 09:09


ジョン・M. コールズ (著), 河合 信和 (翻訳)
単行本: 420ページ
出版社: どうぶつ社; 〔新装版〕版 (1987/11)

内容(「BOOK」データベースより)
本書は、原始人・古代人の海洋移動、食料生産と道具や武器の製作、家屋と墓、さらには美術と音楽までを復元し、理解するために、「実験考古学」を提唱する。それは過去への通信、過去からの応答という、すばらしいドラマである。過去を「実験」するため著者の条件はきびしく、そのため、失敗例・成功例を19世紀の先人の仕事にさかのぼって説明する。著者は、効果的におこなわれた「実験」の絶大な効力を評価する一方、その限界をきびしく自覚する。

一言:『実験考古学」
現存する狩猟採集生活と比較しながら読むと面白そう。

江の川物語―川漁師聞書2015年04月25日 10:46


黒田 明憲 (著), 中山 辰巳

商品の説明
内容(「BOOK」データベースより)
歴史の中に埋もれてきた「川の民」、その生活の知恵と実相をたずね、川魚漁の奥義を明らかにして、日本民衆史の深層を照らし出す。民俗誌の視座から、注目される労作。

著者略歴 (「BOOK著者紹介情報」より)
黒田/明憲
1934年、広島県生。1993年、広島県三次市立八次小学校長を退職。現在、江の川水系漁撈文化研究会会長(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

一言:元小学校長

農家に教わる暮らし術―買わない 捨てない 自分でつくる2015年04月27日 09:55


農山漁村文化協会 (編集), 農文協= (編集)
単行本: 128ページ
出版社: 農山漁村文化協会 (2011/9/30)

内容(「BOOK」データベースより)
何でも自分でつくる農家のワザを集めました。日常の暮らしを豊かに快適にするアイデア。

大根葉の洗剤
石けん、歯磨き粉、シャンプー
廃食用油から作るバイオディーゼル燃料
3万円で作るバイオガスプラント
木酢液
柿渋の効用など

一言:薄い本

時のない島―オーストラリア、ノーザン・テリトリーの旅2015年04月29日 08:57


谷村 志穂 (著), 山口 昌弘
単行本: 184ページ
出版社: TOKYO FM出版 (1995/03)

内容(「MARC」データベースより)
最後に生きのこるのは、時のない島だ。オーストラリアの先住民族「アボリジニ」の文化に魅せられた著者・谷村志穂の二度にわたるノーザンテリトリーの旅の記録。美しい自然、風物、人を写したカラー写真も多数収録。

目次
1章 初めての旅(ようこそブッシュへ、チャーリーと一緒にワイルドに行こう!
アボリジナル・ランドで星を見ながら眠る
闇で光るクロコダイルの赤い眼とディジュリィドゥ
ドリーミングを完成させた長老ディヴィッド
分身であり守護神でもあるミミ
最後に生きのこるのは時のない島だ
ダーウィンのよく冷えたシャンパン)
2章 考察(アボリジニについて私が考えたこと)
3章 再訪(12匹のうさぎで作るオーストラリアン・ハット
幸福の匂いに満ちたティウィ族の住む島へ
わずか1年で変化していくランド
聖地エアーズ・ロックで感じた奇跡
アリス・スプリングスで迎えた最後の夜)

一言:アボリジニとは違う先住民であり、一夫多妻制を持つティウィについての記述あり